【あさイチ】白湯の作り方飲み方本当はどうなの白湯（2023年5月10日）

2023年5月10日のNHK放送『あさイチ』本当はどうなの？で放送された、白湯の作り方飲み方本当はどうなの白湯を紹介します！

今回のあさイチ「本当はどうなの」では、白湯の作り方飲み方が特集されました。

白湯は便秘に効くって本当？　白湯の効果的な温度と飲み時は？　ついに判明？　科学の力で迫ります。

この記事では『あさイチ』本当はどうなの？で放送された、白湯の作り方飲み方本当はどうなの白湯をまとめます。

白湯の便秘改善効果は？

巷でうわさの白湯の効果は、便秘改善、肌あれ改善、睡眠改善、肥満解消、倦怠感解消、むくみ解消など沢山ありますが、今回あさイチでは、便秘改善効果について検証しました。

今回検証に協力してされたのは、長年便秘で悩む12人の皆さん。

食物繊維たっぷりの玄米や、ヨーグルトを食べ続けても、毎日お腹のマッサージをしても、なかなか効果が出なかったそうです。

そんな皆さんに、お通じの回数や、便の硬さ等、便秘の症状を測るテストを受けてもらったところ、全員が便秘とされるラインに達していました。

そこで、試してもらったのが、白湯生活！

60℃の白湯を朝起きた時と、夜寝る前の1日2回飲んでいただき、1ヶ月にわたってお通じの状況をチェックしてもらったところ、すると、2週目から嬉しい改善が見え始めました。

お通じが週に1~2回だった方が、2日連続お通じがあったり、硬かった弁が柔らかくなったりなど・・・。

そして1ヶ月後には、全員が、便秘だと判断される基準を下回り、便秘が改善されました。

また、便秘だけではなく、肌の調子や、睡眠にも良い影響が出たという方が多かったとのこと。

白湯を飲むことによって、水分を十分に補給できたことが、便秘改善につながったのではないかといわれていました。

また、水分補給だけだとお水を飲むことでも良いのではないかと思われますが、便秘改善には、温かい温度が関係していて、キーワードになるのが、TRP（トリップチャネル）でした。

TRP（トリップチャネル）とは？

TRP（トリップチャネル）とは、2021年にノーベル医学・生理学賞を受賞した注目の分野です。

温度を感知するTRP（トリップチャネル）は、温度を感知する細胞の内と外をつなぐ通り道で、普段波紋が閉じていて、ある一定の温度になると、門が開いて、電荷を帯びた電子が細胞の中に入り込みます。

それが電子信号になって脳に伝わり、体に様々な反応を起こすというは働きがあります。

そんなTRP（トリップチャネル）に、白湯の温度は関係があるのか、TRP（トリップチャネル）研究の日本の第一人者市営理学研究所教授富永真琴さんに伺いました。

富永真琴さんによると、『食道や胃を白湯が通る時、温度が40℃くらいになってると思うのですが、40℃くらいの温度は、胃や食道の粘膜にあるTRPV4というチャネルを活性化して、副交感神経が活性化し胃や腸の動きが良くなって便秘が改善したと考えられます』とのことでした。

TRPV4は、胃や腸など消化管にたくさんあり、約40℃くらいで活性が高まり、副交感神経を働かせるスイッチになっています。

おすすめの白湯の作り方、飲み方

日本アーユルヴェーダ・スクールの及川史歩さんたちがアーユルヴェーダの古典書に掲載されていた白湯の飲み方がどんな人に効果があるのかを検証実験しました。（2016年）

アツアツ白湯

水道水、ミネラルウォータなどお好きな水を沸騰するまで熱する。（電子レンジやポットのお湯でもOK！）

アーユルヴェーダでは、むくみ・膨満感・メタボ・消化管の不調などに効果的と書かれています。

120人に1週間飲み続けてもらい、体調の変化を調べたところ、76％以上の方によい変化が見られました。

便秘、目覚め改善に期待！

湯冷まし

熱々の白湯を飲んで体調の変化で悪くなった8.3%の人は、次のような特徴が見られました。

このような方には、湯冷まししたぬるめの白湯を日中飲むと効果的だそうです。

１．鍋に水800mlを入れ、フタはせずに沸騰させ、約10分沸かし続ける。

２．火を止めて冷めるのを待つ。

口内炎、ニキビ、吹き出物、イライラ改善に期待！

まとめ

今回の記事では、2023年5月10日のNHK放送『あさイチ』本当はどうなの？で放送された、白湯の作り方飲み方本当はどうなの白湯をまとめました。

味のある飲み物が良い！という方もいるかもしれませんが、加えるものによって交感神経・副交感神経に影響する可能性があるため、白湯がおすすめだそうです。

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