2020年4月30日の『主治医が見つかる診療所』では、『おうちでできる!超カンタン代謝アップ法SP』が放送されました。
代謝がアップする食材について教えてくれたのは、管理栄養士の赤石定典先生です。
この記事では、自然と痩せてお腹が引っ込む3つの食材についてまとめます!
世界一カロリーがない『キュウリ』
キュウリは世界一カロリーが低い野菜として、ギネスにも載っている野菜です。
ところがキュウリに含まれるホスホリパーゼは脂肪を分解する酵素で、今注目を集めています。
ホスホリパーゼは熱に弱いため、煮たり炒めたりせず生で食べるのがベストです。
Q.代謝をより上げるキュウリの食べ方は?
A.輪切り B. スライス C.すりおろし
正解:C.すりおりし
キュウリを細かくすることで細胞が壊れる⇒ホスホリパーゼがより活性化!
次のような食べ方がおすすめです。
●豆腐にのせる
●納豆に混ぜる
●もずくに加える
これからが旬の『トウモロコシ』
トウモロコシにはビタミンB群(ビタミンB1、B2、B6)が豊富に含まれています。
他の野菜の2倍近くも含まれているそうです。
ただし水に溶けやすい栄養素なので、調理法には工夫が必要です。
【トウモロコシの調理法】
皮ごと蒸すことでビタミンB群を損せずに摂れる!
皮付きでない場合、ラップで包んでもOKです。
トウモロコシは噛む回数が増える食材なので、噛むことで唾液が分泌され消化も上がる!
噛むことによって、代謝も上がるそうです。
食物繊維が豊富なので、便秘の解消にもおすすめです。
内臓脂肪を燃焼する『エノキ』
エノキに含まれるキノコキトサンは、脂肪を燃焼してくれます。
ただし、エノキも調理前に工夫が必要です。
Q.エノキの細胞を壊して、細胞の中にある脂肪燃焼成分を取り出す方法は?
正解:冷凍する
1回冷凍することで細胞が壊れ、内臓脂肪を燃焼する成分が効率よく摂れるのです。
水分が出るので、一緒に調理するのがおすすめとのこと。
『カレイのムニエル キュウリのすりおろしソース添え』の作り方
心療内科の姫野先生が良く作る代謝アップ料理は、『カレイのムニエル キュウリのすりおろしソース添え』です。
1.カレイに塩コショウで下味をつけ、片栗粉をまぶしてバターで焼く
2.キュウリをすりおりして水分を少し取りマヨネーズで和え、焼いたカレイにのせれば完成!
『なんちゃってガスパチョ』の作り方
循環器内科の秋津先生のおすすめ代謝アップ料理は、『なんちゃってガスパチョ』です。
1.茹でたトウモロコシと解凍させたエノキを3~5㎜程度に細かく切る
2.1にすりおろしキュウリ・トマトジュース・オリーブオイル・黒コショウを加え、混ぜ合わせる
代謝アップに効果的なお肉
内科・リウマチ科の中山先生によると、ラム肉やマトンに多く含まれるL-カルニチンという栄養素は脂肪燃焼に効果的だそうです。
乳腺外科・形成外科の南雲先生によると、脂肪燃焼するのは細胞の中にあるミトコンドリアという器官で、ビタミンB群がバランスよく揃っていないと働かないそうです。
代謝に必要なビタミンB群が豊富な食材はレバーです。
まとめ
代謝アップに効果的な食材&レシピをまとめました。
次のページでは、代謝アップ&ほうれい線が消えるトレーニングについてまとめます!