【ヒルナンデス】明治神宮を徹底調査!麒麟・川島が教える参拝方法&ご利益&パワースポット

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2019年12月13日の日本テレビ『ヒルナンデス』では、明治神宮を徹底調査!

『THEオトナのお作法』と題し、麒麟・川島明さんが初詣に役立つ参拝方法や明治神宮のパワースポット、ご利益などを紹介してくれました。

ヒルナンデスのシーズンレギュラー・川島さんといえば、これまで全国40か所以上のパワースポットを巡ってきた神社仏閣マニアとして知られています。

今回は陣内智則さん、王林さん、河北麻友子さんが一緒にお作法を学びました。

この記事では明治神宮を参拝する時に知っておきたい見どころや、正しい参拝の作法をおさらいします!

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明治神宮の歴史

初詣の定番・明治神宮は、新年の三が日だけで300万人以上が訪れる人気スポットです。

その歴史は大正時代にさかのぼり、来年創建100年を迎えます。

明治神宮は1912年(明治45年)に崩御された明治天皇と昭憲皇太后を偲ぶ神社として、1920年(大正9年)に創建されました。

つまり、今ぜひ訪れておきたいパワースポットなのです!

明治神宮には234種類もの樹木が植えられているのですが、以前は畑がほとんどで荒れ地のような場所でした。

そこで国内外から約10万本の木を集め、延べ11万人の手によって植えられたそうです。

今では原生林のような豊かな杜に成長しています。

一行はまず明治神宮の入り口にあたる第一鳥居からスタートします。

鳥居のくぐり方

第一鳥居は明治神宮創建時に建てられ、こちらも来年で100年を迎えます。

2020年11月1日以降立て替えられる予定なので、この鳥居をくぐれるのは今だけです。

ここでは、鳥居の正しいくぐり方を教えてもらいます。

【鳥居の正しいくぐり方】

●鳥居をくぐる前に息を整え、15度くらい頭を下げて一礼してからくぐる

●頭を下げているとき「失礼致します」と心の中で唱える

帽子サングラスは外すのが礼儀

●なるべくスッピンに近い状態で、マスクなども取った方がよい

●真ん中は「正中」と呼ばれ神様が歩く道なので、できるだけを歩く

●初詣などで混んでいるときも、できるだけ左足から踏み入れるようにする

ちなみに参道には玉砂利が敷かれていますが、それには次の2つの意味があります。

●玉砂利を敷くことで、お祓い・お清めする

●玉砂利を踏む音によって精神を鎮める

神様のいる場所に向かうまでに、祈るという姿勢が表れているそうです。

玉砂利は鳴らすために敷いてあるので、音を鳴らして歩くといいんですね。

大鳥居までの見どころ

大鳥居までの参道には、200もの酒樽が捧げられています。

こちらは醸造元が神の恵みに感謝して納めたものです。

反対側にはワイン樽も奉納されているのですが、これは「日本古来の精神を持ちつつ、西洋の優れた文化を取り入れる」という明治天皇の和魂洋才(わこんようさい)というお考えから捧げられているそうです。

ワインは毎年フランス・ブルゴーニュ地方の醸造家が奉納しています。

一行は明治神宮の名物・大鳥居へ。

明神鳥居の中でも、木造としては日本一の大きさを誇る大鳥居です。

(明神鳥居…横柱の両端が上向きに反っている鳥居)

(神明鳥居…横柱がまっすぐな一直線の鳥居)

初代の大鳥居は昭和41年に落雷で破損し、現在のものは昭和47年に再建されたものです。

大鳥居に使われたのは台湾にあった樹齢1500年を超える巨大ヒノキで、台湾から1年以上かけて明治神宮まで運ばれ建てられました。

鳥居をくぐる時は、第一鳥居の時と同じように正しい作法でくぐりましょう。

手水舎でお清めのお作法

手水舎では河北麻友子さんと王林さんがお清めを実践していましたが、いきなり低い点数をつけられていました。

その理由はこんなタブーを犯していたからです。

<柄杓は水に2回つけてはいけない>

川島さん曰く、「手水舎と串カツは2度づけ禁止」だそうです。

お清めの正しいお作法を、おさらいしておきましょう。

【お清めのお作法】

1.右手で柄杓に水を汲んで、左手にかけて清める

2.柄杓を左手に持ち替えて、右手を清める

3.柄杓を右手に持ち、左手で水を受けて口をすすぐ

4.もう一度左手を清める

5.残った水で柄杓の柄を洗い、元の場所に戻す

御社殿でのお作法

一行はいよいよ御社殿へ。

御社殿の前には南神門(みなみしんもん)がありますが、くぐるときは門の敷居を踏まないように気をつけましょう。

神社では二礼二拍手一礼が一般的ですが、明治神宮は少し異なり二拝二拍手一拝が正しい作法だそう。

二拝二拍手一拝では、お辞儀の角度をより深くするのがポイントだそうです。

正しい参拝方法を見てみましょう。

【明治神宮参拝の方法】

●二拝二拍手一拝する

●お辞儀は深く!

●手をたたくときは、左手を少し前になるよう右手をずらして叩く

●願い事をする前に、心の中で神様に自分の住所・氏名を伝える

●最後のお辞儀では、「願いを聞いて頂いてありがとうございます」と心の中で唱える

●初詣は神様への年始の挨拶なので感謝を述べ、願い事は1つだけ伝える

明治神宮のおみくじ

参拝が終了したら、おみくじを引いてみましょう。初穂料は100円です。

明治神宮のおみくじは一般的な神社と違い大吉・吉・凶などはなく、明治天皇と昭憲皇太后が詠んだ歌を生活の指針として「大御心(おおみごころ)」が記されているのが特徴。

裏面に訳が書かれているので、参考にするといいですね。

川島さんは全国各地の神社仏閣を訪れていますが、おみくじを引くにはここだけなんだそう。

4年連続「調子に乗るな」といったことが書かれていて、為になったんだとか。

本当に大切なことを教えてくれそうで、ご利益がありそうですよね。

明治神宮のパワースポット巡り

参拝後は、明治神宮を訪れたらぜひ行っておきたいパワースポット&最新スポットを教えてくれました。

順番にチェックしてみましょう。

夫婦楠(めおとくす)

御社殿左横の大きな楠(くすのき)は、家内安全・縁結びのご利益があると言われています。

一度は戦火に見舞われましたが、無事に生き残ったことから生命力の象徴とされています。

王林さんと河北さんはまだパートナーがいないので、ここでしっかり祈願していました。

清正井(きよまさのいど)

土木の神様といわれた加藤清正が自ら掘ったと言われる井戸も、パワースポットとして有名です。

携帯の待ち受け画面にする運気がUPすると言われ、一時期は待ち時間が5時間に及んだことも。

水温が年間を通して15℃で一定しており、毎分平均60Lの水が絶えることなく湧き出ています。

ぜひ画像を撮っておきたいですね!

明治神宮ミュージアム

明治神宮ミュージアムは今年10月にオープンしたばかりの最新スポットです。

新国立競技場をデザインした建築家・隈研吾さんの設計で、自然と調和し木立の中にいるような落ち着いた雰囲気の建物です。

入館料1000円で、明治神宮で使われる道具や明治天皇愛用の貴重品を見ることができます。

中でも1889年大日本帝国憲法発布式後に明治天皇と昭憲皇太后が乗った馬車「六頭曳儀装者(ろくとうびきぎそうしゃ)」は、金色の鳳凰や豪華な内装が素晴らしく必見です!

明治天皇が即位されるときにだけお召しになった黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)も、展示されています。

令和天皇がご即位する際にお召しになっていた映像も、記憶に新しいですよね。

このほかにも、明治天皇の倹約家ぶりが伝わる愛用品を見ることができます。

正しい作法をマスターして初詣へ!

麒麟の川島さんが教えてくれた明治神宮を参拝するための正しい作法をおさらいしましたが、いかがでしたか?

初詣の前に知っておきたい情報満載だったので、筆者も参拝方法を参考にお参りに行きたいと思います!