コストコや通販で話題のマルチクッカー・インスタントポットで、蒸し料理の『茶碗蒸し』を作ってみました。
茶碗蒸しの作り方といえば蒸し器・フライパン・電子レンジなど色々な方法がありますが、電気圧力鍋で作るのは初めてということで、うまくできるか挑戦です!
この記事では、インスタントポットの『蒸し料理』メニューを使った茶碗蒸しのレシピと、食べてみた感想をまとめました。
茶碗蒸しの作り方
インスタントポット付属のレシピブックでは、茶碗蒸しのレシピは次のようになっていました。
加圧時間たった3分で出来るとのこと。
調味料はしょうゆと塩のみで、とってもシンプルです。
このレシピを参考に、調味料や具材を少しアレンジして作ったレシピがこちらです。
今回のだし汁は、筑前煮用にとっておいたかつおと昆布出汁を活用しました。近茶流という日本料理の流派の先生が『ぴったんこカンカン』で教えていた、基本の出汁の取り方を再現してみました。忠実に再現してみると、こんなに透き通った黄金色の出汁に!保存容器のキズの方が気になるくらいです(;^ω^)
出汁のとり方については、こちらの記事で詳しく書いています↓
近茶流日本料理・本格出汁の引き方&筑前煮の作り方&お刺身の盛り付け方
【インスタントポットレシピ】茶碗蒸しの作り方&レビュー
Course: メインCuisine: 茶碗蒸し, インスタントポットで茶碗蒸しDifficulty: 簡単4
servings5
minutes3
minutes8
minutesコストコや通販で話題のマルチクッカー・インスタントポットで、蒸し料理の『茶碗蒸し』を作ってみました
材料
卵 2個
だし汁 400㏄(干しシイタケの戻し汁50㏄を含む)
しょうゆ 小さじ1
みりん 小さじ1
塩 小さじ1/2
鶏肉 100g程度
干しシイタケ 2つ
ほうれん草 少々
枝豆 お好みで
水(蒸す時用) 500ml
作り方
- 干しシイタケは水で戻し、スライスしておく。ほうれん草はさっと茹で、3㎝幅くらいにカットしておく。鶏肉は1㎝角くらいに切っておく。
- ボールに卵を割り入れて菜ばしで縦に切るように混ぜ、だし汁・調味料を投入してよく混ぜ合わせる。
- 2をザルでこし、卵白の塊などを取り除く。こした卵液は、泡が残っていたら取り除いておく。
- 器に1と枝豆を入れて3の卵液をそっと注ぎ、アルミホイルでフタをする。水をはったインスタントポットの蒸し台の上に並べる。
- インスタントポットのフタをして内圧放出ベントをSealingに合わせ、『蒸し料理』メニューでNormal(中)モードを選択、±ボタンで3分に設定する
- 圧力調理が終了したら『取り消し』ボタンで保温を消し、クイックリリース(内圧放出ベントをVendingに移し、フロートバルブが下がるのを待つ)でフタを開ければ完成!
メモ
- インスタントポットの『蒸し料理』メニューを使った茶碗蒸しのレシピ
- 出汁のとり方については、こちらの記事で詳しく書いています↓
- 近茶流日本料理・本格出汁の引き方&筑前煮の作り方&お刺身の盛り付け方
失敗談&茶碗蒸しを食べてみた感想
実は今回、レシピの2か所でミスをしてしまいました(>_<)
まず蒸す前の器に、アルミホイルでフタをするのを忘れちゃいました。
蒸す際に水滴が器の中に入るのを防ぐためのフタだと思うのですが、食べるときになって気づきました(;^ω^)
でも思ったほど水っぽくなってなかったので、ほぼ水滴などは入らなかったのではないかな~(そうであって欲しい!)
それから圧力調理後クイックリリースする予定でしたが、他の料理に取り掛かっていて7分くらい保温されてしまいました(;^_^A
そのためかわかりませんが、しっかり固まった仕上がりになっていました。
でも食べてみると中は意外とフルフルの状態で、巣もそんなに気になりません。
丁寧にとったかつおと昆布の出汁が効いていて、優しい味に仕上がっていました。
ぎんなんがわりに入れてみた枝豆も、いい感じの食感です。
フタを開けるタイミングを間違わなければ、もっととろける食感の茶碗蒸しになったかも⁉
茶碗蒸しは蒸す段階で失敗しやすく難しいというイメージがあったので、これまであまり作っていませんでしたが、インスタントポットの『蒸し料理』メニューなら簡単!
ただ圧力調理の後、即フタを開けて蒸し時間を短くすることをお忘れなく(;^ω^)
インスタントポットなら難しい茶碗蒸しも簡単!
インスタントポットで茶碗蒸しに挑戦してみましたが、ボタンを押すだけで火加減を気にする必要がないので、今回作ってみて難しい茶碗蒸しのハードルがかなり低くなりました。
三つ葉やぎんなんなど本格的な具材があれば、より料亭のような茶碗蒸しが作れるかもしれませんね。
色々そろえるのが面倒…という人は、私のように家にある材料だけで作るのもアリです。
インスタントポットをお持ちの方は、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょう。