【世界一受けたい授業】スマホ脳第3弾スマホの依存度が分かる簡単な方法(2022年2月19日)

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2022年2月19日の『世界一受けたい授業』では、発行部数63万部越え!大ベストセラー「スマホ脳第3弾!」が紹介されました。

「スマホですぐに検索すると脳が働かない!」「勉強をしても4時間以上スマホを使うと成績が悪くなる!?」「スマホの依存度が分かる簡単な方法とは?」など・・・。

「スマホ脳」著者のアンデシュ・ハンセン氏から、スマホとの正しい付き合い方を学びます。

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スマホを手に取ってしまう理由は?

調査によると、人は、スマホを1日に平均76回手に取り、2600回以上タッチ。

ついつい手に取ってしまう理由は、快楽物質ドーパミン!

人間のには、新しい物、未知のものを探しに行きたいという衝動が組み込まれており、スマホで情報をええることで、本能的にドーパミンを放出してしまうとのこと。

スマホで1番ドーパミンが出るのは、着信音がなった時で、不確かなことが好きなので、たいていの場合、メッセージを呼んでいるときよりも、通知が来た時の方が、『とても大事なメッセージが来たのかもしれない』と思うのでドーパミンが大量に出ていると言われおり、着信音や通知をオフにする時間が必要とのこと。

スマートフォンの重要性の見直し

とはいえスマホは、今や生活に欠かせないもの、2016年におこった熊本地震から5年経過したアンケートで、地震当時に役に立ったもの1位が、携帯電話・スマートフォン。

災害時の重要性が見直され、2020年には中学校で、携帯電話・スマートフォンの持ち込みが認められるようになりました。

スマホによる抑うつ傾向

アメリカ、ビンガムトン大学の大学生を対象とした研究によると、日常生活においてスマホにのめり込んでいた学生は、抑うつ傾向がみられることが分かりました。

スマホがメンタルに及ぼす影響

オーストラリア、クイーンズランド大学が、スマホがメンタルに及ぼす影響について、世界42か国の子供のデータを調査した結果、スマホの使用時間は、男の子が105時間以上、女の子は75分以上になるとメンタルに悪影響が出始めるということが分かりました。

スマホ使用時間の長い子は、イライラしやすく神経質になり、頭痛や睡眠障害が増える傾向がありました。

若ければ若いほど、ドーパミンが出た時に、衝動を抑制する力が発達していないので、依存症になるリスクが高くなります。

スマホがメンタルに及ぼす影響で、何よりも怖いのが睡眠で、スウェーデンでは、睡眠障害で、助けを求める10代の若者の数が、20年間で10倍も増加しています。

スマホの使用で成績が悪くなる?

脳トレで知られる東北大学、川島隆太教授の研究グループは、中学生約2万3,000人を対象にスマホの使用時間と成績の関係について調査しました。

1日に2時間以上勉強しても、スマホの使用が4時間以上になると、いくら勉強しても成績が上がりません。

それに比べ、勉強時間が30分以上でも、スマホを使わない子は成績がいいという結果になりました。

さらに難しい漢字を、紙の辞書で調べた時と、スマホで検索して調べた時の脳の活動を調べると、紙の辞書の場合、思考や創造性をを担う脳の中枢前頭前野が活発になるのに対して、スマホで検索した場合、前頭前野がほとんど働いていません。

スマートフォンには、スクリーンタイムという自分自身がスマホをどれくらい使っているか、どれくらいスマホを持ち上げているかのデータを取るシステムがありますので、確認し使用法を見直すことも大切です。

スマホ依存経験者から学ぶスマホ依存の抜け出し方

2019年WHOは、スマホやPCなどのゲーム依存を「ゲーム障害」という名前で治療が必要な病気と認定しました。

オンラインゲームを携帯可能にしたスマホの日常から、一部の若年層を中心に、新しい疾患をもたらしたと言えます。

神奈川県の久里浜医療センターでは、日本国内で初めて、ネット依存外来を開きました。

睡眠障害や不登校など、生活に多大な影響を与えてしまうほど、過剰し使用している患者が、年間200人以上訪れています。

未成年者が70%で、オンラインゲームの依存が圧倒的に多いとのことで、最近では小学生の患者が増えているとのことです。

スマホ依存状態では、スマホを適切に使用し続けるのは難しく、それよりも、スマホの使用を断ち切る方が簡単とのことで、スマホ依存が回復してきてから、スマホの適切な使い方を見つけると良いとのことでした。

久里浜医療センターでは、スマホやパソコンの使用を禁止した入院の他、8泊9日で集団キャンプを実施飯盒炊飯、DIYなどスマホを持ち込まない生活をしながら、人との付き合い方を改善していきます。

依存性のあるものは早くから始めると、将来的にその依存のリスクが高くなる傾向があるので、使う前に相談して、約束事をしっかり決めておくことが大切です。

スマホ依存と自殺

アメリカ、サンディエゴ州立大学の共同研究でスマホを毎日使う若者を調査。

自殺について考えたことがあるかという質問をしたところ、スマホを5時間以上使う若者の半数近く48%があると回答。

1日1時間しか使用しない人は、28%という結果になりました。

スマホを長時間使用し、1人でいる時間が長くなると、体調不良からうつ状態になり、自殺を考えてしまうこともあるとのことです。

スマホ依存防止の為の取り組み

スウェーデンの学校では、スマホ依存防止策として、事業の前に15分~20分間体を動かす学校が増えています。

SNSでは、いいねがつく度に、小さなドーパミンのご褒美がもらえます。

運動をした後にもドーパミンが出るのですが、実はスマ投稿を表示ホを利用している時よりも多いことが分かっています。

アメリカでの調査によると、事業前にわずか6分運動するだけで、集中力や情報処理能力がアップすることが分かりました。

スウェーデンの学校では、サッカーやバスケットボールをしていますが、アンデシュ・ハンセン先生が1番オススメなのは、ウォーキング1日10分でも歩くようにすると良いとのことです。

「スマホ脳」アンデシュ・ハンセン氏の書籍

SNS依存によるスマホ依存症

著者の忍び足みかんさんは極度のSNS依存によるスマホ依存症になり、現在では依存を克服できています。

SNSで自分を偽り投稿し、いいねやコメントなどで褒めてもらえ、依存の沼にハマっていきました。

そんな、忍び足みかんさんが、スマホ依存からの卒業を決意し行ったことは?

スマホ依存対策その1

SNSに投稿する前に、一旦ノートに書く。

投稿したいことがあったら、一回メモに書いてみる。

メモをして、2~3時間後にもう一度見て、投稿するかどうかを決める。

スマホ依存対策その2

スマホの電源を切った時間を書く。

忍び足みかんさんは、寝る直前までスマホを触っていたとのことで、依存対策に取り組んでからは、何時にスマホの電源を切りその後はスマホは見ないなどの習慣を続けたとのこと。

アンデシュ・ハンセン氏によると、この方法は、電源を切った時間が昨日より早くなると誇らしく思うことができ、明日も頑張ろうと思えるのでオススメとのこと。

また、忍び足みかんさんは、スマホを手に取らない工夫として、待ち受け画面を苦手なゴキブリにしていたとのこと。

結果、忍び足みかんさんは、半年かけてスマホ依存を克服しました。

忍び足みかんさんのスマホ依存関連書籍

まとめ

今期の記事では、2022年2月19日の『世界一受けたい授業』で紹介された、発行部数63万部越え!大ベストセラー「スマホ脳第3弾!」をまとめました。

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