2020年7月14日の『林修の今でしょ!講座』では、犬&猫のかわいい習性講座が放送されました。
ペットブームの今、知っておきたい情報満載!
この記事では、犬&猫の気持ちが分かるペット行動講座についてまとめます!
痛そうなのにリアクションしない猫
転倒して思い切り頭をぶつけたり、喧嘩して背中を打ち付けたりしても、リアクションしない猫。痛くないの?
⇒犬や猫も痛みを感じることが分かっています。
ただ野生では痛がったり弱った姿を見せると敵に襲われるので、その習性で隠す場合があるそうです。
鏡と戦う犬&猫
鏡に映った自分にダイブする猫。
鏡の横を通過するとき、自分の姿にびっくりする犬。
鏡に映った自分を見て、前足を上げる猫。
鏡に映った自分を認識してる?
⇒鏡の中の自分を自分だと認識する能力=自己鏡像認知能力は、人間・チンパンジー・オランウータン・象・イルカにありますが、犬猫はないと考えられています。
犬・猫は自分だと気づいていないので、大きくリアクションしてしまったのではないでしょうか。
食べ物を見て見ぬふりする犬
飼い主が食べ物を食べているとき、見ているのがばれないように顔をそむける犬。
バレないようにする理由は?
⇒服従の意思を示しているため。
相手の目を見つめることは戦いを挑む意思になる場合も。
目を合わせず服従している可能性大だそうです。
飼い主の顔に仰天する猫
猫フェイスというアプリを使って、スマホで撮影した顔を猫顔に変身させた飼い主。
猫は飼い主と認識できるのでしょうか?
三度見する猫や、のけぞって硬直する猫がいました。
⇒画面内の変化にびっくりしているだけと思われる。
飼い主に助けを求めて、顔を見上げているのでは?ということでした。
ビックリしてテーブルの脚にしがみつく猫
子猫の前にハリネズミが!
驚きのあまりテーブルの脚にしがみついてしまいました。
⇒木登りをしようとした。
猫の祖先はもともと樹上生活していたので、木の上で暮らす能力を備えています。
テーブルの脚をよじ登り危険回避しようとしましたが、足の短いマンチカンだったため、登れずにしがみつく形になってしまいました。
ぬいぐるみをくわえ鳴きながら飼い主のもとに来る
ぬいぐるみをくわえて鳴きながら飼い主のもとへ来る猫。
いったい何を訴えているのでしょう?
⇒ぬいぐるみという獲物を獲得したことを、飼い主に自慢するため。
子猫は寂しがり屋が多く、様々な方法でアピールするそうです。
口をパクパクする猫
お笑いコンビ さらば青春の光の飼い猫・会長は、ベランダに鳥が来たときだけ口を小刻みにパクパクさせるそうです。
⇒猫が葛藤やジレンマを感じると出現する行動。
窓の外に鳥がいるのに、出られない葛藤を感じているそうです。
おもちゃを使い狩猟本能を満たしてあげるのがおすすめです。
匂いを嗅いでポカーンと口を開ける猫
匂いを嗅いでポカーンとした表情で口を開ける猫。
⇒じょ鼻器というフェロモン物質をインプットする器官に情報を取り込むとき現れる表情です。
生殖行動などを引き起こす大切な能力の一つと考えられています。
セントバーナードが首にぶら下げている樽の中身は?
寒さに強く山岳救助犬として有名なセントバーナード。
首にぶら下げている樽の中身は?
⇒樽の中は空っぽ。
当時17歳だった絵描きのエドウィンくんが2頭のセントバーナードが救助をする絵を描きました。
遭難者の体を温めるため、お酒を入れて運んでいるという解説をしましたが、エドウィン君が考えた空想だったそうです。
犬の顔を触ると変な顔をするのはなぜ?
犬の顔周りを触るとき、変顔をする犬。なぜ?
⇒犬は顔の部分に触ったことを感知する細胞の数が異常に多いため。
子犬:大きくあくび
成犬:引きつるような表情
信頼関係があれば、顔を触られ喜ぶ場合が多いそうです。
笑っているような表情をする犬
笑ているような表情をする犬。
ホントに笑ってるの?
⇒犬には笑筋がないため、ヒトのような笑顔は作れません。
ただ飼い犬によく見られる表情なので、ヒトの笑顔を見て模倣している可能性があるとみられています。
ちなみに犬には「快適」「不快」という感情があると言われています。
「面白い」という感情があるかは、まだわかっていません。
「チーズ」と近づくと口を大きく開いて笑っている表情になる犬
「チーズ」とカメラを向けて近づくと、口を大きく開いて歯を出し笑っている表情になる犬。
⇒犬が歯を見せる理由は2つ
1.威嚇 2.落ち着かせる
犬が困ったときに見せる転位行動で、カーミングシグナル(動物のボディランゲージ)と呼ばれています。
自分や相手を落ち着かせたいときに出現する表情なので、自分を落ち着かせると同時に相手も落ち着かせたいという気持ちがあったようです。
犬猫の行動から気持ちがわかる!
犬猫が見せる行動や鳴き声で、どんな気持ちかある程度わかるようですね。
ぜひおうちでも観察してみてはいかがでしょう。
以前紹介されたペット行動講座は、こちらでまとめています↓