【主治医が見つかる診療所】健康寿命1位県に移住して食生活が変わったSP(2022年8月1日)

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2022年8月1日の『主治医が見つかる診療所』で放送された、健康寿命1位県に移住して食生活が変わったSPを紹介します!

今回の主治医が見つかる診療所では、寿命ではなく「健康寿命」に注目し、健康寿命県「大分県」で、健康寿命1位の秘訣を調査!

寝たきりや歩行難になることなく、日常生活を支障なく健康に送ることができる期間、「健康寿命」の伸ばし方について紹介されました。

この記事では、2022年8月1日の『主治医が見つかる診療所』で放送された、健康寿命1位県に移住して食生活が変わったSPをまとめます。

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健康寿命とは?

健康寿命とは、要介護や寝たきりにならず、健康的に日常生活を送ることができる期間のこと

世界の健康寿命ランキング

今年、世界保健機構「WHO」が今年、2022年に発表した最新調査によると

第1位 日本 74.1歳

第2位 シンガポール 73.6歳

第3位 韓国 73.1歳

第4位 スイス 72.5歳

第5位 キプロス 72.4歳、イスラエル 72.4歳

という結果でした。

健康寿命第1の都道府県

世界の健康寿命ランキング1位の日本の中でも、大分県は、男性73.72歳で全国1位、女性76.60歳で全国4位に!

世界100か国の人々が暮らし、日本の健康寿命第1位の都道府県、大分県が今、移住先としても注目を集めています。

大分県で生活をはじめ30Kg減量

大分県で暮らすインド人留学生の方が、来日して4年目体に驚きの変化が起こったとのことで、お話を聞くと『大分のローカルの食べ物を食べたらおいしくて、凄く健康にいいことが分かりました、大分県に来る前は今より30Kg太っていました』とのことでした。

インド人留学生の方の食生活を聞くと、大分の温泉の蒸気を利用した伝統調理法『地獄蒸し』、地獄蒸しとは、約100℃の温泉の蒸気で野菜などの食材を約15分程蒸す調理法で、野菜は、何もつけなくても甘くなるとのこと。

大分県で暮らすインド人留学生の方の食生活について紹介されました。

地獄蒸しは、栄養学的に理にかなった調理法、食べ方で、健康にとてもよいということが分かっています。

ビタミンCは、水溶性の栄養素の為、ゆでてしまうと流れ出てしまい少なくなってしまうのですが、蒸すことで栄養素が流れ出にくくなるので、しっかりとビタミンCを摂取することができます。

また、ブロッコリーの研究では、蒸すことで老化防止につながるポリフェノールが1.6倍にUPすることが分かっています。  

その他に、大分県でよく食べられている鶏むね肉、しめさばなどをよく食べているとのことでした。

健康寿命を延ばす大分県の5大食材

ニラ

全国有数の生産量で、何にでも入れる香野菜ニラ!

ニラは、食べる箇所で栄養が違うスーパー野菜とのことで、葉先はビタミンCが豊富で、根本はアリシンが豊富とのこと。

アリシンは、ねぎやニンニクなどが多く含む、疲労回復効果が期待できる栄養素です。

ニラに含まれる豊富なビタミンCとアリシンですが、実は、栄養効果をアップさせる切り方法があります。

その方法は、ニラの根本は細かく切ること。

ニラの根元に多く含まれるアリシンは細胞を壊すことで、発生し刻めば刻むほどたくさん発生します。

一方、ニラの葉先に多く含まれるビタミンCは切れば切る程、流れ出てしまうので、ざっくり大きめに切った方がビタミンCが残りやすくなります。

根本は細かく、葉先はざっくり切るのがポイントです。

大分県では、いつでも使えるように冷凍ニラは当たり前、ネギのかわりとして味噌汁などに使われています。

実は、ニラを冷凍保存することは、栄養の吸収効果という面からも、理にかなっています。

ニラに含まれるアリインは、抗酸化作用が強く、活性酸素を抑制し免疫力アップが期待できるのですが、冷凍すると細胞内の体積が膨張し、解凍した時に細胞壁が破れて切った時の様に栄養効果がアップします。

実際に、冷凍するとアリインが9.6倍になったという研究結果があるとのことです。

ニラは、冷凍用保存袋に入れ冷凍保存すると約1ヶ月間保存が可能とのこと。

ニラ豚

大分県でよく食べられている大分名物「ニラ豚」!

ニラ豚は、ニラやキャベツなどの野菜と豚肉を炒めたもの。

実は、ニラと豚肉の組み合わせにはスゴイ相乗効果があるとのこと!

ニラに含まれているアリシンには、豚肉に含まれる糖質の代謝を促すビタミンB1の吸収率を10倍に高める効果がある為一緒に食べるのは、理にかなっています。

鶏肉

大分県では、鶏肉を袋詰めで大量に販売!

大分県と言えば、から揚げ専門店が超有名で、大分市内には、から揚げ専門店が207店舗(2022年4月現在日本唐揚げ協会調べ)もあります。

データ的にも大分県民の鶏肉好きは実証済みで、鶏肉購入量は全国トップクラスです。

大分市鶏肉購入量 全国1位(2017年~2019年)、全国7位(2019年~2021年)

色色なお肉の中で、鶏肉には、イミダゾールジペプチドという成分がダントツに含まれており、イミダゾールジペプチドという成分は、疲労回復に成分で、渡り鳥が長時間飛べるのは、この成分を翼の付け根に持っているからではないかと言われています。

ちなみに、イミダゾールジペプチドという成分は、加熱に強く、鶏胸肉やササミに多く含まれています。

かぼす

大分県は、かぼすの名産地で全国の生産量の98%は、大分県で生産されています。

しかもその多くは大分県内で消費されているとのこと。

かぼすは、搾って瓶詰めにしておき、焼き魚や味噌汁、ヨーグルトなどにかけているとのこと。

 

かぼすは、血液をサラサラ効果が期待できるクエン酸が、柑橘類で一番多くレモンの約2倍含まれています。

また、かぼすはお風呂に入れても良いとのことで、その理由は、かぼすの香りでリラックス効果が期待できることや、お風呂の温め効果で疲れが取れて夜もゆっくり眠れるからとのこと。

干しシイタケ

大分県は干しシイタケの生産量が日本一!

干し椎茸には、ビタミンDが豊富に含まれているのですが、椎茸はとれてたてよりも天日干しするこによりビタミンDが30倍まで増えるとのこと。

生のシイタケを食べるよりも、干しシイタケを戻して食べる方がビタミン的には素晴らしとのこと。

ビタミンDは、健康な骨を作る為に必要な栄養素。

健康寿命は、元気で寝たきりにならず自分の足で歩ける年齢のことですが、骨折をしないことも大切で、そういった面からも健康寿命を延ばすのに重要な栄養素です。

アジ

アジは、大分を代表する食材で鮮魚売り場でも売り場面積の割合が多く、番組内でも、アジの大きさ別で大中小と分け多くの味が並べられています。

大分県民の方がどのような食べ方をされているか、東京から大分県佐伯市に移住され漁師をされている方の調査されました。

アジの丸寿司

アジの丸寿司は、アジのワタを取り、酢漬けにしたアジに酢飯を詰めしそで包んだお寿司のことで、スーパーや港の直売所の等で売られている他、家庭でもそれぞれのレシピで作られる大分県南部の郷土料理です。

アジに含まれる不飽和脂肪酸EPA、DHAは、血液をサラサラにする効果が期待できる。

アジを酢で締めるとEPAの酸化を防ぎ、効果的に摂ることができる。

りゅうきゅう

りゅうきゅうは、醤油、酒、みりん、ゴマ、しょうが、などで作ったタレを刺身に和えた大分県のソウルフードで、りゅうきゅうのタレは、スーパーでも販売されており数多くのメーカーから販売されているとのこと。

ゴマだし

ゴマだしは大量の炒りゴマをすり潰し、そこへアジやエソなどの焼き魚をほぐして加え混ぜ合わせ、醤油とみりんで味付けした万能調味料。

スーパーや直売所でも数10種類のゴマだしが売られていて、豆腐に乗せて食べたり、うどんにゴマだしを入れお湯をかけて食べる等、うどんのスープの素としても使われています。

ゴマは、ミネラル豊富で抗酸化作用があり、青魚のEPAの酸化を防ぐ効果が効果が期待でき、栄養素を効果的に摂ることができます。

塩麹

塩麹は、2010年代に日本全国で大ブームを巻き起こしましたが、実は大分県と深い関係がありました。

大分県佐伯市の麹屋本店が分権を紐解いて塩麹を再現して全国区になったとのことで、大分県が塩麹ブームの発祥とのこと。

塩麹には、ビタミンやアミノ酸などが多く含まれており、減塩効果、疲労回復、腸内環境改善、ダイエット効果、美肌効果、アンチエイジング効果などが期待できると言われています。

塩麹の作り方

塩麹の作り方は、↓コチラでまとめています。

【主治医が見つかる診療所】塩麹の作り方レシピ健康寿命1位県の食生活(2022年8月1日)

まとめ

今回の記事では、2022年8月1日の『主治医が見つかる診療所』で放送された、健康寿命1位県に移住して食生活が変わったSPをまとめました。

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