2020年4月14日の『林修の今でしょ講座』では木村拓哉さんをゲストに迎え、「今こそ丈夫な体を作ろう3大講座SP」が放送されました。
豚肉VS鶏肉と題して、それぞれのすごいパワーが特集されましたが、鶏肉について教えてくれたのは東京疲労・睡眠クリニック院長・梶本修身先生です。
木村拓哉さんのように日ごろから疲れを感じず仕事を楽しくやっている人ほど、見えないところで疲労が蓄積している可能性があり、突然死することもあり得ると言います。
そこでおすすめなのが、肉体疲労を回復する鶏肉です。
この記事では、そんな鶏肉のすごいパワーについて紹介します!
鶏肉のイミダゾールジペプチドが肉体疲労を回復する!
鶏肉に豊富なイミダゾールジペプチドは認知症の予防効果があるとされていますが、疲労回復の効果が非常に高いことがわかってきました。
そもそも疲労が起こるのは、筋肉を動かしたときに活性酸素が生まれてしまうからです。
この活性酸素が細胞などを酸化(サビ)させ、本来の細胞の働きができなくなってしまいます。
日ごろから達成感・意欲を持っている方ほど、突然死が多いそうです。
普段からつまらないと思いながら仕事をしている人はすぐに疲れるので、すぐに休んで結果的に疲れないということに。
イミダゾールジペプチドはこの活性酸素を撃退する働きがあります。
赤ワインに含まれるポリフェノールや緑茶に含まれるカテキンも抗酸化物質ですが、2時間ほどで効果が消失してしまいます。
ところがイミダゾールジペプチドは24時間効果が持続するところがスゴイんです!
イミダゾールジペプチドが豊富な部位とは?
鶏肉にはイミダゾールジペプチドが豚肉の約2倍、牛肉の約5倍含まれています。
中でも鶏ムネ肉に多く含まれているそうです。
鳥が最も激しく動かす羽の付け根部分に、イミダゾールジペプチドは豊富に含まれています。
イミダゾールジペプチドは脳の疲労も回復させるそうなので、積極的にとりたいですね!
ムネ肉は1日どれくらいとれば効果的?
鶏ムネ肉が疲労回復に効果的なことがわかりましたが、1日どれくらいとれば効果的なのでしょう。
答えは1日50gです。
2週間で76%の方に効果が出たというデータもあるそうです。
朝食べると1日中抗酸化効果が期待できます。
ただしイミダゾールジペプチドは水溶性のため、煮汁にも出てしまいます。煮汁も一緒にとるようにしましょう。
キムタク考案!鶏ムネ肉のぶっかけご飯の作り方
1.鶏ムネ肉・玉ねぎを出汁で煮込む
2.溶き卵を入れる
3.汁ごとご飯にかける
これなら煮汁に溶け出した栄養素も逃さず、簡単なので毎朝食べられそうですね!
鶏ムネ肉の納豆梅和え
ゆでた鶏ムネ肉・納豆・梅干しにめんつゆをかけ混ぜるだけ!の簡単レシピです。
納豆のビタミンK⇒骨を丈夫にする
梅干しのクエン酸⇒疲労回復効果UP
3つの食材パワーで、一石三鳥のレシピで先生もおすすめだそうです。
まとめ
鶏ムネ肉には、体も脳も回復してくれる最強の抗酸化物質が含まれていることがわかりました。
木村拓哉さんは豚肉も鶏肉もどちらも捨てがたいようでしたが、勝敗は卵も食べられる鶏肉に軍配が上がりました。
木村拓哉さんの一番好きな肉は牛肉だったそうですが…。
次のページでは、筋肉体操でおなじみの先生が教える30秒フィットネスのやり方をまとめます!
【林修の今でしょ講座】(4月14日)筋肉体操の先生が伝授!30秒フィットネスのやり方(腰痛・肩こり・ふくらはぎの悩み解消)