2020年10月15日の『主治医が見つかる診療所』では、シイタケの血管若返り&がん予防効果が特集されました。
血管年齢が高い=動脈硬化が進んでいる証拠だそうです。
そんな血管年齢を若返らせることができるスペシャル食材が、今が旬のシイタケです。
この記事では、シイタケの血管若返りや効果的な食べ方についてまとめます!
血管若返り成分10倍以上!シイタケの健康効果とは?
きのこ研究の第一人者・東京農業大学の江口教授によると、4000~5000種類あるキノコのうち、シイタケは血管若返り成分とがん予防成分が特に多いそうです。
それぞれの成分は違う性質のため、それぞれの効果を引き出すために効果的な食べ方が違うそうです。
シイタケの若返り成分『エリタデニン』
シイタケの血管若返り成分「エリタデニン」は、血液中の悪玉コレステロールを体外へ排出し、
血管を健康にする効果が期待できます。
シイタケはエリタデニンの含有量がきのこの中でも多く、その量はマッシュルームの数十倍と言われています。
静岡県伊豆市は血管若返り食材・シイタケの名産地です。
生産者の方の血管年齢を計ってみると、12人中10人が実際より血管年齢が若い(平均ー13歳)ことが分かりました。
焼きシイタケの作り方(エリタデニンを損しないための調理法)
シイタケ農家の方によると、新鮮なシイタケはヒダが白く立っているのが特徴だそうです。
そんなシイタケ農家のおすすめ調理法は、焼きシイタケです。
【焼きシイタケの作り方】
1.生シイタケの軸をカットする
2.傘の表面を下にしてフライパンに並べる
<ポイント>ヒダの部分にエリタデニンが含まれる水分が出てくるため、傘の表面を下にする
3.フタをして弱火にし、約5分焼く
4.しょう油で味付けすれば完成!
シイタケの肉詰めの作り方
1.シイタケの軸をカットして、ヒダの部分に小麦粉を振る
2.豚ひき肉・玉ねぎ・シイタケの軸・おろしショウガを混ぜたタネをシイタケのヒダの部分に詰める
2.タネの上にゴマをトッピングし、弱火で蒸す
<ポイント>温度を高くしすぎない
エリタデニンは70℃くらいに熱することで、血液の流れを良くする効果が最も高まります。
表面温度が高くなりすぎないよう、蒸して調理するのがおすすめです。
蒸すことでうま味も加わり、美味しくなるそうです。
まとめ
シイタケの血管若返り効果とがん予防効果では、調理法が異なることがわかりました。
次のページでは、がん予防に効果的な調理法をまとめます!
【主治医が見つかる診療所】シイタケのがん予防効果&調理法 シイタケのアヒージョ&しいたけ炊き込みご飯の作り方(10月15日)