2020年2月27日の『主治医が見つかる診療所』では、『免疫力UP&血管若返り4大新常識』が放送されました。
年齢が同じなのに若く見える人と見えない人がいるのは、もしかしたら血管のせい⁉
ひざ裏血管ほぐしで美肌になる⁉
この記事では、番組で紹介された血管が若返る裏ワザをまとめます!
血管が若い=見た目も若い!鍵は塩分コントロール
ナグモクリニックの南雲先生によると、不摂生で一番傷つくのが血管だそうです。
『見た目が若い人は血管も若い』ということです。
札幌禎心会病院の上山先生は、『体の硬さと血管の硬さは比例する』と言います。
それでも、秋津医院の秋津先生によると『血管は何歳からでも若返る』とのこと。
若返りには食事の塩分コントロールがとっても重要です。
塩分の1日の摂取目標量は次の通りです。
男性 7.5g未満 女性6.5g未満
ところが…
醤油ラーメン1杯で6.7gもの塩分が含まれており、日本人の塩分摂取量(平均)は約10gで、世界第4位というワーストクラスだったのです。
血管若返り!健康クイズ
塩分摂取量が少ない料理はどっち?
クイズを考えてくれたのは、これまで7000人ものダイエットを成功させてきた管理栄養士の伊達友美先生です。
【第1問】 A おでん B すき焼き
正解… B すき焼き
おでん6.0gに対し、すき焼き4.1gだそうです。
すき焼きは汁を飲むことが少なく、卵をつけることで塩分摂取量が減るんだそうです。
おでんは出汁まで飲んでしまうことで、塩分摂取が多くなりがち。
具材に関しても塩分が少ない焼肉に対して、おでんは塩分を含む練り物などが多いです。
はんぺん・ちくわぶは煮汁を吸って塩分が多くなるので注意が必要ですが、こんにゃく・しらたきなどは塩分少なめでおすすめです。
【第2問】 A ソース(中濃) B タルタルソース
正解… B タルタルソース
ソース大さじ1杯塩分1.0gに対し、タルタルソース大さじ1杯塩分0.4gだそうです。
塩分が低いマヨネーズがベースになるタルタルソースは、塩分が半分以下で済みます。
ソース派なら…
上からかけるとつい多めになるので、つけて食べる方が塩分少なめになります。
ソース+酢で薄めてとるのもおすすめだそうです。(酢は塩分0g!)
【第3問】 A 焼きそば B カルボナーラ
正解… A 焼きそば
焼きそば1人前3.5gに対し、カルボナーラ1人前4.0gと塩分が多くなります。
パスタは茹でる時に塩を使います。またベーコンにも塩分が含まれています。
<Point>ベーコン・ソーセージなどの加工肉は塩分多め
<Point>パスタを茹でる時の塩⇒オリーブオイルを使うと減塩に!(水1リットルに対しオリーブオイル小さじ2杯程度)
【第4問】 A ご飯+味噌汁 B パン+コーンスープ
正解… A ご飯+味噌汁
ご飯の塩分0g+味噌汁の塩分1g < パンの塩分1g+コーンスープの塩分1gのため、Aが正解でした。
<Point>ご飯に塩分が含まれていないが、パンは生地に塩分を使う
お味噌の塩分事態があっても、カリウムやマグネシウムなど他のミネラルも含んでいて余分な塩分を体の外に排出してくれます。
【第5問】 A 牛丼+味噌汁 B 牛皿定食
正解… B 牛皿定食
牛丼+味噌汁の塩分が3.1gに対し、牛皿定食の塩分は2.4gでした。
牛丼は塩分が多い汁を米が吸ってしまいますが、牛皿定食なら汁が器に残ります。
ラーメンで塩分がすくないのは?
上山先生によると、ラーメンの塩・味噌・醤油の中で一番塩分が多いのが醤油で、意外と少ないのが味噌だそうです。
味噌・とんこつは旨味成分が多いため、塩分量は少なくなると言います。
秋津先生の解説では、シンプルな味のものは塩分で味を調えないといけないので、味噌のように色んな発酵成分がある味噌ラーメンの方が味が複雑な分塩が少なくても舌が満足します。
まとめ
普段食べるものの選び方で、塩分はかなり違ってくるようです。
血管を若返らせるには、塩分を少なくすることから始めるといいですね。
次のページでは、血管若返り食材についてまとめます↓