【カズレーザーと学ぶ】エクソソームあらゆる病気を克服する?医療大革命の鍵まとめ(2023年1月10日)

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エクソソーム 生活の知恵
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2023年1月10日の『カズレーザーと学ぶ』で放送された、エクソソームあらゆる病気を克服する?医療大革命の鍵を紹介します!

今回のカズレーザーと学ぶでは、エクソソームを特集。

脊髄損傷、ガン等あらゆる病気の克服に期待ができるエクソソームとは???

今回の記事では、2023年1月10日の『カズレーザーと学ぶ』で放送された、エクソソームあらゆる病気を克服する?医療大革命の鍵をまとめます。

 

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エクソソームとは???

エクソソームについて、医師・医学博士である日比野佐和子さん(大阪大学大学院特任准教授)が、講義してくださいました。

エクソソームとは、細胞から分泌される顆粒状の物質で、細胞間の情報伝達に使われていると考えられていて、けがをしたりとか、病気になっているという場所があると、その部位の修復の指示を出す役割をしていると言われています。

様々なメッセージがエクソソームを通じて共有されることで、体の健康が維持されています。

エクソソームにはあらゆる情報が詰まっているので、体外に取り出すことで診断のツールとして使えることに注目されており、血液の中のエクソソームを調べることで、13種類のガンの診断等に実際に臨床で活用されています。

エクソソームガン診断
出典:カズレーザーと学ぶ

例えばすい臓がんであれば、すい臓がんに特異なエクソソームが放出されるので、どこがガンなのか分かるとのこと。

ガンの予兆として、エクソソームを測定することで、ガンの超早期発見が可能になるとのこと。

近年、ガンになった細胞からは、血液流に「ガンになっている」というメッセージを含んだエクソソームが放出されることが分かっており、そこに含まれているタンパク質や、小さな核酸の成分を知らばることで、13種類のガンを判別する研究が進んでいます。

つまり、血液検査をするだけで、超早期にガンの種類まで発見できる可能性があります。

さらにエクソソームには、情報伝達と並ぶもう一つの大きな能力があります。

エクソソームを知るうえで欠かせないのが、間葉系幹細胞、英語でいうとMesenchymal Stem Cellという頭文字をとってMSCと言われていますが、MSCというのは、骨、脂肪、筋肉、軟骨といった内臓組織や神経系の組織になることができ、体内の部位を修復、再生する能力があると言われています。

皮膚などもケガをすると知らない間に傷は治りますが、そういった自然治癒の働きを担っているという風に言われています。

近年このMSCから分泌されるエクソソームに、体の組織を修復する治癒効果があるということが分かってきました。

まず、怪我した部分からメッセージを送るエクソソームが送られて、そこに間葉系幹細胞(MSC)が集まり、間葉系幹細胞(MSC)が分泌する活性物質などがさらにそこを修復することに働いています。

エクソソームは、コミュニケーションツールでもあり、エクソソーム自体にも再生修復能力があるということが、最近分かってきました。

MSC療法

MSCエクソソームを利用した注目の治療法がMSC両方なのですが、MSCは脂肪にたくさん含まれているということが分かっていて、その脂肪から取り出して、培養して5000万個から1億個ぐらいに数を増やして、それをまた点滴で体内に戻すのですが、体内では損傷部位から、「損傷していますよ」というエクソソームが出ていますので、情報をキャッチした間葉系幹細胞(MSC)が、修復の為のエクソソームを分泌して血管を通って患部にたどり着いて損傷部分を再生修復します。

MSC療法の症例実績

脳梗塞、パーキンソン病、ALS(筋萎縮性側索硬化症)、心筋梗塞、動脈硬化、重度骨折、AGA(男性型脱毛症)、脊髄損傷、腎臓病、肝臓病、糖尿病、アトピー性皮膚炎、(※すべて絵の方が回復したわけではありません。すべての症例に効果がある訳ではありません。)

脳梗塞について、死んだ脳細胞は、元には戻らないと言われていましたが、MSC療法によって脳細胞の再生ができることが近年の研究で明らかになりました。

症例の中では、投与後30分程で効果が表れたという報告もあります。

エクソソームが起こした奇跡の症例

40代男性 脊髄損傷で寝たきり

投与翌日 肘ひざの屈伸ができる様になり、車いすで移動できるようになった。

12週目 普通に歩けるようになった。

24週目 ピアノが弾けるようになった。

2017年に治験が終了したのですが、2019年脊髄損傷への再生医療製品として保険適用されました。

しかし、限定条件があり、再生医療製品の保険適用条件は、発症してから1ヶ月以内を目安に骨髄液採取が可能な患者(※他にも条件がありますので、治療が可能かは医師の診察によります。)ということであったり、薬価が1500万円、保険適用であっても、10%~20%になるにしても、150万円~200万円などお金もかかってくるとのこと。

今後、症例が増えてくると安くなって来ると思うとのこと。

造血幹細胞によるアルツハイマー治療

血液から採った造血幹細胞を使ってアルツハイマーが治療できる可能性があるということが、2022年に発表されました。

短期の記憶障害からアルツハイマーは起こるのですが、その短期の記憶をつかさどっている海馬の新生ニューロンの減少、損傷が短期記憶障害の原因なのですが、そこを幹細胞で再生修復できたとのこと。

これは、MSCを使っても効果が得られるのではないかと考えられています。

2022年2月神戸医療産業都市推進機構田口明彦博士がアルツハイマーに対して幹細胞治療による効果を証明。

MSC療法の若返り症例実績

MSC療法には若返り効果が期待できるといった側面もあり、見た目の若返りでいうと、髪の毛が黒くなる、肌のしみ、しわ、たるみの改善、筋肉が若返るといった症例もあります。

筋肉と皮膚が若返ることによって、色々な意味で体が引き締まっていくとのこと。

エクソソームは、弱っているところにまず集まるところから始まるので、健康な方が受けると若返りの方にも使われるということになるとのことです。

最近の論文で、マウスを使った研究で、エピジェロティックブロック(生物学的年齢)と言われる遺伝子の状態から測定する老化の進行具合の指標で若返ったという症例が多く報告されており、将来的には、100歳でも見た目が30~40代ということもあるかもしれないとのことで、実際に、40~50代の方が治療をして10~20歳若返っている方もいるとのこと。

MSC療法の課題

MSC自体、年齢とともに数が減ってきますし、エクソソームの質も低下してくるので、再生修復能も落ちてきます。

そうすると、高齢者だと培養しても十分な効果が得られないこともあるかもしれないとのこと。

また、他人からの細胞を移植できない(拒絶反応が起こる)、細胞採取の際の患者への負担が大きいというところを含めると、問題があるということになるとのこと。

細胞のない幹細胞治療

細胞のない幹細胞治療は、細胞を使わずに同じような効果が得られるという領域なのですが、MSCからエクソソームなどの情報伝達物質を抽出してその抽出したものを、体内に投与して、損傷部位を際させるというもの。

これは、他人のMSCを使うのですが、若い人が分泌する活性物質を取り出し、投与するというもので、赤ちゃんのおへその臍帯(さいたい)などの幹細胞を用いたりします。

もう一つのメリットとしては、デザイナーエクソソームと言って、エクソソームの中には、マイクロRNA、メッセンジャーRNA、たんぱく質などが情報伝達物質として働いているのですが、そこに対して、情報伝達物質を組み合わせたり、エクソソームにガンを抑制したい物質を付加する等、付加したい能力を人工的に付け加えることにより、より効果的に、エクソソームを作るというものがあります。

実際に、金沢大学ナノ生命科学研究所で行われている研究で、エクソソームに治療したい病気の目印となる分子、免疫を活性化させる分子をくっつけることによって、体内にこれを入れると治療したい病気に対する免疫が活性化されることによって、体中に潜んでいる病気の原因となる成分を見つけ出して、攻撃して、効率よく治療ができるといったものがあります。

最強MSC

MSCは、脂肪、歯髄、胎盤、臍帯(さいたい)などから採ることができるのですが、脂肪から採るMSCは、皮膚とか髪の毛の若返りの効果が期待できるのですが、臍帯から採るMSCはオールマイティーで、胎児付属物と言われる胎盤、臍帯など赤ちゃんの周りにある幹細胞は、本当に活性力が非常に高く、MSCが豊富に入っています。

中でも最強と言われているのが、ウォートンジェリー由来のMSCで、ウォートンジェリーというのは、臍帯の中でも、胎児に近い部位の臍帯の中の結合組織で、MSCが豊富に詰まっているということが注目されています。

臍帯由来の幹細胞は、脂肪由来に比べると数千倍活性物質が入っていると言われているのですが、ウォートンジェリーの中には、臍帯の幹細胞が分泌するエクソソームのさらに約200倍濃度が濃いということが分かっています。

ウォートンジェリー由来のMSCに関しては驚きの報告があり、全治3か月と言われている骨折した方が、ウォートンジェリーを使ったエクソソームの治療をして、2週間で治ってしまったという報告もあります。

また、再生能力の高いものというと、ガンを促進させるんじゃないかなどの心配があると思いますが、胎盤など胎児の周りの細胞が分泌するエクソソームには、ガンを抑制する因子が沢山入っていることもあって、最近では、羊水から取り出した幹細胞のエクソソームが、ガンを治すという報告もあります。

まとめ

今回の記事では、2023年1月10日の『カズレーザーと学ぶ』で放送された、エクソソームあらゆる病気を克服する?医療大革命の鍵をまとめました。

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