2020年7月9日の『主治医が見つかる診療所』では、肩こり腰痛を解消できる頭皮伸ばしが紹介されました。
体を伸ばすだけで、肩こり・腰痛・高血圧が改善する⁉
この記事では、頭皮5秒伸ばしなど体伸ばしのやり方をまとめます!
体のバランスチェックのやり方
教えてくれたのは、国士舘大学の須藤先生です。
須藤先生によると、体が体にゆがみや偏りがあって左右のどちらかに偏っていると、血流が悪くなり代謝が落ちると言います。
その結果痩せにくくなるとのこと。
バランスを整える⇒痩せやすい体に!
【体のバランスチェック】
周りに物がない広いスペースで行います。
1.床にテープなどで十字型の印をつける
2.目印の中心に立ち、足を軽く広げる
3.目をつむって、ひざぐらいまで足を上げて20秒足踏みをする
左足に重心を置きがちな人は左側に回転、右足に重心を置きがちな人は右側に回転してしまうそうです。
挑戦した銀シャリ橋本さんも、左側に大きく回転していました。
この偏りはインナーマッスルを鍛えると改善できるそうです。
インナーマッスル:姿勢を保ち関節の動きを支える体の軸となる筋肉
8秒でコロナ太り改善!『けのびポーズ』
1.足を肩幅に開き、頭の後ろで手を重ねる
2.ゆっくりと息を吸い込む
2.おなかとお尻を引き締めて、8秒かけて息を吐きながら腕を伸ばす
<ポイント>顔は正面に向け、両腕で耳を挟む
3.息を吸いながらゆっくりと腕をもとの位置に戻し、同じ動作を8回繰り返す
<ポイント>つま先立ちにならないよう、足は地面につけたまま
両手を水泳のスタート時の『けのび』のように手を上に伸ばすポーズです。
心臓より腕を高く上げる⇒指先まで血液を送ろうとする⇒心臓のポンプ機能が活発に!
けのびポーズをすると、肩回りの血流が非常によくなるそうです。
銀シャリ橋本さんがけのびポーズする前と後にサーモグラフィで体温の変化を調べてみましたが、肩回りが急激に温かくなっていました。
体の柔軟性を調べたところ、けのびポーズ前ー15.4㎝、けのびポーズ後-2・8㎝と急に柔らかくなっていました。
<ポイント>けのびポーズの前に肩に手を当てて、後ろから前に大きく回すと効果UP!
けのびポーズの効果とは?
上山先生によると、普段伸ばさない筋肉を伸ばすことで脳が動ける範囲を再認識するそうです。
その結果ダイエットにも効果的なんだそう。
秋津先生によると、肩甲骨には脂肪を燃やす細胞=褐色脂肪細胞があり加齢とともに数が減っていきますが、けのびポーズで褐色脂肪細胞が活性化され、ダイエットに効果的だそうです。
南雲先生は肩こり改善にもおすすめとのことでした。
コロナ通の原因は筋膜だった!
肩こり腰痛改善法を教えてくれたのは、田園調布長田整形外科院長の長田夏哉先生です。
長田先生は東洋医学・ヨガを取り入れた独自の治療で、多くの患者さんの痛みを改善してきたそうです。
最近はコロナ通で病院へ来る人も増えているそうです。
コロナ通とは?⇒在宅時間が長くなったことで、体のあちこちに出る痛み。肩こりや腰痛を感じるようになったなど。
長田先生によると、同じ姿勢や無理な態勢をとり続けると筋膜が硬くなるそうです。
筋膜⇒脂肪と筋肉の間にある薄い膜。全ての筋肉を覆っていて、全身繋がっている。筋肉と共に伸び縮みする。
鶏肉の肉を覆う白い膜も、筋膜です。
筋膜は皮膚・脂肪の下にあるため直接触ることができませんが、筋膜をチェックできる意外な場所があるそうです。
筋膜チェックは頭皮でできる!
筋膜をチェックするには、脂肪が少ない頭皮を触るのが一番良いそうです。
帽状腱膜:頭皮の下にある筋膜で、全身の筋膜とつながっている
脚の筋肉が張って痛くなっていたら、頭皮やおでこの筋膜も硬くなっているそうです。
頭皮を伸ばす⇒離れた場所の痛みも和らぐ!
肩こり・腰痛・高血圧・不眠などに効果的だそうです。
頭皮チェック法
1.指を開いて頭頂部をつかむ
2.頭皮を上に寄せる
⇒頭皮が動かなければカチカチ頭
銀シャリ鰻さんがチェックしてみたところ、あまり頭皮が動きませんでした。
5秒で肩こり・腰痛改善!頭皮伸ばしのやり方(おでこ編)
<ポイント>頭皮伸ばしはネコの手で行う
指の第一関節だけで行います。強すぎると皮膚を傷つけてしまい、頭皮が緊張してしまうため逆効果になります。
1.両手を合わせ、指の第一関節と第二関節の間を眉毛の上かおでこ寄りに押し当てる
2.鼻から息を吸って5秒かけて両手をひき上げる(呼吸と一緒に手を動かす)
3.口から息を吐きながら5秒かけて両手を戻す
3回繰り返します。
<ポイント>押すのではなく、引き上げる
首・腰の痛み・顔のたるみ改善に効果的だそうです。
頭皮伸ばしのやり方(頭頂部編)
両手をネコの手にして、少し指を開いて行います。
1.頭頂部から指を下ろして骨が出っ張ている場所に両手の指を当てる
2.鼻から息を吸いながら、5秒かけて頭頂部に向かって頭皮を寄せる
3.口から吐きながら5秒で元の位置に戻す
5回繰り返します。
銀シャリ鰻さんは頭皮伸ばしをした後、皮膚の柔らかさを測る機械で24.4⇒11.3(数値が高いほど硬い)まで数値が良くなりました。
まとめ
秋津先生によると、家族同士でやるとリラックス効果もありより効果的とのこと。
次のページでは、蛭子能収さんの認知症検査についてまとめます!