2020年3月7日の『世界一受けたい授業』では、『自宅ですぐできる健康診断』が特集されました。
コップと水で病気をチェック!人差し指で分かる病気とは?
若者に急増中の炎症も診断します。
この記事では、番組で紹介されたDIY健康診断(Do It Yourself健康診断)のやり方をまとめます。
腱鞘炎のセルフチェック
【腱鞘炎のセルフチェック】
1.腕をまっすぐ伸ばす
2.親指を内側にして握る
3.手首を小指側に曲げる
4.手首に痛みがあるかチェック
5.反対の手も同じように
左右の手で痛みに違いがありませんか?
若い人の間でスマートフォンの使い過ぎで、ドケルバン病(スマホ腱鞘炎)が増えています。
片方の親指だけでスマホ操作することで、親指を酷使していませんか?
知らないうちに、親指と手首をつなぐ腱と腱鞘に炎症が起きているのです。
対処法としては他の指を使う、親指の動きをテーピングで制限するといった方法があります。
前立腺肥大症の確認方法
前立腺肥大症はおしっこにかかる時間を確認すればわかるそうです。
体重3k以上の哺乳類は、排尿にかかる時間がだいたい21秒ということがわかっています。
排尿時間は長くて30秒が目安。
それ以上かかると、加齢や肥満が原因で前立腺に異常がある可能性があります。
短い排尿でも2時間以内に数回行くことが続く場合、泌尿器科を受診してみましょう。
脳卒中の診断方法
あっかんべーをしてみると、脳卒中の可能性をチェックできるそうです。
脳の血管が詰まると、舌の筋肉を動かす神経が弱くなります。
あっかんべーをした時に舌をまっすぐ出しているつもりでも、左右にズレる、痙攣が起きるなどの症状があれば要注意です。
このほかにも次のような方法で脳卒中の可能性をチェックできます。
1.しゃべり方
2.口のゆがみ
3.両腕を上げる(片方が下がってきたら要注意)
コップと水で口輪筋の衰えチェック
500mlのペットボトルと100mlの水だけで、口輪筋の衰えがチェックができます。
1.100mlの水を入れたペットボトルを唇だけでくわえる
2.10秒間キープする
私たちは本来鼻呼吸をすることで、ウィルスが体内に侵入しにくくなっています。
鼻にはフィルター機能があり、ウィルスをせき止めてくれます。
口輪筋が衰える⇒自然と口が開く⇒口呼吸⇒ウィルスが体内に侵入しやすくなる
口呼吸は花粉症やいびきなどの原因にもなってしまいます。
加齢により口の機能が衰える『オーラルフレイル』⇒飲み込む力が衰える⇒誤嚥性肺炎の危険性
口周りの筋肉を鍛える『あいうべ体操』
口輪筋を鍛えるためにおすすめの『あいうべ体操』のやり方を教えてくれました。
1.あー
2.いー
3.うー
4.べー(舌を出す)
口・舌を大きく動かすのがポイントです。
ほうれい線を目立たなくする効果も期待できます。
1日30回行うと良いそうです。
人差し指で肺疾患をチェック
1.人差し指を曲げ爪を向かい合わせてつける
2.爪の間にひし形の空間ができているかチェック
爪の間にすき間ができていない場合、『ばち指』という指のふくらみが原因です。
ばち指は肺がん・気管支拡張症などの肺疾患に伴って発生するため、注意が必要です。
悪性腫瘍が生成するホルモンによって発生するのでは?と言われています。
水とコップでわかる脳の病気
コップと水で出来る脳梗塞のセルフチェックです。
同じコップ2つと水を用意します。
1.1つのコップに水をすれすれまで注ぐ
2.もう1つのコップに水を移す
3.水がこぼれないように注意しながら、片方のコップへ水を移すのを6回繰り返す
9割以上の水が残ってない人は要注意です。
脳梗塞…脳血管が詰まり脳神経細胞への血液が滞る
手足に運動麻痺がおこるため、手先の細かい動きが不自由になります。
パーキンソン病や生理的な震えでもできないことがあります。
まとめ
自宅で出来る健康診断をおさらいしました。
どれもカンタンなので、習慣にしたいですね!