2024年4月2日のNHK放送『あさイチ』ツイQ楽ワザで放送された、今からできる花粉&黄砂対策方法(肌荒れ予防・花粉ブロックスプレー活用・花粉がつきにくい服の素材・花粉の落とし方・掃除法など)をまとめて紹介します!
今回の「あさイチ」ツイQ楽ワザでは、花粉&黄砂対策が特集されました。
スギ花粉に続きくる、ヒノキ花粉・黄砂などから身を守る方法を教えてくれました。
(画像出典:NHK)
花粉・黄砂対策
花粉&黄砂対策についてまとめます。
花粉で肌荒れが悪化?
花粉に触れると肌が荒れることがわかっています。
荒れた肌に花粉が入るとアレルギー物質が入り込み、肌の中にあるトロンビン(酵素の一種)が反応し、肌荒れが悪化する可能性(赤味、かゆみ、発疹)があるそうです。
花粉症でない人でもこの症状は起こる可能性があるため、肌が健康な状態ではない人は、特に気をつけたほうが良いそうです。
乾燥により角質層に隙間ができるとアレルギー物質が入りやすくなるため、保湿をすることが重要です。
日中もこまめな保湿や日焼け止めでしっかり防御することで、予防になります。
帰宅後すぐに洗顔する、髪を洗うことで、アレルギー物質を落とすのもおすすめです。
花粉ブロックスプレーの使い方
花粉ブロックスプレーは体にバリアを作って、花粉が付着するのを防いでくれます。
花粉ブロックスプレーは、体から数センチ離して、ムラなく全体にスプレーします。
花粉が付着しやすい髪の毛にも!
花粉・黄砂のピーク
花粉のピークは種類により異なります。
スギ花粉は2月〜4月、ヒノキ花粉は3月〜5月くらいがピークだそうです。
黄砂は春先から春にかけて日本に飛んで来やすいそうです。
黄砂のピークは4月と言われています。
花粉がつきにくい服の素材
花粉は静電気に吸い寄せられて、服につきやすくなります。
服の素材の組み合わせで、静電気を発生しにくくすることが花粉対策になります。
ナイロンのアウターなど、表面がつるんとしたアウターを着ると、花粉がつきにくくなります。
さらにインナーで着る素材により、静電気の量が変わります↓
・ポリエステル…静電気が発生しやすい!
・ウール…静電気はポリエステルの半分ほど。それでも花粉はつきやすい!
・綿…静電気は発生しにくい。花粉は他の素材に比べかなりつきにくい!
インナーには綿素材がおすすめです。
綿は+と−の中間にあたる素材で、吸湿性が高いため、どんな素材に合わせても静電気が起こりにくいそうです。
+の素材と−の素材を組み合わせるほど静電気は起こりやすいため、注意が必要です。
服についた花粉の落とし方
服についた花粉の落とし方を伝授!
・手ではたく⇨服の繊維の奥まで花粉が入り込むのでNG!
・衣類用粘着クリーナー⇨手に比べて花粉が落としやすいものの、花粉が少量残りました。
・洋服ブラシ⇨1回でかなりの花粉を落とせました。
・ほこり取りブラシ⇨洋服ブラシと同じくらいほとんどの花粉を落とせました。
玄関先で洋服ブラシやほこり取りブラシで花粉を落とす、または家の中なら粘着クリーナーで花粉を吸着するのがおすすめです。
花粉がつきやすい場所
花粉がつきやすい場所は?
上半身よりも、摩擦が起きやすいカバンが擦れやすい場所(下半身、胴回りなど)、コートの裾部分などは、花粉がつきやすいそうです。
またズボンの場合は、膝より下が静電気が起きやすいそうです。
花粉黄砂対策は浴びない・吸わない・持ち込まない
花粉黄砂対策は浴びない・吸わない・持ち込まないことが重要です。
重症化すると、アレルギー性鼻炎症状などが悪化します。
くしゃみ発作または鼻をかむ回数・鼻詰まりの症状により、重症度がわかります。
花粉症の人は黄砂やPM2.5でもアレルギー反応が出る?
花粉症の人は黄砂やPM2.5でもアレルギー反応が出る?
⇨花粉症の人は過敏性が上がっているため、黄砂やPM2.5が付着することで症状が悪化することがあるそうです。
花粉症にならないためには?
花粉症にならないためには?
⇨花粉症にならないためには、花粉をできるだけ吸い込まない、肌に付着させないようにすることが重要です。
花粉・黄砂などがたまりやすい場所
花粉・黄砂などがたまりやすい場所は?
⇨壁や天井
花粉や黄砂は静電気に引き寄せられ、壁や天井に付着します。
人が歩いたりすると、再び舞い上がったりするそうです。
掃除方法
壁や天井の掃除には、静電気が起こりやすい化繊はたきで掃除するのがおすすめです。
壁や天井をはたきでなでるように掃除します。
壁は90cmより下の部分は念入りに!
天井は月に1度でも良いそうです。
フローリング(床)掃除には…フローリングワイパーの乾拭きを使います。
水拭きの倍、花粉を塗り広げてしまう可能性があります。
カーペットの掃除機がけは、…前後に動かすと、表面も繊維の奥の花粉も吸い込むことができます。
換気対策 給気口もチェック!
花粉や黄砂の侵入を防ぐには、給気口の対策も必要です。
ちなみに24時間換気システムは、建物の中の建材や家具から出るホルムアルデヒドを抑制するために設けられています。
そのため24時間換気システムは止めてはいけません。
そこで、給気口にもマスクのように小さな粒子をとるフィルターを取り付けることが対策になります。
給気口付属のフィルターだけは花粉や黄砂を防ぐことができません。
給気口用フィルターを重ねることで、花粉や黄砂を防ぐことができます。(目が細かく作られており、換気機能が落ちる可能性があるため、使用期間を守って時々交換してください)
窓には網戸フィルターがおすすめです。(ホームセンターで1000円ほど)
ただし網戸は広すぎるため、窓を全開すると花粉や黄砂を防ぎ切ることができないため、5センチほどの窓開け換気で対策すると良いそうです。
まとめ
『あさイチ』ツイQ楽ワザで放送された、今からできる花粉&黄砂対策方法(花粉がつきにくい洋服コーディネート・花粉の落とし方など)を紹介しました。