【主治医が見つかる診療所】(1月9日)2020年健康の新常識&日常に潜むキケン習慣③医師のホンネ

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医療の古い常識 エンタメ

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2020年1月9日のテレビ東京系『主治医が見つかる診療所』では、健康の新常識&日常に潜むキケン習慣が特集されました。

番組で現役医師50人にアンケートを行い、数々の疑問について本音で回答してもらいました。

この記事では、番組で紹介された『医療のギモンに現役医師が答える医師のホンネ』についてまとめたいと思います!

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病気予防やケガの応急処置って正しいの?

緑茶

この時期気になる風邪ですが、風邪予防のために『お茶でうがいをする』という人が多いようです。

これって効果あり?効果なし?(スタジオの医師に質問)

⇒おすすめ 5人 おすすめしない 3人

札幌禎心会病院の上山博康先生によると、医学的にうがいでは手遅れだそう。空気を吸った時点で感染しているからです。

それでも第1陣・第2陣・第3陣とウィルスの攻撃があるので、新しい敵を入れないという意味でお茶でうがいはオススメとのことでした。

秋津医院の秋津先生いわく、お茶は沸騰したお湯で作っているのでほぼ無菌で、しかもカテキン成分が抗ウィルス作用があると言われています。

お茶うがいも予防になりますが、先生は飲みうがいを勧めているとのこと。

お茶でうがいをしてそのまま飲み、酸性の強い胃の中で殺菌するのが良いそうです。

逆に国際医療福祉大学教授の奥仲哲弥先生は、ウィルスは咽頭・咽頭粘膜に20分以内に入ってしまうため、うがいでは意味がないので×という答えでした。

先生が行っている風邪予防としては、鼻呼吸とのこと。口呼吸ではダイレクトに気道に入ってきますが、鼻で呼吸をすると鼻毛もあり、副鼻腔で温められある程度菌を捕獲してくれるそうです。

ナグモクリニックの南雲吉則先生も×という答えでした。うがいは手洗いにはるかに及ばないとのこと。手を媒介してウィルス感染する可能性が高いので、常にきれいに洗っておくことが大切だそうです。

マスクをしていても空気感染してしまうので、人に移さないようにはできても、予防にはほぼならないとのことでした。

『カゼ予防にお茶でうがい』の50人医師のアンケート結果は…

オススメする 56%

オススメしない 44%

という結果でした。

【カゼ予防のホンネ】

●お茶でうがいした後、そのまま飲み込むのがオススメ

●まめな手洗いが効果的

●マスクは人に風邪をうつさないためにマナーとしてするのは良い

鼻血をどうやって止める?

街の人が答えた鼻血の止め方TOP3は以下の通りでした。

1位 ティッシュを鼻に詰める

2位 鼻をつまんで上を向く

3位 首の後ろを叩く

医学的正しい鼻血の止め方は?

すぎおかクリニックの杉岡先生によると、横になるのはNGとのこと。正しい止め方は…

●座る⇒血流量が少なくなり、横になった時より止まりやすい

●鼻をおさえる時は5分以上続けると良い。ただし途中で手を離さないこと。

上山先生によると、上を向いて首を叩くと血が気道に入る恐れがあるとのこと。

血液成分は外へ出ると固まるので、垂らしておけば止まるそうです。

秋津先生は鼻血が良く出る人の効果的な治療法として、耳鼻科で血管を焼くことをおすすめ。

【鼻血の止め方】

●下を向き鼻の付け根を5分以上おさえる

●頻度が多い方は耳鼻科で診察を受けると良い

フリーランスの医師って本当にいる?もうかる?

ドラマに出てくるフリーランスの医師って本当にいるの?という質問に、スタジオの医師全員が〇と答えました。

フリーランスが多いのは主に麻酔科の医師だそう。

麻酔科の先生は手術の前日に患者と話し、当日の朝来た時には患者さんは半分点滴が入った状態ですし、手術後も会うことがありません。1日半で仕事が終了するため、フリーでやりやすいのだそう。

また最近は医局に属さずに、色々な病院で外来でアルバイトしている先生も増えているようです。

番組ではフリーランスで活躍する麻酔科の医師を取材。

中野隆弘先生は防衛省所属の医師からフリーランスに転身したそうです。

収入は年収1200万から2500万円くらいに。不安定だけど、稼げる人は稼げるという回答でした。

医師のホンネも参考に!

この回では、普段なかなか聞けない医師のホンネを知ることができました。

カゼ予防や鼻血の止め方は、日常生活でも役立ちそうですね!

この後紹介された『知らないと命を落とす危険な習慣Part2』は、こちらの記事でまとめたいと思います↓

【主治医が見つかる診療所】(1月9日)2020年健康の新常識&日常に潜むキケン習慣④実話ドラマPart2