【林修の今でしょ講座】犬&猫のペット行動講座!猫の「気まずい」サイン・犬の感情を知る方法とは?(6月23日)

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2020年6月23日の『林修の今でしょ!講座』では、『犬&猫のかわいい習性講座』が放送されました。

犬や猫の動画を教材に「飼い主に何を言いたいのか」「どんな感情なのか」など、動物行動学のプロ・福山先生から教わります。

この記事では、番組で紹介された犬&猫の驚きの行動や習性をまとめます!

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ノリのいい音楽にのって踊る犬

飼い主の横で一緒にダンスするワンちゃん。

かなりノリノリで踊っています。

⇒親や仲間のマネをしながら、生きるすべを身に着けていく『模倣』で、飼い主が喜ぶことを学んで踊っているのでは?ということでした。

ニャン斗百烈拳(高速パンチ)を放つ猫(藤あや子さんのペット)

藤あや子さんのTwitterで話題の猫のマルちゃん。

ニャン斗百烈拳(高速パンチ)が特技です。

⇒この行動はエネルギーの消費不足で余ったエネルギーを、高速パンチで発散しているんだそうです。

室井滋さんの猫(19歳)は扉を開けてほしい時に、同じような行動をするそうです。

飛べない猫

高いところにも軽くジャンプしてのってしまう猫ですが、中には全然飛べない猫もいるそうです。

飛ぶ気満々なのに、全然飛べないのはなぜなんでしょう。

長毛種の猫は滑り止めになる肉球と床の間に毛が入って、滑る(踏み切れない)ことがあるそうです。

室井滋さんの猫は夜中に顔の間をジャンプすることがよくあるんだとか。

こちらは昼に消費できなかったエネルギーを、夜に消費している行動だそうです。

足元だと蹴られてしまう可能性があるため、頭の上で飛んでいるのでは?ということでした。

液体化する猫たち

猫がまるで液体のように、器にすっぽり入ることがよくありますよね。

⇒猫が狭いところが好きな理由は防衛本能狩猟本能

小動物を探す本能で、狭い空間に入ると考えられているそうです。

細いところを通り抜ける猫

猫が通れないよう設置した安全ガードを、簡単にすり抜ける猫。

自分より細いすき間を通れるのはなぜ?

⇒猫の骨格は人間より40個も多い骨でできており、柔軟な動きが出来ます。

特に肩の関節はフローティングショルダー(関節が外れた状態)と呼ばれ、肩を柔軟に動かして頭さえ通れば狭いところも通過することができるそうです。

ちなみに犬の場合、柔軟性がないため狭いところは通り抜けられないとのこと。

呼び鈴を鳴らす猫

交互に呼び鈴を鳴らす2匹の猫。

呼び鈴を鳴らすとエサがもらえます。

『条件付け』訓練して特定の行動を起こさせる

通常行動⇒餌はすぐに与えることで学習しますが、30分経っても忘れないのが腐ったものを食べたとき。

腐ったものを食べて体調が悪くなった場合、その食べ物を覚えていて食べなくなるそうです。

障害物を倒さず歩く猫

たくさんのカセットケースが並べられた廊下を、障害物1つもを倒さず進む猫。

さらば青春の光の飼い猫『会長(マンチカン)』でも試してみたそうですが、ほとんど倒さずに進めました。

なぜよけて歩くことができるのでしょう?

逆に犬は慎重に歩いても、障害物を倒してしまいます。

⇒猫は体の末端部分が敏感なため、モノに触れる・ぶつかることを嫌がります。

また猫は身体能力が高く、前足をつけた安全なところに正確に後ろ足をもっていくことができます。

犬はここまでの運動能力がなく、後ろ足があると思って生きていないため、障害物を倒してしまうとのこと。

マッサージする猫

猫が飼い主の背中をもみもみ。

中川翔子さんの愛猫ピンクちゃんも、もみもみが得意です。

⇒子猫が母猫のお乳を出しやすくするための行動の名残。

本来は子猫だけに備わった行動ですが、大人になってもやるのは甘えている証拠です。

思う存分やらせてあげましょう。

はしゃいでいるのを見られて照れ隠しする猫

はしゃいでいたところを飼い主に見られていたことに気づき、挨拶するようなポーズで前足をあげる猫ちゃん。

転位行動

葛藤状態のとき、自分の意思とは関係ない行動をとること。

「気まずい、どうしよう」という思いから、手が上がってしまったそうです。

「恥ずかしい」という感情は人間しか持っていませんが、「気まずい」という感情は群れで暮らす猫も持っていると考えられます。

円を見ると入ってしまう猫

ガムテープで描いた円に入ってしまう猫。

SNSでも大人気の猫の行動です。

⇒仕切られた空間に安心感を覚えるため。

猫は止まっているものに対しては視覚能力が高くないため、穴だと勘違いして入っている可能性もあります。

お腹を見せる犬

遊んでほしい子犬がもう一方の犬にちょっかいをかけますが、唸られてしまいます。

その時子犬がやったのが、お腹を見せるという行動。

⇒プレイボゥという遊びを誘うボディランゲージをしたものの、相手にしてくれないのでお腹を出して「危害を与える気はありません」と表している行動だそうです。

眠い時にお腹を見せるのは、安心・脱力のほか、暑い時の場合があるそうです。

触ろうとすると逃げるのに目線を外すと寄ってくるのはなぜ?

猫も犬も触ろうとすると逃げるのに、目線を外すと寄ってくるのはなぜ?

⇒毛流を乱されるのを嫌うため、触られたくないと感じる場合がある。

くっつきたいけど触られたくないので、見られていない時を見計らってくっついているのでは?

白線の上を歩く犬

道路の白線の上だけを歩くワンちゃん。

犬は白い色を見分けている?

⇒アスファルトの黒と白線の白のコントラストがはっきりしているので、ヒトが子供のころやったように遊び感覚を持っているのかもしれません。

犬は人ほどではありませんが、ある程度の色は感知していると言われています。

ヒトは赤・緑・青の三原色が見えますが、犬は赤が認識できません。

二原色で見ている犬は、紺色黄色のボールを見つけやすいと言います。

独特すぎる水の飲み方をする猫

蛇口から出た水をおでこで浴びながら飲む猫。

いったいなぜこんな飲み方をするのでしょう?

⇒飼い猫の発症はリビアヤマネコと考えられているため、水は苦手です。

動画のように水に無頓着な猫は非常に珍しいそうです。

ところが室井滋さんによると、泳ぐ猫もいるそうです。

野生の虎は水に入る習性があるため、種類によっては水が好きな猫もいるのかもしれません。

ご飯の時に床をカリカリする猫

ご飯の時に床をカリカリする猫。

目の前のご飯を無視してカリカリするのはなぜでしょう?

もういらないという意味。

それいらない!という行動だそうです。

猫は新鮮なお肉を食べる動物なので、隠して後で食べようとはならないそうです。

犬の場合、いらないエサは鼻で押してよけたりするそうです。

飼い主のトイレで用を足す猫

飼い主がトイレに行くと、トイレタンクで用を足す猫。

⇒自分が堀った穴と形状が似ているため、お気に入りに!

ニオイなどで空間としてトイレと認識しているのかもしれません。

室井滋さんの猫は排せつの前後に急に活発になるそうです。

トイレハイと呼ばれる状態で、排便によるスッキリ感や警戒心がなくなる安心感から活発になるのかもしれません。

猫は10歳を超えると便秘になりやすいため、便意をもよおしたことで嬉しくなっているのかもしれないそうです。

眠りながら吠える犬

ぐっすり眠っているのに吠える犬。

眠ったまま吠えるのはなぜなんでしょう?

⇒犬が夢を見ていたか知ることはできませんが、ヒトと同じように睡眠中に記憶の定着や整理を行っていると考えられているそうです。

何か吠える夢を見ていたのかもしれません。

お掃除ロボットに乗り続ける猫

お掃除ロボットに乗り続ける猫。

お掃除ロボが大好きで、起動させる猫もいるそうです。

⇒2つの理由が考えられます。

1.少しでも高い場所を好む

2.耳を使って音源定位(音を発している正体を見つける)している

犬はなぜ氷の上でも平気でいられる?

そり犬は氷の上でも平気でいられますが、猫は氷の上に居続けることができません。

犬と猫の肉球の違いは?

⇒犬の肉球には熱交換システムがあるから。

猫の肉球は動脈と静脈が離れている⇒血液が冷たくなりやすい。

犬の肉球は動脈の周りに静脈が巻き付いている⇒動脈と静脈が熱交換するため、冷えにくい

-35℃までは凍傷などにもならないことが分かっています。

抱っこされると固まる犬

大好きなおじいちゃんの上では元気に吠えていたのに、苦手な息子に抱っこされると固まる犬。

緊張性の不動化

究極の服従姿勢の表現で、相当嫌な思いをしているので、すぐにやめてあげた方がよいそうです。

バリエーション豊かな返事をする猫

サンシャイン池崎さんの飼い猫、風神・雷神は、呼びかけると鳴き声やボディランゲージで返事をしてくれます。

これって愛情表現なのでしょうか?

⇒足や尻尾を動かして返事をするのは、「なに?」という返事です。

しつこくかまった結果の返事なのでは?

呪文を唱えるような鳴き方をする猫

お笑いコンビLLRの伊藤さんの飼い猫は4匹。

甘えん坊のちょび丸くんは、呪文を唱えるような鳴き方をすることがあるそうです。

なぜこんな鳴き方をするの?

不安(不満)

不安が原因で威嚇している行動。

猫には攻撃的(耳が横にそる)・防御的(耳を伏せる)の2種類の威嚇があります。

耳が反っているときは、気をつけましょう。

犬猫のかわいいしぐさからペットの気持ちを知ろう!

犬猫の色々な習性や行動から、感情がわかってきましたね。

ぜひ参考にして、ペットと仲良く過ごしましょう!

次のページでは、マスク&消毒の正しい知識をまとめます!

【林修の今でしょ講座】マスクの正しい知識(選び方・取り扱い方・保管法)

次の回の今でしょ講座で紹介された犬猫の行動講座は、こちらからご覧いただけます↓

【林修の今でしょ講座】犬&猫のかわいい習性講座(7月14日)