2021年6月12日の『世界一受けたい授業』では、スマホ脳にならないためにやってはいけない3つのことが特集されました。
この記事では、スマホ脳にならないためのNG行動 デジタル健忘症予防策を紹介します!
私たちは毎日平均70回以上スマホを手に取り、2000回以上スマホをタップしているそうです。
脳が情報を記憶しない!?危険なデジタル健忘症の予防策とは?
「スマホ脳」著者のアンデシュ・ハンセン氏から、スマホとの正しい付き合い方を学びます。
スマホを1日5時間以上使う人は肥満リスクが43%上がる!
スマホを1日5時間以上使う人は、運動をしない・スナック菓子をよく食べるという特徴から、肥満リスクが43%もアップすることがわかっています。
スマホからはブルーライトという光が出ていますが、これを浴びると本能的に空腹感が増してしまうそうです。
スマホ脳にならないためのやってはいけない3つのこと
スマホ脳にならないためのやってはいけない3つのことを、スマホ脳著者が教えてくれました。
1 スマホを寝室に持ち込まない
夜にスマホを見すぎると青空と波長が似ているブルーライトを浴びることになり、深い眠りに必要なホルモンが分泌されにくくなり睡眠不足になってしまいます。
スマホを見る人は平均1時間以上も睡眠時間が短くなることがわかっています。
睡眠時間が短いほど、記憶を司る脳(海馬)が小さくなる!
ということがわかっています。
「寝る子は育つ」は脳の観点からも正しかったのです。
ブルーライトをカットするシートを使う、36cm以上スマホを離して見るという方法も有効です。
1日2回以上スマホが鳴っていないのに振動を感じてスマホをチェックする人はスマホ依存に陥っています。
2 スマホを見える所に置かない
スマホを見える所に置くだけで、「着信があるかも・・・」と気になってしまい、それでも「無視しなきゃ」という考えが働き、脳が他のことに集中できなくなります。
スマホの使用頻度が高い20代〜50代の人にPCでの反応速度テストを受けてもらいました。
スマホがある場合、平均0.63秒でした。
スマホがない場合、平均0.55秒に縮まりました!
脳波でも大きな違いがありました。
平均集中力がスマホがある時は26.7%に対し、37.8%にアップ!
3 すぐに検索しない
スマホですぐに調べたり、スマホで撮影したりすると、脳が記憶しなくなりデジタル健忘症になりやすくなります。
美術館で絵を見るだけの人とスマホで撮影する人で実験をおこなったところ、翌日見ただけの人は絵を覚えていたのに対し、撮影した治験者は絵をよく覚えていなかったそうです。
少なくとも1分間は自分で考えて、検索するようにしましょう。
人間はもともとゴシップ好き
人間はゴシップ好きなのは本能的なことです。
他人の情報がわかるSNS(スマホ)に夢中になるのも、仕方のないことなのかもしれません。
ゴシップ好きかどうかをチェックしてみましょう。
ゴシップ好きチェック項目
2つ以上チェックがついたら、ゴシップ好きということになります。
①想像力が豊か
②ネタバレを話したい
③恋愛ドラマが好き
④話を盛りがち
まとめ
スマホ脳にならないための3つの行動・予防策をまとめました。
アンデシュ・ハンセン氏の「スマホ脳」は、こちらです↓
以前世界一受けたい授業で放送された「頭ほぐし」のやり方は、こちらでまとめています↓