2022年11月17日の『あしたが変わるトリセツショー』で放送された 足のにおい解消技のトリセツを紹介します!
石原さとみさんがMCを務める今回の「トリセツショー」では、足のにおいの解消技が特集されました。
靴を脱いだ時に気になる「足のにおい」とおさらば!?イギリス流超簡単&効果抜群ワザをご紹介!
ポイントは身近な「あの素材」の不思議パワー!???
この記事では、2022年11月17日の『あしたが変わるトリセツショー』で放送された 足のにおい解消技のトリセツをまとめます。
次の回では冷え性の取説が特集されました↓
足のにおいについてのアンケート結果
あしたが変わるトリセツショー番組調査の、足のにおいについてのアンケート結果は、400人中259人が、足のにおいに悩んだことがあると答えました。
足のにおいの悩みは、放っておくと匂いだけではなく水虫によって皮膚がはがれたり、さらにそこから病原菌が侵入して、痛みや腫れにつながったりする可能性もあります。
足から出る汗は臭くない!?
足から出る汗が臭い匂いの原因なのではないかと思われがちですが、実は足から出る汗は、皮脂などの不純物が少ない為、くさくない!
では、足のくさいにおいはどうして発生するのでしょうか???
私たちの体には、表皮ブドウ球菌という菌が存在するのですが、菌自体は臭くなく、菌の排泄物が臭いということが分かっています。
では、なぜ足だけくさくなるのでしょうか???
それは、靴を履くことによっておこる、高い湿度による表皮ブドウ球菌の大増殖が原因でした。
表皮ブドウ球菌は、湿った状態では100倍以上に増殖します。(湿度40%と90%で比較)
イギリス流足のにおい対策
足のにおいをなくすヒントは、足の環境にありました。
多湿地帯で、菌が繁殖??? 足がアマゾン状態???
イギリス皮膚科学会オススメの治療法
手足に多量の汗をかく病気多汗症、その一つ治療法として、イギリスで使われるのが、革の中敷きです。
近年の研究で、足のにおいの原因物質が1/10に抑えられることが明らかになりました。
イギリス皮膚科学会による臨床医の治療ガイドラインでも推奨されるイチオシの技です。
蒸れをなくすと匂いも減る理由とは?
今回たどり着いた衝撃の事実は、足のにおいの源は、「最近の排泄物」でした。
特に、足は体の中でも蒸れやすい場所で、湿度が高いと最近は増殖し、排せつ物も大量に出てしまいます。
足アマゾンを防ぐ鍵が、革の中敷き!
ウールと比較しても、革の中敷きの吸湿力は約5倍で、足の蒸れを抑えることで、菌の数も減り、においもなくなります。
革の水分吸収力
東京都立皮革技術センターの実験によると湿度70%の部屋に色々な素材の生地を8時間放置した結果、革は、水分の吸収性の高いウールのなんと約5倍の水分を吸収しました。
革の中敷きはどこで手に入る?
店舗で購入する
大型のホームセンターや雑貨店、革靴専門店等で販売されています。
価格は、両足で1000円~2000円ほどで、店内の目立たないとこに置いてあることもある為、分からない場合はお店の方に尋ねてみて下さい。
インターネットで購入する
インターネットの通販でも取り扱われています。(※販売されている革の中敷きの多くはヌメ革製です。)
自分で作っちゃう
ホームセンターやインターネットでヌメ革の生地を購入すれば、自分で簡単に作ることもできます。
自分の穿いている靴の中敷きを取り出して、それに合わせて切り抜き使用するのがオススメです。
革は厚いほど吸収力も高いですが、1mmほどの厚さでも十分吸収します。
靴を窮屈にしない様にお気を付けください。
専門家に聞くタイプ別におい対策のポイント
多汗症ガイドラインの作成にも携わる愛知医科大学医学部犬養洋子講師に足が匂う人の特徴別に対策のポイントを教えてもらいました。
足の汗が多い人
制汗剤を使いましょう。
シャワーの後や朝出かける前など、肌に汗や汚れが付く前に、使用するのが効果的です。
足をきちんと洗えていない人
毎日お風呂に入っていても、足は意外と洗えていない場所。
指の間やかかとまで、指で丁寧に洗いましょう。
※ヤスリなどで無理に角質をはがす必要はありません。
※普通の石鹸で、菌や赤は十分落とせます。
足が蒸れやすい人
靴を乾燥させるように、日常的にメンテナンスしましょう。
靴を脱いだら、乾燥材を入れる。
毎日同じ靴を履き続けない。
革の中敷きを敷く。
足のにおいは病気に気付くサイン
ケアをしていてもどうも匂いがきついという方は、もしかしたら足の裏の多汗症かもしれません、また、水虫が原因となって細菌に感染して匂いが発生しているかもしれません。
ケアをしていてもどうも匂いがきついという方は、自分で抱え込まずに、まずは皮膚科のある病院を受診してみて下さいとのこと。
足のにおいを減らすダメ押し技
今、履いている靴は、脱ぎ履きは楽なゆるめのか?、しっかり歩けるピッタリめなのか?
実は、靴のフィット具合が足のにおいにも関わってきます。
靴はバッテリーいらずの換気装置!?
実は、人が歩く時、靴の中の空気は自動で喚起されています。
ポイントは、足の土踏まずにある空間で、その空間が歩行の際につぶれることで、靴の中の蒸れた空気を押し出し、足を揚げた際には外の空気を吸引しています。
最新技術で見えた、ピッタリ靴の喚起力
ゆるめの場合、土踏まずの空間が潰れても、靴の中に空気が逃げる為、換気が起こりにくく、ピッタリめの場合、靴の中に空気の逃げ場がないので、靴の外に押し出され、換気が起こります。
タイプ別靴をフィットさせる方法
換気を高めるポイントは、足の甲と靴のフィット具合!
ひものあるタイプの靴
靴ひもを締めて調整しましょう。
一番上だけを占めると歩行中に緩みがちなので、下から上まで全体を締めてください。
ひものないタイプの靴
中敷きを敷いて調整しましょう。
吸収性の高い靴の中敷きを使うのがオススメです。
窮屈にしすぎると、足の負担になります。
様々な障害の元になるので、きつさや痛みを感じない程度にしてください。
まとめ
今回の記事では、2022年11月17日の『あしたが変わるトリセツショー』で放送された トリセツショー足のにおい解消技のトリセツをまとめました。