2020年4月1日の『ソレダメ』では、房総半島駅弁旅が特集され、おすすめ駅弁10種類が紹介されました。
駅弁を知り尽くす食べ歩き歴30年の小林しのぶさんと7000個以上の駅弁を制覇した福岡健一さんが、美味しい駅弁の食べ方を教えてくれます。
この記事では、番組で取り上げられた駅弁と、絶景スポットについてまとめます。
1. 万葉軒 トンかつ弁当
お弁当を選ぶコツは、パッケージが地味なものを選ぶことだそうです。
千葉駅名物・万葉軒のトンかつ弁当500円(税込)は、昭和40年代から変わらないパッケージです。
外見が地味な分、中身で勝負しているそうです。
手作業で結ぶ掛けひもがかかっているものも、老舗のお弁当が多くて、ちゃんと手がかかっている証拠とのこと。
こだわりの豚ロースかつは、ご飯が進む味だそうです。
2.吟米亭 浜屋 バーベキュー弁当
木更津駅で下車し、駅弁を買いに行く御一行。
木更津で知らない人はいないというバーベキュー弁当は、木更津市内に3店舗ある吟米亭 浜屋の駅弁です。
愛称『バー弁』で親しまれている駅弁は、国産豚ロースを秘伝のたれで直火焼きで焼き上げます。
売場の裏の厨房で作っているため、作り立てを食べることができます。
タレがご飯に染み込む系なので、時間がたつとまた美味しくなるそうです。
3. 吟米亭 浜屋 あさり飯
バーベキュー弁当と並んで人気があるあさり飯980円(税込)は、あさりをショウガ・醤油・みりんのみでふっくら炊き上げ、ご飯に乗せた駅弁です。
海が見える列車の中で食べると、より美味しく感じるそうです。
【駅弁の新常識①②】
小林さんは上質なマイ箸・マイおちょこを持ち歩いて、駅弁を食べるのがおすすめとのこと。駅弁がさらに美味しくなるそうです。
【駅弁の新常識③】
旅情を感じながら食べると、より美味しく食べられる!
4.万葉軒 菜の花弁当
千葉駅で購入できる万葉軒の菜の花弁当650円(税込)は、玉子とお肉のそぼろで菜の花と大地を表現。
真ん中のあさり串は蝶々を表しているそうです。
甘めの味付けで、ご飯に合うそうです。
5.房州名物 くじら弁当
一行は房総半島最南端の館山駅に到着。
全国でも珍しいくじら弁当1000円(税込)をゲットして、内房線の各駅停車に乗り込み25分で和田浦駅で下車します。
海が見える絶景ポイントまで歩いていきます。
和田町は日本でも数少ない、くじらが水揚げされる場所の一つです。
海を眺めながら、くじら弁当をいただきます。
くじらの大和煮(醤油味)とそぼろ(味噌味)を一緒に味わえます。
6. 波の伊八弁当
再び列車に乗り、安房鴨川駅で予約していた駅弁を2つピックアップします。
1つ目は波の伊八弁当1800円(税込)です。
事前に予約しておくと取り置きしてくれたり、おつりがない場合用意しておいてくれるそうです。
伊勢海老弁当を食べるのにおすすめのスポットは、鵜原駅で下車し勝場港を歩いて洞窟を抜け登山道を登った先にある鵜原理想郷の黄昏の丘です。
360度開けた場所で、タコ飯と伊勢海老が半身入った駅弁をいただきます。
7.さんが焼き弁当
安房鴨川でもう一つゲットしたのが、南房総郷土料理のさんが焼き弁当1000円(税込)です。
『さんが』とはなめろうを焼いたり蒸したりしたもので、山に行くときに作って持ち歩いた郷土料理だそうです。
8.日光埋蔵金弁当(東武日光駅)
これまで発売された駅弁の中で日本一高い弁当が、東武日光駅の日光埋蔵金弁当18万円(税込)だそうです。
箱には伝統工芸品の日光彫を使っており、中身もたらばがに・とちぎ和牛・キャビア・湯葉など豪華な食材がそろったお弁当です。
今でも予約限定で販売されているそうです。
9.うに弁当(三陸鉄道・久慈駅)
福岡さんのおすすめ駅弁は、三陸鉄道・久慈駅のうに弁当1570円(税込)だそうです。
1日20食限定で、『幻の弁当』と言われています。
ウニの汁ごと炊き込んでいて、ご飯も全部ウニの香りがする素晴らしいお弁当だそうです。
10.傘屋商店 いすみの宝石箱弁当
JR大原駅で下車し、いすみ鉄道に乗り換えます。
いすみ鉄道と同じ柄のパッケージがかわいいいすみの宝石箱弁当1300円(税込)は、いすみの食材が詰まった駅弁です。
通常14時までの販売ですが、予約すればそれ以降も購入できるそうです。
線路のわきに菜の花が咲くいすみ鉄道は、絶景鉄道として知られています。
いすみ鉄道に乗り総元駅で下車したら、菜の花色の列車を眺めながらお弁当を食べるのがおすすめとのこと。
まとめ
房総半島を1周している気分を味わえる特集でした。
次のページでは、栄養のウソにまつわる新常識をまとめます↓