2020年6月15日の『所JAPAN』(所ジャパン)では、フランス・インドの掛け算法が紹介されました。
教えてくれたのは、YouTubeで人気の数学教師芸人・タカタ先生です。
九九を覚えなくても、掛け算が出来る⁉
この記事では、日本と世界の掛け算の違いをまとめます!
暗記じゃない!フランス式『指算』とは?
日本では算数は九九を暗記することから始まりますが、フランスでは暗記しなくても計算できる『指算』があるそうです。
フランスの算数では、5×5までを覚えておけば計算が出来るとのこと。
【指の数え方】
1・2・3・4・5と指を折り、6・7・8・9は小指から指を立てる
【指算のやり方】
10の位⇒左と右の伸びた指の数字を足す
1の位⇒左と右の折った指をかける
<例題>8×7
左手8、右手7⇒両手の伸びた指3+2=5が10の位 両手の折った指2×3=6が1の位
あわせると56が答えになります。
<例題>8×8
3+3=6が10の位、2×2=4が1の位⇒64が答えになります。
古代インド式棒算は2桁×2桁の計算に!
1桁×1桁はフランス式指算で計算できますが、2桁×2桁の計算は古代インド式棒算が使えるそうです。
<例題>12×23
12⇒右上から左下へ線を引く
23⇒左上から左下へ線を引く
一番左で交わった点が百の位⇒2
真ん中で交わった点が十の位⇒7
一番右で交わった点が一の位⇒6
答えは276となります。
日本でやっている筆算の原型⇒棒算
世界の掛け算で算数を楽しく!
フランス式とインド式の掛け算を活用すれば、算数が楽しくなりそうですね!
次のページでは、絵が上手くなるコツをまとめます!
【所JAPAN】絵が上手くなるコツを葛飾北斎から学ぶ!片桐仁さんが伝授(6月15日)
タカタ先生が教える世界の計算法第2弾!インド式割り算については、こちらでまとめています↓