【世界一受けたい授業】天才起業家の人生を変えた本（ビルゲイツ、ジェフベゾス、イーロンマスク）（2023年2月25日）

2023年2月25日の日本テレビ系列『世界一受けたい授業』で放送された、天才起業家の人生を変えた本ビルゲイツ、ジェフベゾス 、イーロンマスクを紹介します！

今回の世界一受けたい授業では、資産10兆円以上の富を築いた天才たちの頭の中を特集。

彼らの共通点は・・・読書家！　彼らは、本から、何を学び、今に生かしているのか？

この記事では、2023年2月25日の日本テレビ系列『世界一受けたい授業』で放送された、天才起業家の人生を変えた本ビルゲイツ、ジェフベゾス 、イーロンマスクをまとめます！

ビルゲイツの人生に影響を与えた本は？

ビルゲイツは、1975年にマイクロソフトを創業し、Windowsを開発、1995年に発売したWindows95 は、世界中で大ヒットとなりました。

そんなビルゲイツは、子供のころから読書が好きで、大人になった今も、1日1時間読書の時間を設け、年間50冊以上の本を読んでいる読書家。

RANGE 知識の幅が最強の武器になる（経営書）

「RANGE 知識の幅が最強の武器」になるの本の内容は、テニスプレイヤーロジャーフェデラーが、幼少期は、テニスだけではなく、サッカーや水泳等、幅広いスポーツを経験したことで、テニスで成功したと紹介。

この本を読んだビルゲイツは、「超専門化した人の成功できる分野は限られており、多くの分野に精通し、知識と経験の幅がある人の方が成功し易い、これは自分のキャリアに当てはまる」と考え、ビルゲイツも若い頃からコンピューター以外にも様々な本を読んでおり、それぞれの知識をつなぎ合わせて、革新的な製品を次々と生み出してきました。

MINDSET マインドセット 「やればできるの研究」（心理学書）

人間のマインドは、「自分の能力は固定で変わらない」と考えるこちこちマインドセットと、「能力は努力次第で伸ばせる」と、しなやかマインドセットの２つがあるといいます。

例えば、あるテスト終わり、点数が低かった場合、こちこちマインドセットは、結果を重視し、自分はダメ人間と考えてしまいます。

しかし、しなやかマインドセットの人は、結果よりも、気付きや学びを重視し、弱点を突き詰めて克服しようと努力できます。

この本に影響を受けたビルゲイツは、「成長の考え方について学ぶだけで、人々が自分自身について考える方法を大きく変えられる」ということを学びました。

ジェフベゾスに影響を与えた本は？

ジェフベゾスは、1995年にオンライン書店としてamazonをスタートさせ、今では幅広いジャンルの本を扱う世界最大級のネットショップへと成長させました。

ジェフベゾスは、幼いころから図書館に足しげく通い、膨大な数の本を読破してきました。

日の名残り（小説）

物語の主人公は、イギリス人の執事スティーブンス。

以前一緒に働いていた、元同僚ミス・ケイトンに会いに、旅に出ます。

旅の道中、以前、ミスケイトンに好意を寄せていたことを思い出します。

「女中との恋愛はご法度だよな・・・。」そう思い込んでいた為、女中との仲は進展することはありませんでした。

「あの時少しでも違う対応をしていればどうなっていただろうか」とスティーブンスは過去を振り返って思い悩みます。

年を取って過去についてあれこれ思い悩む主人公から、ジェフベゾスは、後悔しない人生を送るにはどうしたらいいのかを考える様になりました。

ある日、ジェフベゾスは、『オンラインで本を販売する会社を立ち上げようと思う』と上司に伝えたところ、上司から『最終決定をする前に2日間考えるように』と言われました。

そこで、ジェフベゾスは、「後悔最小化フレームワーク」を思いつきました。

インターネット市場に参入したことを、後悔しないと確信があり、後悔するとしたら挑戦しなかった時だと思ったとのことで、amazonを創業することになりました。

ブラックスワン（ビジネス書）

かつて西洋では、世の中には白鳥は白しかいないと言われていたのですが、17世紀末に、オーストラリアで黒い白鳥が発見されました。

この出来事に対して、この本の著者は、『黒い白鳥の様に、今までの常識を覆す出来事が突如として現れることがある、しかしそれを予測することは不可能だ。』と言います。

異常なことを、人間が予測するのは困難」という考えから、ジェフベゾスは、「予測できないからこそ、色んなことに挑戦しよう』と決意します。

この決意は今でも生かされ映像配信事業や、民間宇宙企業の設立など、様々なことにチャレンジし続けています。

ジェフベゾスは、『amazonは、世界一失敗する企業』と言っています。

例えば、スマートフォンに、「ファイアフォン」というものがありますが、うまくいかずにわずか1年で撤退しています。

amazonは、「たくさん挑戦して、たくさん失敗していい、ただ、1つでも2つでも大成功が生まれると、失敗は帳消しになる」という考え方でビジネスをしているので、それがイノベーションの素になっているとのこと。

イーロンマスク

スペースXやTwitterのCEOイーロンマスクは、実業家として驚異的な実績を残していますが、現在、スペースXで、100人乗れる大型宇宙船や、宇宙産業の常識を変えた再利用可能なロケットを開発しています。

2022年Twitter社を買収し、CEOになったかと思えば、『後任が見つかれば辞任します』と表明する等、何かと世間を騒がせています。

そんなイーロンマスクも、『自分は本に育てられた』というほど読書好きです。

指輪物語（小説）

指輪物語は、映画「ロードオブザリング」の原作で、世界を支配する魔力を秘めた指輪をめぐる冒険ファンタジーです。

今では、暴君のようなイメージのイーロンマスクですが、子供時代は、人見知りで内向的な性格でした。

体が小さく、人付き合いが苦手だったせいか、学校の階段で突き落とされ暴行を受けるといった壮絶なイジメにあっていました。

孤独な少年時代を過ごしたイーロンマスクの心を癒したのが指輪物語でした。

主人公が仲間の助けを借りながら、世界を救う姿を読んだイーロンマスクの中に、「自分も地球を救う救世主になりたい」という願望が生まれました。

この願望は、大人になった今も消えることはなく、ある計画へとつながっていきます。

それが、「火星移住計画」で、地球に住めなくなっても人類が絶滅しない為に、別の惑星への移住を考えました。

そこで、目をつけたのが、地球と似た様な環境を持つといわれる火星、今後40年から100年後には、火星で100万人が暮らし、自給自足ができる居住地にしようと考えています。

銀河ヒッチハイクガイド（小説）

銀河ヒッチハイクガイド（小説）の内容は、ある日地球が爆破されてしまいます。

地球人アーサーは、人間の姿をした異星人フォードに助けられたことにより、唯一の地球人として生き残りました。

異星人と地球人の2人が、ヒッチハイクをしながら宇宙を旅していくという物語。

ハチャメチャなSFコメディーですが、イーロンマスクはあるシーンに感銘を受けました。

それが、ネズミの姿をした生命体が、コンピューターに、『生命、宇宙、そして万物についての究極の疑問の答えは？』と聞きます。

その答えは、『４２です。』と意味不明なもの。

『何が問いなのかあなた方はよくわかっていないそれが問題なのだと思います。』

『具体的にどういう問いなのですか？』

正しい答えを得るには、正しい質問が必要。

このシーンを読んだイーロンマスクは、「適切な質問を考えることができれば、答えは簡単に得られる」という気付きを得たとのこと。

「課題を解決する力より、課題を発見する力が必要だ」と言い換えることができます。

まとめ

今回の記事では、2023年2月25日の日本テレビ系列『世界一受けたい授業』で放送された、天才起業家の人生を変えた本ビルゲイツ、ジェフベゾス 、イーロンマスクをまとめました。

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