2024年1月23日の『カズレーザーと学ぶ』で放送された、HSP70(ヒートショックプロテイン)で免疫力を上げるHSP70入浴法、美肌効果、疲労回復効果などを紹介します。
今回のカズレーザーと学ぶは、5つの「生活習慣改善」テーマを深掘り!
基礎体温が低いと、代謝が悪くなり疲れやすく、免疫力も低下します。
約50年前のデータでは、基礎体温は36.89度と37度近い体温でしたが、今、成人では0.6度、子供では1度低下しているといいます。
さらに現代女性は、平均基礎体温が36度未満の低体温と言われる女性が38%というデータも!?
そこで、基礎体温を上げ、免疫力を上げ、さらに美肌にもつながる入浴法を紹介!
この記事では、『カズレーザーと学ぶ』で放送された、免疫力を上げる入浴法&美肌入浴法お風呂で身を守るをまとめます。
(画像出典:カズレーザーと学ぶ)
HSP70を高める免疫力アップする入浴法
タンパク質HSP70は免疫力アップ、美肌効果が得られると言われています。
修文大学健康栄養学部元教授で、一般社団法人HSPプロジェクト研究所所長 伊藤要子さんが、基礎体温を上げて免疫力アップする入浴法を教えてくれました。
低体温化する現代人は体が疲れやすい
現代女性の平均体温は…
34.0〜35.49℃:2.0%
35.50〜35.99℃:36.8%
36.00〜36.49℃:60.3%
36.50℃以上:0.9%
となっています。
体温が36℃以下⇨低体温の人が増えている!
50年前の日本人の平均体温:36.8℃
低体温の人は体が疲れやすくなります。
代謝を行う酵素が活性化するのに最適な温度は、37℃と言われています。
低体温の人は酵素活性が発揮できず、疲れやすくなるそうです。
体温の熱は骨格筋の収縮で59%作られています。
乗り物や家電が充実し、動かなくなった現代では、運動量の減少、熱産生の低下が起こりやすくなり、低体温化が進んでいます。
基礎体温を上げる方法は運動&入浴
基礎体温を上げる方法は、大きく分けて2つあります。
脳の視床下部には体温調節中枢といい、体温をコントロールする器官があります。
体温調節中枢が体温上昇を感知して、基礎体温が変化していきます。
筋肉を動かして熱を産生すると、血液を温め体内をめぐり、体温調節中枢が反応し、体温が上昇します。
運動による体温上昇を脳が感知し、基礎体温が上がります。
また、一定時間の入浴でも、基礎体温を上げることができます。
免疫力を上げるHSP70とは?
一定時間お風呂に入ると、ヒートショックプロテインHSP70というタンパク質が増えます。
レタスなどの野菜の場合、50℃の熱で90秒熱ストレスを与えることで、HSP70が増加することがわかっています。(シャキッとなる)
この働きは人の体でも起こります。
入浴の熱ストレスでも、HSP70を増加させることができるそうです。
HSP70を増やす入浴法
HSP70を増やす入浴法は、次の通りです。
・入浴前の体温より1.5℃上げるのが目安
湯船の温度42℃⇨入浴時間10分
湯船の温度41℃⇨入浴時間15分
湯船の温度40℃⇨入浴時間20分(夏は10〜15分)
が目安です。
ただし43℃以上の湯で細胞は死滅していくため、熱すぎる湯に長時間入浴するのはNGです。
入浴後の保温でHSP70増加
HSP70を増加させるには、入浴後に一定時間体温を37℃前後に保ち、熱ストレスを与えてHSP70を増やす準備をすることが重要です。
・靴下、ひざ掛けなどで足元の冷えを防止
・10分ほど保温
・常温や温かい飲み物で水分補給する(10分間は冷たい飲み物はNG)
HSP70入浴法を行うと、2日ほどでHSP70が増え始め、筋疲労も減っていきます。
HSP70入浴法を行うとHSP70が増加するピークが2日目にきます。
そのため週に2回ほどHSP70入浴法を行うと良いそうです。
まとめ
今回の記事では、2024年1月23日の『カズレーザーと学ぶ』で放送された、免疫力を上げる入浴法&美肌入浴法お風呂で身を守るをまとめました。
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カズレーザーと学ぶ番組情報
番組名:カズレーサーと学ぶ
放送局:日テレ系列
放送時間:火曜よる22時00分〜23時00分
出演者:【MC】カズレーザー(メイプル超合金)他
公式HP:カズレーザーと学ぶHP