2023年4月10日の日本テレビ系列『ヒルナンデス』で放送された、栄養学の新常識 春野菜の栄養知識 管理栄養士の濱裕宣先生が教える栄養を無駄なくとる食材調理法、保存法を紹介します!
今回のヒルナンデスでは、食べ物の栄養を無駄にせず食べる!栄養学にまつわる目からウロコの新常識をクイズ形式で出題!
食材の調理法や保存法まで知らないと損する新常識を、管理栄養士の濱裕宣先生が教えてくれました。
この記事では、『ヒルナンデス』で放送された、栄養学の新常識 春野菜の栄養知識管理栄養士の濱裕宣先生が教える栄養を無駄なくとる食材調理法、保存法をまとめます。
栄養学の新常識
濱裕宣先生が教える、栄養学の新常識を紹介します。
セロリの葉
セロリの葉は茎の約6倍のポリフェノールを含んでいます。
葉の部分は3cm幅くらいに刻んで、スープの具などにするのがおすすめです。
新玉ねぎ
新玉ねぎにはケルセチンという血液サラサラ効果のある栄養素が含まれています。
ケルセチンは保存方法により2倍にすることができます。
Q.玉ねぎに含まれるケルセチンを2倍にする方法とは?
A日光に当てて保存 B冷蔵庫 C常温
答え:A日光に当てて保存
外から2枚目の薄い皮は、実の約20倍ケルセチンが含まれるため、お酢に浸して6分ほどフライパンで炒るとサラダのトッピングに使えます。
ニラ
ニラに含まれるアリインはガン予防につながると言われる成分です。
ニラのアリインは、保存方法で最大約9.6倍にすることができます。
Q.ニラのがん予防につながる成分を最大9.6倍アップさせる保存方法は?
A新聞に包んで日陰に干す B冷凍保存 C逆さまにして保存
答え:B冷凍保存
アリインは細胞内に含まれますが、冷凍保存すると細胞が破壊され、アリインが外にでます。
トマト
トマトには旨味成分のアミノ酸 グルタミン酸や、疲労回復効果のあるアスパラギン酸が含まれています。
Q.トマトのある部分を食べないと、アミノ酸を8割も損する箇所は?
A皮 Bヘタ C種
答え:C種
トマトのゼリー部分にアミノ酸が多く含まれているため、タネを食べないと損をしてしまます。
また、トマトに含まれるリコピンはシミ予防効果があります。
トマトのリコピンを増やすには、約4日間常温保存することで(15〜25℃で追熟)増やすことができます。
納豆
納豆のナットウキナーゼには、血の巡りをよくして血圧を下げる効果があると言われています。
Q.納豆を食べるときのご飯のベスト温度は?
A40〜48℃ B50〜58℃ C70〜80℃
答え:A40〜48℃
ナットウキナーゼは熱に弱く、50℃以上で活性が鈍くなり、70℃以上で働きを失い死滅してしまいます。
まとめ
『ヒルナンデス』で放送された、栄養学の新常識 管理栄養士の濱裕宣先生が教える栄養を無駄なくとる食材調理法、保存法をまとめました。