2023年10月17日の『カズレーザーと学ぶ』で放送された、近年の???で激増!?知られざる『歯周病』の恐怖を紹介します!
今回のカズレーザーと学ぶでは、令和の現代病を特集。
宝塚医療大学 森田学教授が、知られざる歯周病の恐怖について講義されました。
この記事では、『カズレーザーと学ぶ』で放送された、近年の???で激増!?知られざる『歯周病』の恐怖をまとめます。
歯周病について
現在、40歳以上の約8割が歯周病というほど、歯周病は現代病になっています。
ギネスでは、世界で一番多い感染症として認定されています。
口の中には、約1000億の口腔内細菌がいます。
虫歯と歯周病の違いですが、虫歯は歯そのものが悪くなる、歯周病は歯茎など歯を支えている組織が悪くなります。
歯周病は体の様々な場所に影響
歯周病と関連のある疾患には、肺炎、脳梗塞、心筋梗塞、狭心症、動脈硬化、糖尿病、アルツハイマー、早産・低体重児出産などがあります。
肺炎
誤嚥により歯周病が気管支から肺に移動し、誤嚥性肺炎になるリスクがあります。
心筋梗塞
心筋梗塞は、菌そのものが、血管内に入り込み菌が出す色々な物質が、脂肪性の沈着などにより血栓を作り、段々血液が流れなくなるなどのリスクがあります。
動脈硬化
歯周病菌の一部は、鉄分やたんぱく質を求めて、血管から血液中に入り込む為、これを白血球が食べて、その死骸が血栓に、動脈硬化の原因となる可能性があります。
糖尿病
歯周病は、炎症なので、炎症のある場所はサイトカインと呼ばれる色々な化学物質がたくさんできます。
このサイトカインは、血糖値を下げてくれるインスリンの働きを妨げることから糖尿病が進行、これが歯茎の血行の悪化を起こし、免疫が低下さらに歯周病が進むという危険なループになってしまいます。
認知症アルツハイマー
認知症アルツハイマーは、アミロイドβたんぱく質が脳に沈着するのが、認知症の大きな特徴ですが、歯周病菌の中でもPG菌は、脳にアミロイドβを沈着しやすくしてしまいます。
早産・低体重児出産
歯茎で色々な歯周病菌ができるのですが、その中で、プロスタグランジンという菌は、子宮や産道の収縮を促進し、早産を引き起こしてしまいます。
気圧の変化で歯周病悪化?
台風などにより、低気圧になると歯周病が悪化する可能性があります。
その原因は、交感神経が刺激されて痛みが出やすくなったり、ホルモンのバランスが乱れで、免疫力が下がり、歯の周りにも症状として現れるというものです。
歯周病対策
日頃できる歯周病対策は、口腔衛生、歯を磨くこと。
それでも心配な方は、マウスウォッシュなどの洗口液を使う。
最近の研究成果では、ウコン(ターメリック)の中に、クルクミンという成分があり、このクルクミンの黄色のポリフェノール成分が歯周病菌のPg菌を抑える効果があるという事が分かりました。
まとめ
今回の記事では、2023年10月17日の『カズレーザーと学ぶ』で放送された、近年の???で激増!?知られざる『歯周病』の恐怖をまとめました。
今回のカズレーザーと学ぶ記事
【カズレーザーと学ぶ】眼球ボコボコ病・スマホ内斜視 スマホ依存で失明のリスク大令和の現代病(2023年10月17日)
カズレーザーと学ぶ記事一覧
カズレーザーと学ぶ番組情報
番組名:カズレーサーと学ぶ
放送局:日テレ系列
放送時間:火曜よる22時00分〜23時00分
出演者:【MC】カズレーザー(メイプル超合金)他
公式HP:カズレーザーと学ぶHP