2022年2月16日の『あさイチ』で放送された 産婦人科医が教える更年期を乗り切るノウハウを紹介します!
今回の「あさイチ」では、つらい症状があっても我慢している人も多い更年期の過ごし方が特集されました。
産婦人科医の高尾美穂さんが、更年期を乗り切るノウハウを伝授してくれました。
この記事では、更年期の過ごし方、乗り切るノウハウをまとめます。
あさイチでは、男性更年期の改善法も特集されました↓
【あさイチ】男性更年期チェック&ホルモンアップ運動・生活習慣 改善方法(2022年2月28日)
更年期を乗り切るノウハウ
昨年更年期障害で医療機関を受診したのは、全体の31%でした。
「我慢できる」、「家族や友達にも相談しづらい」と思いがちな更年期を、みんなで乗り切るノウハウを教えてくれました。
更年期のつらい症状 どうして我慢してしまう?
・ホットフラッシュがひどく、首から上が暑くなる
・腰痛がつらい
など症状はさまざまな更年期ですが、周囲に話しづらいという方が多いようです。
同じ世代でも全く症状がない人もいるため、相談しづらいという方もいました。
この症状って更年期?
更年期の症状は40〜80種類もあると言われており、更年期の症状だと理解されづらいそうです。
閉経前〜閉経後の10年間を更年期と呼び、自律神経失調症や肩こり・腰痛など年齢を重ねると出てくる症状などを起こしやすくなります。
症状が人によって様々ななため、更年期の症状なのかわかりづらいのも問題の一つだそうです。
更年期指数チェックリスト 10項目
1〜10までの症状を強・中・弱・無の4レベルでチェックしていきます。
各項目の点数を足して、合計点数で現在の状況をはかることができます。
26点〜50点:食生活や適度な運動を意識して、無理のない生活を
51点〜65点:医師による生活指導、カウンセリング、薬物療法が必要
66点〜80点:半年以上の長期的な治療計画が必要な段階です
81点〜100点:精密検査で方針を決め、長期的な治療を行う必要あり
更年期障害で困った時の窓口
更年期障害に関する相談は、以下の窓口で専門医を見つけたり、相談したりできるそうです。
◎専門医・専門資格者を見つけたい
一般社団法人 日本女性医学学会
https://www.jmwh.jp/
※ホームページ左側の日本地図から近隣の専門医・専門資格者を探すことができます。
◎症状や治療について知りたい・相談したい
更年期の夫婦 コミュニケーションのコツ
更年期夫婦向けコミュニケーションサービス「よりそるi」では、スマホアプリLINEを使いAIを仲介して夫婦間のコミュニケーションを手助けするサービスが提供されています。
AIからの質問に答えることで、夫婦間では話しづらいことも伝えることができるそうです。
質問内容には具体的なアドバイスも添えられています。
また更年期についての情報も定期的に送られてくるそうです。
「よりそる」のサービス詳細は、公式サイトで確認できます。
更年期夫婦のコミュニケーションのコツ
<女性の場合>
「察して」「気づいて」はNG
⒈どう具合が悪いか
⒉いつ何をして欲しいか 具体的に言う
Q.めまいがしてつらいが夕食の準備がまだ。帰ってきた夫に何と伝える?
⇨(例)めまいがしてつらいから横になるね。今から作るか外で買って欲しい。子供は丼ものが好きだよ。食べ終わったら片付けもしてね。
<男性の場合>
一方的にアドバイスはNG!
⒈共感・相づち
⒉女性の希望をたずねる
Q.帰って来ると妻がつらそう。「めまいがする」と妻。何と声をかける?
⇨(例)そうか、つらいね。僕にできることはある?君はどうしたい?(どうしたらいいと思ってる?)
まとめ
更年期を乗り切るノウハウをまとめました。
昨日放送された股関節ケアは、こちらの記事でまとめています↓
【あさイチ】股関節ストレッチ&股関節エクササイズ 垂れ尻O脚改善股関節ケアのやり方・料理レシピ(2022年2月15日)
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