2023年6月20日の『カズレーザーと学ぶ』で放送された、夢の太らない糖アルロースを紹介します!
今回のカズレーザーと学ぶは、カズレーザーと学ぶ新常識!でダイエットの常識激変!太らない糖アルロースが特集されました。
香川大学学長 筧善行先生が研究する太らない糖アルロースの効果とは?
今回の記事では、太らない糖アルロースについてまとめます。
太らない糖アルロース
香川大学では糖なのに食べても0カロリー、食べても健康的に痩せられる糖”アルロース”を研究しています。
アルロースの実験
番組では、番組スタッフがケーキと一緒にアルロースをとらない時ととる時の血糖値の上昇を実験しました。
2日目アルロース5g入りコーヒーとともにケーキを食べる…血糖値102→108(上昇率6)
さらに他のスタッフでは、アルロースとともにケーキ食べる前と食べた後で血糖値を比べると、116→113に血糖値が下がるという結果が出ました!
糖の吸収を阻害するアルロース
私たちが糖を体に取り込む仕組みは、口から摂取→小腸→血中(血糖値)という流れになっています。
通常炭水化物をとると、でんぷんが分解されグルコース(糖)に変化して小腸から体内に吸収されます。
アルロースは、分解酵素の働きを阻害して、他の糖の吸収を阻害する働きがあります。
またグルコース(糖)は小腸にあるトランスポーターというトンネルのようなものを通って体内に吸収されますが、アルロースはこのトンネルに蓋をしてしまい、グルコース(糖)の吸収を阻害します。
アルロースは酵素による糖の分解を防ぐ&トランスポーターを塞ぐことで体内に糖が入るのを防ぐ
という2つの働きがあります。
糖を分解する酵素の働きを阻害するため、アルロースを食べてケーキを食べた実験では、食べる前よりも血糖値が下がるという結果が出たのです。
アルロースをプラスして普通に食事をするだけで、他の糖の吸収を防ぎ血中に糖が流れるのを防いでくれます。
甘さは砂糖100に対してアルロース70くらいで、0キロカロリーという驚きの糖なのです。
カズレーザーさんも試食してみましたが、マイルドな甘みで後味がスッキリしているそうです。
希少糖
自然界に存在する糖は、全体の比率の90%を占めるブドウ糖(D-グルコース)がありますが、残り9%にD-フルクトース(果糖)などがあり、そのほかの数少ない微量の糖は希少糖と呼ばれ、キシリトールやD-アルロースなども希少糖の一つです。
アルロースは味としては甘みを感じますが、体の中では砂糖と判断されずにそのまま排出されてしまうため、ゼロカロリーです。
ちなみにアルロースはレーズンやイチジクにも含まれています。
血糖値を抑えつつ脂肪を燃やすUCP1も増加!
マウスの実験では、ただの水を飲ませたマウスとアルロースを加えた水を飲ませたマウスでは、後者の方がUCP1の量が増えました。
UCP1は脂肪を燃やすタンパク質で、脂肪を燃やす効果が期待できます。
UCP1は体力が不足したり、栄養不足に陥ったり、飢餓状態になった時などに心臓や脳のまわりで増えやすいタンパク質ですが、アルロースを摂取すると、UCP1が皮下脂肪にも増えることがわかっています。
そのため全身の脂肪燃焼を促進してくれます。
人の実験でも、アルロース(5g)を摂取した人と未摂取の人が1時間サイクリングした後に脂質酸化量(脂肪を燃やしたエネルギー消費の指標)を比較すると、摂取した人の方が脂肪が燃焼されたという結果が出ました。
UCP1が増える詳しいメカニズムは、現在香川大学で研究中だそうです。
アルロースを摂取したらどれくらい痩せた?
香川大学の研究では、アルロースを摂取するだけでUCP1の増加するため、アルロースを摂取するだけで痩せる効果が期待できるとのこと。
マウスの実験では、高脂肪食を与えたマウス・通常職を与えたマウス・高脂肪食+アルロースを与えたマウスの体重増加量を比べたところ、アルロースを与えたマウスは通常食のマウスと体重増加量がほぼ変わらなかったという結果になりました。
さらに内臓脂肪を比べると、アルロースを与えたマウスは高脂肪食マウスの半分ほどに減少しました。
脂肪を含んだ肝臓の写真を見てみると、高脂肪食+アルロースを摂取することで、脂肪肝だった肝臓から脂肪が減るという結果になりました。
アルロースを飲むタイミングは?
アルロースを飲むタイミングは特に決まっていませんが、甘いものを食べるタイミングや、食後のコーヒーなどを飲むタイミングで加えて飲むと良いそうです。
アルロースの値段は?
アルロースは1kg6000円ほどで販売されているそうです。
コーヒーに1日3回使っても、90円ほどで使用できます。
アルロースは微生物の酵素だった
アルロースは40年ほど前に香川大学で研究されていた微生物の酵素から発見されました。
何森健(いずもりけん)名誉教授が糖を希少糖に変える酵素を探していたところ、香川大学の農学部のキャンパスの学生食堂裏の土から発見されたのがアルロースを作る微生物の酵素でした。
今では50種類すべての希少糖を作れる、世界唯一の機関となっています。
アルロースが天然由来・自然のものから作られているのも、特徴の一つです。
まとめ
今回の記事では、2023年6月20日の『カズレーザーと学ぶ』で放送された、太らない糖アルロースをまとめました。
今回のカズレーザーと学ぶ記事一覧
【カズレーザーと学ぶ】肌に塗るだけで痩せる薬TSLP(2023年6月20日)
【カズレーザーと学ぶ】太らない糖アルロース ダイエットの常識激変 血糖値を下げる砂糖(2023年6月20日)
カズレーザーと学ぶ記事一覧
【カズレーザーと学ぶ】カビの撃退法、カビと認知症、抗カビ剤など(2023年6月13日)
【カズレーザーと学ぶ】光免疫療法が驚きの進化最新がん治療(2023年5月23日)
【カズレーザーと学ぶ】がん遺伝子パネル検査 がん治療最前線 抗がん剤治療の効率を上げる研究(2023年5月16日)
【カズレーザーと学ぶ】がん細胞狙い撃ちBNCT 25%の人の脳腫瘍消失!ガン治療最前線(2023年5月16日)
【カズレーザーと学ぶ】がん治療最前線血液のがん克服CAR-T細胞療法(2023年5月16日)
【カズレーザーと学ぶ】老化を遅らせる長寿遺伝子サーチュイン九州大学でも研究!(2023年1月17日)
【カズレーザーと学ぶ】ザクロジュースとライ麦パンが老化を遅らせる!(2023年1月17日)
カズレーザーと学ぶ番組情報
人生観の変わる新知識をあなたに
— カズレーザーと学ぶ。 (@kazutomanabu) June 13, 2023
『#カズレーザーと学ぶ。』
次回は、6月20日(火)よる9時からの
2時間スペシャル!
予告を大公開!
テーマは【最新科学で美しくなる!】#カズレーザー#美容#ダイエット pic.twitter.com/dMbMJ0G9lO