コストコで購入したインスタントポットで色々な料理に挑戦中の筆者ですが、『豆料理』メニューは使う料理が限られるので出番が少ない印象でした。
ところが今回お正月のおせち作りで、黒豆を煮るときに大いに役立ちました!
やわらかく煮るのに通常数時間はかかる黒豆が、時短でつくれちゃいます。
この記事では、インスタントポットを活用した『黒豆』の作り方を紹介したいと思います。
黒豆の材料&作り方
インスタントポット付属のレシピブックでは、黒豆の作り方は次のようになっていました
レシピによると、『豆料理』メニューのMore(高モード)で2分加熱するだけ!
下準備は必要ですが、これこそほったらかしメニューで超簡単です。
今回は以前購入していた1袋400gの黒豆があったので、材料を微妙に変えて、次のようなレシピで作ってみました。
【材料】
黒豆 400g
水 1000ml
☆砂糖(ラカントを使用) 200g
☆しょうゆ 大さじ1
☆塩 小さじ1
【作り方】
1.インスタントポットの内釜に☆を入れて混ぜ合わせ、『炒めもの』のMore(高)モードで沸騰させる
2.1が沸騰したら『取り消し』ボタンを押し、水で洗った黒豆を入れて一晩つけておく
3.翌日になったら『豆料理』メニューのMore(高)モードで時間を2分に設定して調理スタートする
4.圧力調理が終了したら保温を消し、ナチュラルリリース(フロートバルブが下がるまで放置)でフタをあける
黒豆の出来栄えは?
できた黒豆を実食してみたところ、「あれ?固い…」
ほぼレシピブック通り作ったのですが、豆の芯が残っている感じで、想像していた黒豆と違っていました。
そこで『豆料理』メニューのNormal(中)モードで2分、さらに圧力調理することに。
圧力調理が終了したら、ナチュラルリリースで圧が抜けるまで待ってフタを開けました。
すると今度はちょうどよい柔らかさになっていて、甘さも程よく出来上がりました。
今回調理した黒豆の量が多かったことも原因かもしれませんが、圧力調理時間はレシピブックよりも1~2分多めにしたほうがよいかもしれません。
黒豆は糖尿病や高血圧におすすめ!
黒豆は栄養価が高く、糖尿病や高血圧予防にも効果的なのをご存じですか?
黒い皮に含まれるアントシアニンは抗酸化作用が高く、アンチエイジングに効果的です。
アントシアニンはすい臓の働きを助けてインスリンの分泌を促し、血糖値を正常にする効果も期待できます。
黒豆に含まれるサポニンは、脳梗塞や心筋梗塞の原因となる過酸化脂質を洗い流して、血管を若々しく保つのに役立ちます。
また体内の余分な塩分を排出するカリウムまで含まれており、血圧を正常に保ってくれます。
糖質の代謝を促すビタミンB1や、余分な脂肪を燃やすレシチンも含まれているので、ダイエットにも!
今回紹介した黒豆の健康効果については、『「酢黒豆」万能療法』(主婦の友インフォス)に書かれている内容を抜粋しました。
黒豆で元気に過ごそう!
お正月に食べる黒豆には「まめに働く」などの語呂から、丈夫・健康という意味が込められているそうです。
実際黒豆にはたくさんの健康効果が期待できるので、毎日食べていれば本当に丈夫で健康になれそうですよね。
そのままでも美味しいですが、ヨーグルトやアイスにかけても美味しくいただけました。
圧力鍋を持っている方なら時短で作ることができるので、ぜひ試してみてください!