コストコの冷凍コーナーで販売されている『冷凍ブロッコリー』は、2㎏以上の大容量でコスパの高い商品として有名ですね。
ちょっと前までは輸入品というのが一目でわかるパッケージでしたが、先日コストコでチェックしてみるとパッケージが変わってる!
どっちも使ってみましたが、どこが変わったの?中身は違う?など気になりますよね。
この記事では、「旧ブロッコリーと新ブロッコリーの違いは?」「どこ産のブロッコリー?」「活用方法は?」など気になるところをレビューしたいと思います。
冷凍ブロッコリー旧バージョン
これまでコストコで販売されていた冷凍ブロッコリーは『Broccoli Florets(ブロッコリーフローレッツ)』という商品名で、いかにも輸入品という見た目が特徴でした。
商品裏側の説明もほぼ英語ですが、次のように日本語の商品情報が書かれたシールが貼られていました。
内容量2.27㎏という大容量で、9月時点のお値段は858円でした。
100g当たりのお値段は約38円とかなりコスパが高いです。
今年の夏は野菜が高騰していたこともあり特に重宝していました。
時々欠品しているのも見かけるほど人気の商品でした。
こちらの商品の特徴は、1つ1つ手作業で収穫して商品化しているというところ。
ただ気になっていたのが、ネットでまれに「虫がついていた」という口コミを見かけることでした。
農薬が使われていないという証拠ですが、温めてそのままサラダとして食べることが多いのでちょっと気になりますよね。
とはいえ食べやすく房ごとにカットされていて、どんな料理にも使いやすいので本当に便利な商品でした。
実際私が使ったブロッコリーに虫がついていることはありませんでした。
解凍したブロッコリーがこちら↓
ただ1点気になったのは、使い終わりにボロボロになったブロッコリーのくずが結構な量残ってしまったことです。
こちらは料理に使うには小さすぎるので、別の使い方で活用しました。
詳しくはアレンジレシピの項目で書きたいと思います。
新しい冷凍ブロッコリーの商品情報
9月から10月にかけて新しくなった冷凍ブロッコリーの商品情報がこちら↓
以前はコストコホールセールジャパンが輸入していましたが、こちらの商品は株式会社アスクという会社が輸入しているようです。
2.27㎏という内容量や保存方法などは変わりませんが、価格は899円と若干値上がりしていました。
アスクの公式HPも確認してみましたが、同じサイズのブロッコリーは載っていなかったので、この商品はコストコ専用に作られたビッグサイズなのかもしれませんね。
また輸入元が変わるのと同時に、原産国も旧バージョンから変わっていました。
中身を確認してみると、旧バージョンよりもブロッコリーの形がしっかりしているような気がします。(下記画像参照)
冷凍ブロッコリーの産地はグアテマラ産からエクアドル産へ!
冷凍ブロッコリーの旧バージョンは中南米のグアテマラ産のものでしたが、今回の新しいバージョンはエクアドル産になっていました。
先日テレビ番組でブロッコリーと鶏むね肉の専門店の方が「ブロッコリーはエクアドル産がおすすめ」と言っていたのですが、その理由は…
『標高が高く害虫被害が少ないので、安心して食べられる』からだそう。
詳しい番組の情報は、こちらの記事でまとめています↓
【ハナタカ】鶏肉がふわふわになる方法&ブロッコリーの調理法 ブロッコリー・鶏むね肉専門店が伝授(9月3日)
調べてみると、エクアドルでは標高3000mもの高地でブロッコリーを育てているようです。
これなら虫の混入もなさそうで、本当に安心して食べられます。
しかも専門店によると、冷凍ブロッコリーは旬の時期に急速冷凍させるので、栄養価自体も生のものより高いんだとか。
これは使わない手はありませんね!
冷凍ブロッコリーの調理・解凍方法
冷凍ブロッコリーの調理法はパッケージ裏面に記載されていますが、ラップをして電子レンジでチンするか、熱湯でさっとゆでるという方法、炒め物の場合そのまま投入するという方法があります。
パッケージに描かれている電子レンジの加熱時間目安は、次の通りです。
茹でてしまうと栄養が逃げてしまいそうなので、私はいつも使用する分だけ耐熱性ポリ袋(アイラップ使用)に入れ、電子レンジ600wで3分ほど加熱して使っています。
冷凍ブロッコリーは茹で上げて商品化しているものではないので、自然解凍だけだと少々固いようです。
やはり食べる前に電子レンジで1度加熱するのがおすすめです。
ちなみに新バージョンの冷凍ブロッコリーは、以前のものと比べて房の部分が丸く形が整っていて、品質も良くなった気がします。
ぜひ上記の旧バージョンと比べてみてください!
解凍した新バージョンのブロッコリーがこちらです↓
冷凍ブロッコリーのアレンジレシピ
大容量のブロッコリーですが、我が家では約1か月くらいで使い切ってしまいます。
使い方は様々ですが、よく使うのが…
●野菜サラダの具材
●パスタの具材
●野菜スープの具材
など、ちょっと栄養をプラスしたいときに加えるようにしています。
ブロッコリーといえば、マヨネーズとの相性抜群ですよね。
ここでブロッコリーを使った簡単にできるアレンジレシピを紹介したいと思います!
ブロッコリーの明太マヨネーズ和え
超簡単ですが、お酒のおつまみにもなるメニューです。
ブロッコリーは解凍後水分を取らないと、水っぽい仕上がりになるのでしっかり拭き取ってください。
【材料】
冷凍ブロッコリー 適量
明太子 30gくらい
マヨネーズ 大さじ3~
【作り方】
1.冷凍ブロッコリーを電子レンジ600wで2~3分加熱する
2.ボウルに明太子・マヨネーズを入れ、混ぜ合わせる
2.ブロッコリーの水分をキッチンペーパーで拭きとり、ボウルに入れて和えれば完成!
ブロッコリーと卵のサラダ
醤油を少々入れることでコクが出て、美味しくなります。
【材料】
冷凍ブロッコリー 適量
ゆで卵 2~3個
マヨネーズ 大さじ3~4
塩コショウ 適量
醤油 少々
黒コショウ お好みで
【作り方】
1.冷凍ブロッコリーを電子レンジ600wで2~3分加熱する
2.ゆで卵を粗みじん切りにしてボウルに入れ、マヨネーズ・塩コショウ・しょう油で味付けする
3.ブロッコリーの水気を拭きとりボウルに入れ、卵と和える
お皿に盛り、お好みで黒コショウを振ると味のアクセントになり美味しいです。
ブロッコリーとポテトのマヨチーズ焼き
夕食にもう1品ほしいときに!
キューピーのCMで「ブロッコリーとじゃがいもとゆで卵のマヨネーズ焼き」を見て、「チーズのせたらもっと美味しいのでは」と思い、ちょっとアレンジして作ってみました。
【材料】
冷凍ブロッコリー 10個くらい
ジャガイモ 小2個くらい
マヨネーズ 適量
ピザ用チーズ 適量
塩コショウ 少々
【作り方】
1.冷凍ブロッコリーを電子レンジ600wで2分ほど加熱する
2.ジャガイモをラップで包み、電子レンジ600wで3~4分加熱する(固ければさらに加熱する)
3.ブロッコリーは水気を拭きとり、ジャガイモは皮を剥き一口サイズにカットして耐熱皿へ並べる
4.塩コショウ少々を振り、ピザ用チーズ・マヨネーズをのせてオーブントースターで焼き色がつくまで焼けば完成!
鶏マヨ
エビマヨの鶏むね肉バージョンに、ブロッコリーを入れて栄養価をアップしました。
【材料】
鶏むね肉 1枚
塩コショウ 少々
酒 大さじ1
片栗粉 大さじ2
油 適量
冷凍ブロッコリー 10個くらい
<ソース>
マヨネーズ 大さじ3
ケチャップ 大さじ1と1/2
練乳 大さじ1/2
牛乳 大さじ1
レモン汁 小さじ1
【作り方】
1.鶏むね肉を一口サイズに切り、酒・塩コショウを揉み込む
2.鶏むね肉に片栗粉をまぶし、少し多めに油をひいたフライパンで両面こんがり焼く
3.冷凍ブロッコリーを電子レンジ600wで3分加熱し、余分な水分をキッチンペーパーで取っておく
4.ボウルにソースの材料を全部入れ、混ぜ合わせる
5.2のフライパンの余分な油をふき取り、ブロッコリーを投入して4のソースを流し入れ、全体に絡めたら完成!
粉々になったブロッコリー活用!ポテトサラダ
こちらはマヨネーズレシピではありませんが、ブロッコリーの使い終わりに粉々になったブロッコリーが余ったら、こんな活用法はいかがでしょう。
【材料】
ポテトサラダ(市販のものでOK) 適量
冷凍ブロッコリーの残り 適量
【作り方】
1.冷凍ブロッコリーの残りを電子レンジで解凍する
2.ブロッコリーの粗熱が取れたら、ポテトサラダに混ぜて完成!
ブロッコリーのくずをまぜるだけでポテサラの彩りが良くなり栄養価もアップするので、捨てずに使うのがおすすめです。
冷凍ブロッコリーのマイナス点
コストコの冷凍ブロッコリーは大容量でコスパが高く、いろんな料理に使えて本当に重宝している食材です。
野菜が高騰している時期は、かなり助けられました。
冷凍ブロッコリーを使ってみた感想で1つだけ欠点をあげるとすれば、大容量がゆえのサイズの大きさです。
家庭用冷蔵庫に冷凍ブロッコリーを入れると、ほぼ半分くらいは場所をとってしまいます。
冷凍ブロッコリーを買う時は冷凍庫の食材を整理して、かなりの余裕をもっておかないと小分けしてもなかなか収まりません。
買い物の前にご自宅の冷凍庫をチェックして、収納できるか確認して購入することをお勧めします。
冷凍ブロッコリーはアレンジ自在でおすすめ!
コストコの冷凍ブロッコリーの中身やアレンジレシピを紹介しました。
新しくなった冷凍ブロッコリーは品質も良く、常備しておくと色々な料理に使える便利な食材です。
まだ使っていない方は、冷凍庫の空きを確保してぜひ試してみてはいかがでしょう。
ちなみにコストコのブロッコリーは、こちらの番組でも登場しました↓