2020年4月30日の『主治医が見つかる診療所』では、『おうちでできる!超カンタン代謝アップ法SP』が放送されました。
1日たった10回でたるみ&ほうれい線を消す『舌トレ』とは?
教えてくれたのは、みらいクリニック院長・今井一彰先生です。
この記事では、舌トレのやりかたをまとめます!
見た目が若返る舌トレーニングとは?
代謝が上がる+見た目が若返るトレーニングとは、『舌トレ』です。
なぜ舌を鍛えると代謝が上がり見た目も若返るのでしょう?
舌はスマホ1個分の重さ(約200g)があり、鍛えないと加齢などで筋力が衰えて垂れ下がってしまいます。
すると見た目にも、次のような変化が現れてきます。
●ほうれい線が深くなる
●シワが増える
●アゴが垂れ下がる
舌の筋肉を鍛えておけば、代謝が上がりシワやたるみも改善します。
次のような症状のある人は、すぐにでも舌トレを始めたほうが良いそうです。
●ご飯を食べるときむせるようになった
●いびきをかくと言われる
●食べるとき音を立てていると言われる
これらの症状が1つでも当てはまるなら、舌が衰えて垂れさがっている可能性があります。
先生の病院では、舌圧測定器という機械で舌の筋力を測定しています。
年齢とともに舌の筋力は落ちていくそうです。
舌トレのやり方
【舌トレのやり方】
歯と唇の間に舌を入れ、ほうれい線を伸ばすイメージで回す
右5回、左5回を連続して行います。
舌回しを毎日続けることで代謝が自然とアップして、見た目も若返ると言います。
舌トレをやると顔だけでなく、デコルテの上(上半身)がポカポカしてきます。
舌トレ直後から60分後まで、サーモグラフィーで体温の変化を調べたところ、徐々に上半身の血行が良くなりました。
しかもこのポカポカ状態は、約2時間続くそうです。
舌を鍛えると脚力がアップする!
今井先生によると、舌の位置を変えることで脚力もアップするそうです。
イタリアの大学の研究で舌が上のほうにある場合と下がっている場合で比較したところ、舌が上にあるほうがヒザを伸ばす力が強かったことがわかっています。
例えばつまずかなくなったり、歩行が良くなったりなど、良い結果が現れているそうです。
転んでケガをする率は年齢を重ねるほど高くなります。
舌を鍛えることで、そんなリスクも減らすことができるのです。
舌が衰えるとさまざまな病気につながる⁉
舌が落ちた状態だと寝ている間に舌が下がり、睡眠時無呼吸症候群の原因にもなるそうです。
また舌が衰えると口呼吸になりやすくなります。
口呼吸になるとさまざまなウィルスが体に入りやすくなるため、いろいろな病気にかかりやすくなるとのこと。
ぜひ舌トレーニングで筋力を鍛えるようにしたいですね。
『パタカラ』で舌の筋肉チェック!
内科・リウマチ科の中山先生によると、舌の筋肉がうまく使えているかチェックするために『パタカラ』という言葉がおすすめとのこと。
パ:破裂音で唇を一回閉じて発音
タ:舌が上あごの裏側にあたって出てくる
カ:舌の奥の筋肉を使って発音
ラ:舌が丸まる
「パタカラ」と5回連続して舌をかまずに言えれば、筋肉が使えている証拠だそうです。
できるだけ早口で言うのがポイントです。
まとめ
舌トレをすると唾液が出やすくなります。
唾液の量が増えると消化力もアップするので、舌トレのタイミングは1日3回食事の直前がおすすめだそうです。
どこでもできるので、ぜひ毎日の習慣に取り入れたいですね!
次のページでは、代謝アップになり、肩こり改善にもなるエクササイズのやり方をまとめます!