2020年6月2日の『林修の今でしょ!講座』では、手巻き寿司の美味しい作り方や調理法を、名店のプロから教わる特別企画が放送されました。
東京すしアカデミー講師の津本浩嗣先生は、劇的に酢飯が美味しくなる技や海苔をパリッと食べやすくするワザを教えてくれました。
この記事では、番組で紹介された失敗しない酢飯の作り方&海苔の裏ワザをまとめます!
ご飯に酢を混ぜるタイミングは?
酢飯の美味しさは、酢飯(シャリ)が6割だそうです。
ところが家で作ると「酢の味がしっかりしない」という悩みが多いようです。
その原因は、酢を混ぜるタイミングにありました。
Q.ご飯に合わせ酢を混ぜるタイミングは?
A.炊きたて直後 B.炊きあがって5分後
答え:A.炊きたて直後
酢は熱々のご飯にしか馴染みません。
炊き立て直後は米のでんぷんがα化⇒酢が米の中まで染み込む状態
お酢をかけるタイミング=炊き立て直後と覚えておきましょう。
劇的に美味しくなる!酢飯の作り方
合わせ酢は酢・砂糖・塩で作りますが、砂糖を入れることで酢飯が乾燥するのを防げるそうです。
【プロが教える酢飯の作り方】
1.飯台に入れた炊きたてご飯にしゃもじに合わせ酢を当てながら回し入れる
2.しゃもじを立ててご飯をほぐす
3.ある程度ご飯が崩れたら、一度ご飯をひっくり返しながら酢を全体に馴染ませる
(下に沈んだ酢が再び上にくる)
4.酢が全体に馴染んだら、ご飯を片側に寄せる
5.しゃもじを横に動かす形で手首を利かせ、切るようにバラバラにする
(飯台を回しながら全体を切る)
6.中心からご飯の下にしゃもじを入れ、ひっくり返して下側のご飯も冷ます
7.最後にうちわであおいで酢飯を冷ませば完成!
海苔を噛み切りやすくする方法は?
家で手巻き寿司を作ると、うまく噛み切れなくて具がこぼれてしまうことってありますよね。
それを防止するためには、海苔を噛み切りやすく工夫する必要があります。
Q.海苔を噛み切りやすくする方法は?
A.小さな穴をあける B.海苔を温める
答え:A.小さな穴をあける
海苔を温めると、パリッとした食感と風味はアップしますが、パリッとしただけの海苔だと大きく崩れる可能性があります。
小さな穴をあけると、海苔が割れやすくなります。
【海苔に小さな穴をあける方法】
1.キッチンペーパーを折りたたむ
2.おろし金に海苔をのせてキッチンペーパーで軽く押す
こうすることで噛んだところから噛み切れるようになるそうです。
美味しい酢飯&噛み切りやすい海苔で手巻き寿司がランクアップ!
美味しい酢飯の作り方と海苔を噛み切りやすくする裏ワザをまとめました。
これなら家でも美味しい手巻き寿司が楽しめそうですね!
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