2023年12月19日の『カズレーザーと学ぶ』で放送された、「最新研究で判明!最強食品カレーの正体」を紹介します
今回のカズレーザーと学ぶは、最強食品カレーの正体!
カレーに入っている数々のスパイスは、老化やインフルエンザ様々なものに作用する!?
スパイスの驚きの力とは?
京都大学大学院 薬学研究科創発医薬科学専攻 教授 掛谷秀昭先生が講義されました。
この記事では、『カズレーザーと学ぶ』で放送された、「最新研究で判明!最強食品カレーの正体」をまとめます。
※記事の内容は、放送の内容をまとめたもので、当サイトが、効果効能を保証するものではありません。
最強食品カレーの正体
カレーには驚くべき効能が様々な研究で発表されています。
カレーを使った世界の料理
カレー成分を使った世界の料理は、次のようなものがあります。
・ドイツ:カリーブルスト
・シンガポール:ラクサ(ヌードル)
・インドネシア:サテ
・イギリス:ケジャリー
・南アフリカ:ボボティー
・日本:カレーパン
日本人はカレー付きで、1人が1年にカレーを食べる回数は平均79回と言われています。
カレーの原料スパイス
カレーの原材料で、代表的なスパイスは、ターメリック(ウコン)、クミン、カルダモン、コリアンダー(パクチー)、クローブ、チリペッパー(唐辛子)等、これらのスパイスの調合で味が変わってきます。
このスパイスの中で、最近、最も注目されているスパイスがウコンで、ウコンの中に約5%ほど含まれているクルクミンといわれるポリフェノール化合物で、このクルクミンは驚くべき効能が色々と研究発表されています。
クルクミンの効能
特に抗炎症作用があるので、2型糖尿病、肥満、動脈硬化に効果があると言われています。
また、メタボリックシンドロームと診断された方を対象にした研究では、ウエストの減少率が向上したという報告や、血中の中性脂肪が、抑制されるという結果が出ました。
シンガポールの60歳以上高齢者1000人を調査したカレーと認知症発生率の研究では、月1回カレーを食べる人と全く食べない人で、食べる人の方が約35%も認知症リスクが下がることがわかりました。
クルクミンの抗菌作用により、歯周病の抑制効果があることもわかっています。
炎症の原因となるサイトカインは本来体を守る働きをしていますが、過剰分泌=サイトカインストームが起こると、脳梗塞・血管炎・脳炎などを引き起こし命に関わる病気になってしまいます。
このサイトカインをクルクミンが抑制すると言われています。(クローブ・コリアンダー・桂皮にも、同じような効果があることがわかっています。)
さらに、最新研究では、がんの抑制効果もあるという研究結果が出ています。
スパイスは油に溶けやすいため、バターチキンカレーや牛乳などの乳製品と飲むチャイやシナモンティーなどでとると吸収率がアップします。
ターメリック加熱で胃がん抑制効果5倍!
秋田大学の最新研究では、ターメリックを加熱して食べると、胃がん抑制効果が5倍に上がる結果が出ています。
ターメリックは加熱するとGO-Y022という化合物に変わり、がん細胞を殺す力がクルクミンの5倍になります。
胃がんのマウスの実験では、腫瘍の大きさが約1/3に抑えられたというデータも発表されています。
ターメリック摂取目安
がん抑制に関しては、約10μg/ml(0.00001g/ml)のターメリックを摂取すると良いそうです。
カレーにすると1回数百杯になるため、大量に摂取する必要があります。
クルクミンはそのままでは吸収効率が良くないので、ウコンを過剰摂取することになると消化管障害を引き起こす可能性があります。
これを解決するために、世界の研究機関では、体内に吸収しやすくする方法を開発中です。
京都大学ではクルクミンの形を変えて、吸収率をアップするための注射を開発中です。
京都大学が共同開発しているサプリメントは、クルクミンの100倍以上の高吸収率で世界でNo.1の吸収率となっています。
このサプリは、日本ビタミン学会誌にも掲載されました。
好中球/リンパ球比(免疫機能・炎症の指標として用いられる数値)では、高吸収クルクミンで炎症抑制が見られ(1.70→28日目1.36)、ヨーロッパのデータと比較すると15歳若返るという結果となりました。
「炎症は万病のもと」と言われているため、炎症を抑えることはとても重要です。
京都大都の共同開発サプリは、おそらくこちらではないかと推測します↓
【TVで紹介】CannaTech 高吸収型 クルクミン サプリメント 62粒 1ヶ月分 京都大学発ベンチャー セラバイオファーマ社製 公認 クルクルージュ使用 ↓
ブラックペッパーと一緒に摂取すると吸収率アップ
クルクミンは単体よりも、ブラックペッパーと一緒に摂取すると吸収率アップします。
調理するときに一緒に使用すると良いそうです。
カルダモン・クミンがインフル感染抑制
20種類以上のスパイスをテストした結果、カルダモン・クミンがインフルエンザ感染抑制効果があることがわかりました。
まだ細胞実験のレベルですが、インフルエンザウィルスの侵入を防ぐ予防的効果、細胞内でのウイルス増殖を抑制する治療的効果が得られたそうです。
インフルエンザと侵入方法が同じウイルスにも効く可能性があります。
おすすめの食べ方
クルクミンは水溶性食物繊維と摂る!
大麦に含まれるβグルカンも水溶性食物繊維なので、麦ご飯カレーは腸活にぴったりです。
年越しそばにカレー南蛮そばも、急激な血糖値の上昇が抑えられておすすめです。
まとめ
今回の記事では、2023年12月19日の『カズレーザーと学ぶ』で放送された、「最新研究で判明!最強食品カレーの正体」をまとめました。
今回のカズレーザーと学ぶ記事
カズレーザーと学ぶ記事一覧
カズレーザーと学ぶ番組情報
番組名:カズレーサーと学ぶ
放送局:日テレ系列
放送時間:火曜よる22時00分〜23時00分
出演者:【MC】カズレーザー(メイプル超合金)他
公式HP:カズレーザーと学ぶHP