【林修の今でしょ講座】(3月10日)新型コロナの予防法!感染症の権威が教える対策とは?

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2020年3月10日の『林修の今でしょ講座』では、現在流行中の新型コロナウィルスの疑問&対策法が特集されました。

教えてくれたのは、感染症の権威・順天堂大学大学院堀賢教授です。

この記事では、番組で紹介された医師の予防法をまとめます!

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林修先生の疑問③新型コロナウィルス・最善の予防策は手洗い?

林先生の「目・鼻・口から感染するのであれば、手を清潔にすれば防げる?うがいの効果は?」という疑問に関しては…

『手洗いが一番効果あり』

という回答でした。

健康な人はマスク不要!手洗いを重要視すべし!とのこと。

新型コロナウィルスの侵入経路⇒目・鼻・口の粘膜

ウィルスはいたるところに付いています。

ウィルスが付いた手で目をこすったりすると、簡単に感染してしまいます。

スタジオで林修先生が目・鼻・口を触った回数を数えたところ、目3回・鼻1回触っていました。

顔は無意識に触ってしまいがちなので、1日10~15回は手洗いをした方が良いそうです。

感染症予防のための手洗いの方法

堀先生が感染症予防のための手洗いの方法を教えてくれました。

1.手を濡らし石鹸で泡立てる

2.指の間を洗う

3.手のひらと手の甲を洗う

4.指先を洗う

5.手を組んで洗う

6.親指を包むように洗う

7.手首を洗う

手のひら・指先がポイントだそうです。

「アルコール消毒は効果ある?」という疑問には…

●30秒の手洗い⇒雑菌が80%減

●手洗いとアルコール消毒は両方やる必要なし!

アルコール消毒は20~30秒揉み込めば拭かなくていいため、次のように使い分けると良いそうです。

●手の汚れが少ない⇒アルコール消毒

●手の汚れが多い⇒石鹸&流水の手洗い

「アルコールがない場合、ウォッカなどでも代用可能?」の疑問には…

糖分が含まれるアルコール⇒雑菌のエサになり逆効果

とのことでした。

しかもアルコール濃度が高ければよいわけではなさそうです。

●アルコール濃度90%以上⇒殺菌効果が低い

●アルコール濃度60~70%⇒殺菌効果が高い

やはり消毒専用のアルコールを使用するのが一番良いようです。

手洗い後のドア・エレベーターのボタン操作は?

「キレイに手洗いした後、ドアノブやエレベーターのボタンに触るのに抵抗がある」という質問には…

堀先生はなるべく手のひらで触らない、肘で押すなどして対処しているとのこと。

一般的にウィルスは空気中でも約2~8時間は生存しているそうです。

外出中はなるべく顔を触らない、片から上に手を上げないことを習慣にすることが大切です。

「手と顔は一緒に洗った方がいい?」という質問には、

手をしっかり洗ったら、次に顔も洗うという順番であればOKとのことでした。

マスクの予防効果

堀先生は患者さんを診る時以外、外出時にマスクは使用していないそうです。

マスクは病気になっている人がすると効果があるとのこと。

マスクは飛沫を出しそうな人のフタをすることが主な目的だそうです。

みんながマスクを買い求めると、本来しなければならない人にマスクが届かないという事態になり、かえって状況が悪化してしまうことに。

せき込んでいる人がいれば、マスクをあげるほうが効果が高いと言います。

『マスクは体調のすぐれない人に!感染拡大の防止になる』

という結論でした。

うがいは意味がない⁉

うがいに関しては、医学的に効果が実証されていないそうです。

ウィルスは体内に入ると、20分ほどで細胞の奥まで侵入してしまいます。

1日中うがいをしないと効果がないということになります。

新型コロナウィルスは胃酸で殺せるとは今は言えない状態とのこと。

そのため「水を飲み込めばいい」というのも、正しいとは言えないそうです。

メガネに関しても、ゴーグルタイプのものでないと完全には防げないという回答でした。

林修先生の疑問④来年には新型コロナも普通の風邪になるの?

2009年~2010年豚由来の新型インフルエンザが世界的に大流行しパンデミックと騒がれましたが、現在では季節性のインフルエンザとして扱われています。

新型コロナも来年には普通の風邪のような扱いになるのでは?という質問には…

「その可能性は高い」

とのことでした。

新型コロナウィルスは動物界にいたウィルスが人間界に入ってきたものです。

豚や水鳥から人間に感染するインフルエンザのように、今後も野生動物との接触が増えることで新型コロナウィルスが流行する可能性があるそうです。

「このまま突然変異でも起こして凶悪なウィルスになったら?」

と不安になりますが、ウィルスは一人では生きていけないため、人間や動物などに寄生して宿主の細胞を使い生きています。

病原性が強すぎる⇒宿主が死んでしまい数を増やすことができない

頭のいいウィルスは宿主を生かさず殺さずで共存することを選びます。

堀先生によると、来年以降に新型コロナウィルスが命を脅かすほど危険な変異をする可能性は低いとのこと。

感染症自体をなくすことは不可能なので、うまく対処していくことが大切です。

マスクにあまりこだわらない&手洗いをしっかり

感染症の権威が最後に最も伝えたいことは…

「マスクにあまりこだわらないで、手洗いをしっかりする」ということでした。

マスクは健康な人より感染している人がした方が感染が拡大しにくくなります。

冷静に知識をつけて、正しく対処する『正しく恐れる』を実践してほしいとのこと。

今回教えていただいた対策を実践して、しっかり予防したいですね!

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