2020年9月13日の『坂上&指原のつぶれない店』では、全国の生産者やお店を救う成城石井とのコラボ企画が放送されました。
応募があった201品の中から厳しい審査を通過した11品を選び、販売する5品が発表されます。
この記事では、全国の名産品の中から成城石井が売りたい商品をまとめます!
【ポップアップ】成城石井スイーツランキングベスト5くろうと番付ポップUP(2022年5月19日)
1. 鮭ぶし(北海道)
北海道の丸和食品の『鮭ぶし』840円は、旨味が凝縮した一品です。
標津町の名産品である鮭を使った商品です。
ごはんにかけて食べるだけで、絶品メニューに!
以前番組でも紹介されましたが、コロナ禍で売り上げ70%に激減。
成城石井原社長が注目したのは「膨大な時間がかかる伝統製法(手火山づくり)」です。
完成まで50日かかるという製法で、ごくわずかな職人しかやっていないのですが、旨味をしっかり中に閉じ込めることができるそうです。
うま味成分は一般的な鰹節の3倍ともいわれています。
2.柚子梅つゆ(和歌山)
老舗の湯浅醤油が作る『柚子梅つゆ』540円は、そうめんつゆだけでなくおろしハンバーグ、豚しゃぶにかけても絶品の一品です。
ところがコロナ禍で95%減という厳しい状況だそうです。
湯浅町にある病院で国内初の院内感染が発生し、風評被害で大打撃を受けたとのこと。
さらに観光客が激減したことも影響しています。
原社長が注目するのは「主原料はオール和歌山の特産品」です。
スタジオで試食したところ、「間違いない」という美味しさでした。
3.ニラ醤油(大分)
元祖辛麺屋桝元の『ニラ醤油』680円は、何にでも合うマルチ調味料です。
ラーメン店の人気商品は卓上の調味料として出していましたが、商品化して大人気に!
ところが工場を新設した矢先にコロナが発生し、現在稼働していない状況だそうです。
原社長が注目するのは「何にでも合わせられる万能性」です。
ご飯にかけても餃子にかけても、美味しくいただけます。
4.ひがしやま(高知)
高知県四万十町『ShimantoおちゃくりCafe』で作られる『ひがしやま』は、幻の人参芋を使ったスイーツです。
原社長の注目点は「原料に使われている幻の人参芋」です。
11月の1週間しかとれないという希少な人参芋を使っています。
夏は冷やして、冬は少し炙って食べると美味しいんだとか。
5.佐伯ごまだし(大分)
大分の漁村女性グループめばる『佐伯ごまだし』1000円は、郷土料理のごまだしうどんに使ったり、冷や汁にして食べられる商品です。
コロナの影響で取引先全滅で、売り上げは半分以下になったそうです。
原社長の注目は「他では真似できない抜群の鮮度」です。
漁港であがった魚を約4時間のうちに商品化しています。
6.燻製ナッツ(広島)
燻製シマヘイの『燻製ナッツ』1296円(100g)は、脱サラしてお店を始めた店主が作る燻製専門店の商品です。
新型コロナの影響で取引先が半分になり、厳しい状況です。
原社長の注目は「店主のこだわりが見える究極の香ばしさ」です。
80℃で1時間燻したナッツを、25度以下で8時間燻製して作り上げます。
香りとコクが増し、ナッツがより香ばしく感じられるそうです。
7.ジェノベーゼ風大葉ソース(大分)
大分の大葉農家・植木農園が作る『ジェノベーゼ風大葉ソース』756円は、和と洋が一緒になった万能調味料です。
パスタに使えば簡単にジェノベーゼに、パンに塗って焼けば本格的なピザのようになります。
コロナの影響で売り上げが半分以下になっていると言います。
原社長の注目は「大葉本来の香りを活かしたフレッシュな味わい」です。
1瓶に40枚の大葉とこだわりのオリーブオイルを使用しています。
8.白えびかき餅(富山)
富山県の老舗・御菓蔵の『白えびかき餅』540円(14枚入り)は希少な白えびを70%も使った贅沢なかき餅です。
原社長の注目は「最高級の素材にこだわった商品作り」です。
富山県でしかとれいな白えびをたっぷり使っています。
9.ミントグリーンティー(宮崎)
白玄堂の『ミントグリーンティー』810円は完全オーガニックの飲料です。
日本茶ソムリエなど様々な資格を持つ店主が手掛けるお茶で、ミシュラン星付き店も愛用していた商品ですが、コロナの影響で売り上げが激減しているそうです。
原社長の注目は「厳選された茶葉とミントの融合」です。
こだわりぬいた茶葉に有機栽培のミントを加え、甘みのある茶葉とミントのさわやかさが味わえます。
10.コメオコシ(愛媛)
愛媛県の金沢製菓が作る『コメオコシ』454円(10枚入り)は「懐かしくて優しい味」がする昔ながらのお菓子です。
創業69年のポン菓子専門店が製造していますが、コロナの影響でお祝い事での使用が減り、売り上げが激減。
原社長の注目は「代々守り続けてきた懐かしくて優しい伝統の味」です。
粒の大きい米を厳選して使用しており、秘伝の水飴と合わせて作ります。
11.南部せんべい(岩手)
岩手県盛岡市の炉何煎(ろっかせん)の『南部せんべい』324円(8枚入り)は小麦粉を原料にしたせんべいで、せんべい汁にも使われます。
コロナの影響で特産店が減り、売り上げも激減しています。
原社長の注目は「とことん追求した素材と食感」です。
3種の国産小麦をブレンドして塩で味付けし、小麦の胚芽を加えることでパリッとした食感になるそうです。
特許商品なので、他では食べられない味です。
成型から焼き上げまで、手作業で作られます。
成城石井が販売する商品の判断基準
全て販売してほしいところですが、成城石井では厳しい審査基準があります。
【全店舗販売への課題】
①品質管理
コメオコシなどは手作業で製造しているため、品質管理がカギになります。
②数量の確保
佐伯ごまだしは魚がとれないときに欠品してしまう可能性あり。
③価格設定
こだわりの燻製ナッツは品質を落とさずに価格を下げることがキーに。
④パッケージデザイン
商品の顔が見えることが重要。中身を見せることで安心感に!
柚子梅つゆは現在のパッケージでは夏しか売れない可能性も。
これらの課題をクリアして、成城石井の全店舗に並ぶ商品は?
成城石井が選んだ5品は?
成城石井が選んだのは、次の5品でした。
1.金沢製菓 コメオトシ
製造過程で素手で作業していましたが、さっそく改善しているそうです。
2.湯浅醤油 柚子梅つゆ
POPなどで豆腐や鍋に合うこともアピールすれば、冬場も売れる!ということで選ばれました。
3.炉何煎 南部せんべい
この味を伝えなきゃいけない!という使命感で選ばれたそうです。
4.ShimantoおちゃくりCafe ひがしやま
限られたシーズンでよいので、人参芋の美味しさを全国に広めたい!という思いから選ばれました。
5.植木農園 ジェノベーゼ風大葉ソース
和洋どちらにも合う商品で万能なところが評価されました。
まとめ
今回は5品が選ばれましたが、原社長はどれも美味しい商品なので課題を検討して店頭での販売を目指したいと言っていました。
5品の販売予定日は10月5日~とのこと。
全ての商品が間違いない美味しさのようなので、ぜひお試ししてみてはいかがでしょう。