2020年2月27日の『主治医が見つかる診療所』では、『免疫力UP&血管若返り4大新常識』が放送されました。
この記事では、番組で紹介された4つ目の裏技『名医のカンタン習慣!血管若返りメソッド』をまとめます!
心臓血管手術のスペシャリストが実践している習慣とは?
東京女子医科大学病院の新浪博士先生は、これまで4000人以上の命を救ってきた心臓血管手術のスペシャリストです。
先生によると、日本人の死因の約4分の1が循環器疾患(血液の病気)と言われているそうです。
血管を若返らせることで、血管病を減らすことができます。
新浪先生の血管年齢を測ってみると…
実年齢 58歳 血管年齢 44歳(ー14歳)
ストレスだらけの生活でも、血管を若く保てるのです。
先生の実践している習慣とは?
1.朝はパイナップルを食べる
朝は目を覚ますためにシャワーを浴びるだけという新浪先生。
朝7:30に出勤し、ひと仕事終わった8:30に朝食です。
【問題】新浪先生が毎朝食べている果物は?
正解…パイナップル
朝起きたては血糖値が低い状態です。そういう時にご飯などの炭水化物をとると、血糖値があがって血管を傷つけやすいそうです。⇒動脈硬化をまねく
果物は果糖が含まれており、炭水化物に比べて血糖値を急上昇させないそうです。
しかも食物繊維が多いパイナップルは、生活習慣病の予防にも効果的です。
缶詰のパイナップルはシロップに漬けてあるので、フレッシュなパイナップルがおすすめ。
1日10カット(約100g)が適量だそうです。
2.1日2分血管ほぐしを行う
午前10:00からは2軒の心臓手術をこなします。
仕事が終了したのは、午後7:00です。
新浪先生は、ここからスポーツジムへ向かいます。
週2回約2時間の筋トレをかかさないそうです。
筋トレをすると血管が刺激を受け、一酸化窒素(NO)というガスが出てきます。
一酸化窒素には、血管の緊張を和らげて拡張する作用があります。その結果、血管の若返りにつながるそうです。
さらに新浪先生はご自身で考案された1日2分血管ほぐしも行っているそうです。
血管を外から直接刺激することで、運動しなくてもNOを発生させることができます。
おすすめは第2の心臓と呼ばれるふくらはぎ、特にひざ裏です。
ひざ裏には膝窩(しっか)動脈という太い血管が走っています。
ヒザ裏血管ほぐしのやり方
1.床やベッドに座る
2.ひざを曲げて両手でつかむ
3.ひざの裏を上に向かって30秒刺激する
4.反対側のひざ裏も同様に
5.イスに浅く座る
6.ヒザを伸ばして前かがみになる
7.つま先に指先を近づけ30秒キープ
8.反対側のひざ裏も同様に
これを毎日続けることで、血管の若返りが期待できます。
3.1日1回ブルーチーズを食べる
午後9:30に帰宅した新浪先生は、夕食のサラダを食べます。
普段会食が多いため、自宅では節制しているそうです。
先生はサラダにあるモノを足して食べています。
【問題】血管若返り効果が期待できるサラダにトッピングするものは?
正解…ブルーチーズ
ブルーチーズやチェダーチーズには、血管に大変良いと言われるラクトトリペプチドという成分が入っています。
【ラクトトリペプチド】
傷ついた血管の修復やNOの発生を手助けする
加熱するとこの成分は失われてしまうため、そのまま食べることが重要だそうです。
1日約30g食べると良いとのこと。
血管が若返るそけい部の血管ほぐし
中山先生がヒザ裏以外におすすめの血管ほぐしを教えてくれました。
足の付け根には大腿動脈という太い動脈が走っているので、そけい部の血管ほぐしが効果的だそうです。
【そけい部の血管ほぐし】
1.足の付け根にある大腿動脈を見つける
2.動脈を4本の指で上から軽く押さえる
※揉むのではなく、5秒ほどグーっと押さえて放す
1日5回ほどでOKだそうです。
血管若返りにおすすめ!『酢ショウガ』の作り方
石原先生のおすすめ食材は、『酢ショウガ』です。
酢は血管を軟らかくして血液をサラサラにし、コレステロールや中性脂肪を燃焼させる効果があります。
ショウガは胆汁の排泄を促して血中のコレステロールを下げる効果や、ジンゲロール(辛み成分)が末梢の血管を広げて代謝をアップさせるそうです。
【酢ショウガの作り方】
みじん切りしたショウガを酢につけるだけ!
冷奴や納豆など、なんにでもちょい足しすると良いそうです。
まとめ
「医者の不養生」という言葉がありますが、今回紹介してくれた医師の習慣は血管若返りに効果大でしたね。
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