2020年4月28日の『林修の今でしょ!講座』では、科学の力で料理の悩みを解決!絶品餃子の作り方が特集されました。
餃子をおいしく作る裏技をクイズにしたのは、東大卒クイズ王の伊沢拓司さんです。
この記事では、美味しい餃子の作り方の裏ワザをまとめます!
餃子をフライパンからキレイに剥がす方法
餃子づくりの悩みを調査してみると、3つのポイントが分かってきました。
1つ目は『フライパンにくっついてボロボロに!』という悩みです。
餃子のでんぷんは加熱すると糊状になり、フライパンにくっつくのです。
そこで問題です。
Q.焼き上がりにかけるとフライパンにくっつかなくなる調味料は?
正解:酢
【餃子の裏ワザ①】
餃子が焼きあがったら、大さじ2~3杯の酢を入れる
餃子は蒸し焼きにするため、水を加えます。
すると皮のでんぷんが糊状になり、フライパンとくっつきはがれなくなるのです。
酢をかけると酢酸が糊を溶かすので、餃子がフライパンからキレイに剥がれます。
味は酸っぱくならないので大丈夫です。
この方法は焼きそばや焼うどんにも応用可能!
ぜひお家でもやってみましょう。
肉汁たっぷりにジューシーな餃子を作る方法
2つ目の餃子作りの悩みは、『肉汁が出てしまいジューシーさがない!』ということです。
餃子の餡にある食材を入れることで、肉汁たっぷりの餃子を作ることができるそうです。
Q.肉汁を閉じ込めジューシーにするために、餃子の餡に加える食材とは?
A.大根 B.油揚げ C.わかめ
正解:B.油揚げ
【餃子の裏ワザ②】
餃子の餡に5㎜角に切った油揚げを混ぜる(20個分で1枚)
油揚げが肉汁を吸い込んでくれるので、ジューシーに仕上がります。
油揚げの内部には空洞がたくさんあり、肉汁を閉じ込めたまま焼き上げることができます。
応用編として、ハンバーグに油揚げを加えると、ジューシーさがUPします。
キレイな羽根つき餃子の作り方
3つ目は『羽根つき餃子が上手に作れない!』という悩みでした。
一般的な羽根つき餃子は、小麦粉を水に溶かして入れるという方法です。
これがドロドロになり固まらないことも多いようです。
初心者でも簡単にきれいな羽根つき餃子を作るには?
適度な焦げを作るのがポイントです。
Q.簡単に羽根つき餃子を作るために、小麦粉の代わりに使うあるものとは?
A.パン粉 B.そば粉 C.粉チーズ
正解:C.粉チーズ
【餃子の裏ワザ③】
1.50~60℃のお湯80mlに大さじ3杯の粉チーズを混ぜる
2.1を熱した餃子に加え、蒸し焼きする
粉チーズには小麦粉の3.5倍のたんぱく質が含まれています。
メイラード反応:たんぱく質やアミノ酸と糖が結合⇒きつね色の焦げができる
まとめ
餃子をおいしく作る裏技3つをおさらいしました。
ぜひお家で実践してみてはいかがでしょう。
同じ日に特集されたヨーグルトVSキムチについては、こちらでまとめています↓