2020年4月30日の『主治医が見つかる診療所』では、『おうちでできる!超カンタン代謝アップ法SP』が放送されました。
代謝が上がり肩こり改善にもなるエクササイズを教えてくれたのは、アンチエイジング医学の日比野佐和子先生です。
日比野先生は20年前にアメリカでアンチエイジング医学を学び、自ら実践したところたった1年で15㎏痩せたそうです。
この記事では、自然と痩せて肩こり改善になるエクササイズをまとめます!
痩せるカギは褐色脂肪細胞
痩せるためのカギは、褐色脂肪細胞だそうです。
ヒトの体には大きく分けて、白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞の2種類があります。
白色脂肪細胞:体の中に中性脂肪をため込む働き
褐色脂肪細胞:体内に溜まった脂肪を燃やして熱を発生させる働き
褐色脂肪細胞がたくさん働けば、脂肪がより燃えてダイエットに効果的だそうです。
褐色脂肪細胞を刺激することで代謝が上がり、やせやすい体質になれるとのこと。
褐色脂肪細胞についてはまだわからない部分が多いのですが、ダイエットにつながる働きが期待されています。
タオルエクササイズ『タオルリフティング体操』 のやり方
日比野先生が教えてくれたのは、どの家庭にもあるタオルを使ったエクササイズです。
【タオルリフティング体操のやり方】
1.腰の位置で肩幅よりも握りこぶし1個分外側でタオルをにぎる
2.タオルを頭の上に持ち上げる
3.背中側にゆっくりと下げる
<ポイント>
肩甲骨が動くように意識する
タオルを上げるときに息を吸い、下げるときに吐く
20往復で1セット、1日2セット行う
上半身の血流が良くなり、肩こり改善にもつながります。
肩甲骨の周りにある褐色脂肪細胞を活性化するエクササイズです。
褐色脂肪細胞は首の周りや肩甲骨の周りに多いので、肩を動かすことで効果的に刺激できるそうです。
タオルエクササイズ『タオルぎゅっぎゅ体操』のやり方
褐色脂肪細胞は脇の下にも多く、刺激するのにおすすめの体操がこちらです。
【タオルぎゅっぎゅ体操のやり方】
1.タオルを背中に回してピンと張り、脇の下でしっかりと挟む
2.タオルを脇の下に挟んだまま、上半身を左右に回転させる
<ポイント>
肩甲骨を大きく動かす
20往復で1セット、1日2セット行う
お風呂上りに体を拭くついでにやると、忘れずに続けやすいそうです。
褐色脂肪細胞はどんどん減っていく⁉
秋津先生によると褐色脂肪細胞は誰でも持っていますが、どんどん減っていくことが分かっているそうです。
もともと熱を産生して凍え死にを防ぐためにある細胞で、赤ちゃんにはたっぷりあるそうです。
成長すると体の温度調整ができるようになり、褐色脂肪細胞はどんどん減っていきます。
褐色脂肪細胞は首まわり・肩甲骨まわりにたくさんあるので、肩甲骨まわりの血流を良くすれば活性化することができるのでは?と言われています。
まとめ
代謝を上げて痩せやすい体になれるタオルエクササイズについてまとめました。
次のページでは、血管の老化も予防できる入浴法についてまとめます!