2021年1月16日の『土曜はナニする⁉』の予約が取れない10分ティーチャーでは、冷え性改善に効果的な温活術が特集されました。
教えてくれたのは、イシハラクリニックの石原新菜先生です。
この記事では、冷えを撃退する温活術をまとめます!
朝食にグリーンスムージーNG!
朝食にヘルシーなグリーンスムージーを飲む人も多いかもしれませんが、体は温まりにくいのでNGです。
繊維が多いため胃の活動が鈍い朝に飲んでしまうと、消化のために多くの血液が胃に集まり体が冷えてしまいます。
代わりにジューサーで作るりんごジュースがおすすめです。
生のリンゴジュースは吸収率が良く全身に栄養が行くので、代謝が良くなり体が温かくなります。
体を温める陽性食品と体を冷やす陰性食品
食べ物には体を温める陽性食品と体を冷やす陰性食品があります。
ちなみに先ほどのリンゴジュースは陽性食品になります。
●陽性食品
赤・黒・だいだい色など色が濃い/水分が少なく固め/原産地は寒い土地/冬が旬/発酵食品
●陰性食品
白・緑など色が薄い/水分が多く柔らかい/原産地は暑い土地/夏が旬
【一例】
そば⇒色が濃くタンパク質やミネラルが豊富。陽性食品。
うどん⇒色が白くタンパク質など栄養分が少ない
カボチャ⇒陽性食品
トマト⇒陰性食品
納豆⇒陽性食品
豆腐⇒陰性食品
半身浴より効果的!3-3-3入浴法
半身浴は長時間入浴しないと体全体が温まりませんが、先生おすすめの入浴法なら短時間で体が温まり温活におすすめです。
●3-3-3入浴法とは?
3分間42℃以上のお湯に肩までつかる⇒3分間湯船から出る
この入浴を繰り返すことで、血流が良くなるそうです。
肩までお湯に浸かることで身体に約200㎏の水圧がかかります。
水圧で全身に流れる血液が心臓に戻り、心拍数が上がることで代謝が良くなり体が温まります。
心拍数が40回上がると10分間のランニングと同じ約100kcal消費したことになります。
フラミンゴ立ちで筋力アップ&体ポカポカ
体温の40%は筋肉から生まれているそうです。
そこで筋肉を鍛えることで体全体を温めるのが、冷え性撃退に効果的な最高の温活術です。
先生のおすすめはフラミンゴ立ちです。
【フラミンゴ立ちのやり方】
壁やテーブルに手をつき、片足立ちを1分間両足1回ずつ行う
足にウォーキング50分相当の負荷がかかり、筋力アップにつながります。
寝る前やお風呂に入る前の習慣にしましょう。
腸もみマッサージのやり方
腸の働きを活発にするのも、温活に効果的です。
【腸もみマッサージのやり方】
おすすめの腸もみマッサージは、次の2つあります。
1.親指を背中側、残り4本の指をお腹に当てて優しく揉む
2.手のひらをお腹に当てて「の」の字を書くようになでる
腸の動きが悪くなって便秘になると、体が冷えてしまいます。
腸をマッサージして便秘を解消すれば、体も温まるそうです。
ショウガはレンチンするだけで効果倍増!レンチンショウガの作り方
ショウガの辛み成分であるジンゲロールやショウガオールは、血流を良くして体をポカポカにする効果があります。
ショウガはレンチンするだけで効果倍増するそうです。
【レンチンショウガの作り方】
1.ショウガを皮ごとすりおろす
2.少量の水を加える
3.ラップをして電子レンジ600wで1分間レンチンする
レンチンするだけで、ショウガオールが1.5~2倍に増えるそうです。
出来上がったレンチンショウガは紅茶やおにぎり、炒め物などに入れて使えます。
オーブンでショウガパワー10倍!
レンチンよりさらにショウガパワーがアップする方法です。
1.ショウガを皮ごと薄くスライスする
2.オーブンプレートに並べ、80~100℃のオーブンで約1時間加熱する
オーブンでじっくり温めることで、ショウガパワーが10倍にアップします。
まとめ
体の冷えを改善する温活術をまとめました。
石原先生おすすめショウガ入りミネストローネの作り方は、こちらでまとめています↓