2022年9月1日の『あしたが変わるトリセツショー』で放送された ”脈拍のトリセツ(取説)” 脈の測り方&脈下げヨガ ハミングビーブレスのやり方 を紹介します!
石原さとみさんがMCに復活した「トリセツショー」では、脈拍の取説(トリセツ)が特集されました。
脈が高すぎると将来肥満になる⁉︎
脈拍を下げるとストレス解消や睡眠改善にもつながるといいます。
この記事では、脈拍の取説(トリセツ)で紹介された脈拍の測り方や自律神経を整えるヨガについてまとめます!
脈拍の取説⒈脈拍を知って未来のリスクを把握しよう
脈拍=心拍数のことです。
脈拍が速い人は将来様々な病気になる可能性が高いことがわかってきているそうです。(低すぎてもNG!)
久留米大学の研究では、安静時の脈拍が80以上の場合、将来肥満になるリスクが約2倍になったというデータが出ています。
脈が高いと太る理由は自律神経の乱れ
脈が高いと将来肥満になる可能性が高くなるのは、交感神経が影響していると言われています。
安静にしていても脈拍が高い=心拍数が高いということは、交感神経が過敏に働いている可能性があるからです。
副交感神経が働くと血管が拡張し、脈拍が
交感神経が優位だと脈拍は速くなり、血管が収縮します。
交感神経が過剰に働き続けると、血管も過敏に収縮し、血中の糖が筋肉や肝臓に届きづらくなります。
その結果血糖値が高いままとなり、糖が脂肪に変わって将来肥満につながる可能性が高まるのです。
糖尿病リスクは5倍!
認知症リスクは1.3倍に!
心臓病・脳卒中での死亡リスクは2.5倍に!
脈拍の測り方
まずは自分の脈拍を測ってみましょう。
⒈座って2分ほどリラックスする
⒉片手の手首を太ももの上にのせる
⒊もう片方の手の指を3本立てて手首にあてる
⒋1分間脈拍の数を数える(または30秒測って2倍にしてもOK)
※朝起きて1時間以内に行う
※トイレを済ませて朝食の前に計測
※5日間の平均値を測ってみる
脈拍の取説⒉脈拍を下げて睡眠改善するヨガ「ハミングビーブレス」
脈が高いと将来の突然死リスクもアップします。
脈が高いと心臓そのものに負担がかかり、不整脈や心筋梗塞などのリスクが高まります。
血管の収縮回数も増えるため、動脈硬化も進みやすく、脳卒中や認知症などのリスクも高まります。
帝京大学の研究によると、家庭で測った安静時の脈拍が70以上だと、循環器系での死亡リスクが約2.5倍になることがわかっています。
脈拍の値を下げるにはヨガが有効
安静時の脈拍が下がると、循環器系での死亡リスクが下がることがわかっています。
脈が高めな方は、ヨガがおすすめです。
肺の周辺には交感神経を抑制させるセンサーがあります。
ヨガの深い呼吸をすることは、このセンサーに働きかけて脈拍を下げるのに役立ちます。
ヨガインストラクターの脈拍を測ったところ、ヨガをすることで副交感神経が活発になり、脈拍が3ほど低下しました。
アメリカの研究では、ヨガの呼吸により脈拍が平均5低下したという結果もあります。
ヨガ「ハミングビーブレス」のやり方
脈拍を簡単に低下させることができるヨガは、ハミングビーブレスといいます。
ハミングビーブレスは、「ん〜」というハチの羽音のような音を出すのがポイントです。
声を出しながら行うことで、自然と長く深い呼吸ができるようになります。
さらに次のポーズで行うと、より効果的です。
⒈親指で耳をふさぎ、4本指で目をふさぐ
⒉手のひらを胸(触るとろっ骨が感じられるところ)にあてる
・時間:効果が高い時間は、ご飯を食べる前。睡眠前に行うと、睡眠改善効果も期待できる!
まとめ
『あしたが変わるトリセツショー』で放送された ”脈拍のトリセツ(取説)” 脈の測り方&脈下げヨガ ハミングビーブレスのやり方をまとめました。
次の回で放送された正しい洗顔方法は、こちらでまとめています↓