先日コストコで手に入れた電気圧力鍋・インスタントポットは、圧力調理だけでなく炊飯や低温調理、炒めものまでできる万能調理器!
購入してから色々な料理に挑戦中の筆者ですが、今回初めて低温調理メニューでローストビーフに挑戦してみました。
自宅でローストビーフを作る方法といえば、オーブン調理や炊飯器、湯煎など様々ですが、果たしてインスタントポットでも上手く作れるのか?
この記事では、ローストビーフのレシピやインスタントポットの操作方法、出来栄えについて紹介したいと思います。
レシピブックのスロークックメニューが少なすぎる!
購入したインスタントポットには、100以上のメニューが載ったレシピブックが付いていました。
ところがこの本、圧力調理のメニューはある程度載っているのですが、低温調理メニュー(スロークック)はたったの3つ(>_<)
おでん・鶏ハム・塩豚のレシピしか掲載されていないのです。
ローストビーフは圧力調理を使用するメインディッシュとして作り方が載っていたのですが、写真を見てみると中までしっかり火が通ったかたまり肉といった感じで、キレイなピンク色をしたジューシーなローストビーフとはなんかイメージが違う…
ということで今回このレシピは参考にせず、炊飯器で作る時のレシピを参考にして低温調理メニュー(スロークック)で挑戦してみることにしました。
それにしても、低温調理の機能に期待してインスタントポットを買う人も多いはずだから、もう少しレシピを充実させてほしかったなー(;^ω^)
インスタントポットの低温調理機能で作るローストビーフのレシピ
インスタントポットで初の失敗⁉低温調理メニューでローストビーフに挑戦!レシピ&食べた感想
Course: メインCuisine: ローストビーフ2
servings5
minutes40
minutes510
kcal45
minutesコストコで購入したインスタントポットを使い、ローストビーフを作ってみました。簡単に作れるので、ぜひ試してみて下さい! 調理時間を調整し、お好みの火の通り方にされて下さい!
材料
牛肩ロース肉ブロック 約300g
今回利用したのは、特売で安くなっていた ↓↓↓コチラのお肉です。
値段がお手頃で、お試しで作ってみるのにもってこい!どこまで美味しくできるか、楽しみです。塩・黒胡椒(またはクレイジーソルト) 少々
塩・黒胡椒(またはクレイジーソルト) 少々
にんにくチューブ 3~4㎝
赤ワイン 適量
- ソース
しょうゆ 50㏄
酒 50㏄
酢 20㏄
砂糖 大さじ2
にんにくチューブ 3~4㎝
作り方
- 牛肩ロース肉ブロックを耐熱ポリ袋に入れ、表面に塩・黒胡椒・にんにくチューブをすり込んで赤ワインを大さじ1~2注ぎ、できるだけ空気を抜いて縛り30分ほど常温で置いておく
※耐熱ポリ袋はアイラップを使用しました。袋の上からすり込めば、手も汚れず洗い物も出ないのでおすすめです。
アイラップについては、こちらの記事で詳しく書いています↓
アイラップはポリ袋レシピに最適!活用法&販売店舗情報 - インスタントポットの内釜に1を入れて浸かるくらいの水を注ぎ、フタをして『スロークック』メニューでLess(低)モードを選択、+-ボタンで
1時間⇒30分に設定する。
※この1時間という設定が、前回失敗する原因に…(1時間では、火が通りすぎますので30分で様子を見て、好みの火の通り方にします。) - 低温調理が終了したら、クイックリリース(内圧放出ベントをミトンなどでVendingにして圧が下がったらフタを開ける)して肉を取り出す。
- 3の肉が冷めるまで放置したら、ポリ袋から肉だけ取り出し、フライパンに油を敷いて表面に焼き色を付ける(肉汁は取っておく)
- フライパンから肉を取り出したら、ポリ袋に残った肉汁を注いでソース材料をすべて入れ煮詰める
- 肉を2~3㎜にスライスしてお皿に並べ、5のソースをかければ完成!
メモ
- ※耐熱ポリ袋はアイラップを使用しました。袋の上からすり込めば、手も汚れず洗い物も出ないのでおすすめです。
- アイラップについては、こちらの記事で詳しく書いています↓
- ⇒ アイラップはポリ袋レシピに最適!活用法&販売店舗情報
ローストビーフの出来上がりは…?
出来上がったローストビーフを切ってみたところ、
「ん?イメージとなんか違う」
中がキレイなピンク色になっていません。
今回低温調理時間が長かったせいか、火が通りすぎていました。
初めてのローストビーフは失敗という結果に(-_-;)
それでもレアすぎるお肉が苦手な家族にはちょうど良かったようで、完食してしまいました。
次回はお店で食べるローストビーフを目指して、調理時間を調整してみる予定です。
インスタントポットの調理プログラム温度について
インスタントポットの取扱説明書をよく見てみると、各調理プログラムごとのおおよその温度が記載されていたので、ここでまとめておきます!
●圧力調理プログラム 115~118℃
●スロークック Less(低)モード 82~87.8℃
●スロークック Normal(中)モード 87.8~93℃
●スロークック More(高)モード 93~99℃
●炒めもの Less(低)モード 135~150℃
●炒めもの Normal(中)モード 160~176℃
●炒めもの More(高)モード 175~210℃
●ヨーグルト 30~48℃
●保温 63~78℃
低温調理メニューの温度が予想以上に高いのに驚きました。
こうやって比べてみると、炊飯器の保温温度に一番近いのは、保温メニューの時のようです。
ローストビーフを作るなら、低温調理メニューではなく保温メニューを使用するのもアリかもしれませんね。
低温調理メニューは意外と難しい
今回インスタントポットの低温調理メニューに挑戦してみましたが、レシピが少なく意外と時間設定が難しいことがわかりました。
何度か試行錯誤してくうちに、ちょうどよい設定方法がわかってくるのかもしれません。
おでんなど沸騰させずにじっくり煮込みたい料理には、使い勝手が良さそうなので、次回挑戦してみたいと思います!