2024年6月11日TBS系列『マツコの知らない世界』で放送された、食欲の世界の食べ過ぎを予防する食欲抑制の食事法や、リバウンドする原因、食欲をコントロールする方法(スマホ見ながら食いNGなど)を紹介します!
今回のマツコの知らない世界では、”食欲の世界”で、動物の行動を研究する神経科学者で筑波大学教授の櫻井武さんが登場しました。
人はなぜ食べ過ぎてしまうのか、ダイエットしてもリバウンドしてしまうのか、神経科学者の観点から食欲をコントロールする方法を教えてくれました。
さらに飲んだ後の”別腹”の正体とは?
この記事では、食欲を抑える食事術や、食欲コントロール方法についてまとめます。
食欲の世界
食欲をコントロールするための方法を、専門家の櫻井武教授が伝授!
櫻井先生は、テキサス大学留学中にオレキシンという覚醒に関わる成分を発見した研究者です。
2020年には動物を冬眠状態へと誘導する新たな神経回路も発見されていて、現在研究されている最先端分野・人工冬眠は世界から注目されています。
そんな櫻井先生が、食欲を抑止して食べ過ぎ防止する方法や、リバウンドを防ぐ方法など、夏に向けて知っておきたい食欲についてのお話を教えてくれました。
食欲は脳がコントロールする
脳は全身のエネルギーが不足してるか常にチェックしており、エネルギーが不足していれば食欲を促進し、エネルギーが足りていれば食欲を抑えます。
リバウンドする衝撃の理由
ダイエットした人の78.6%の人がリバウンドを経験しています。
脳により体重は一定に保たれるので、リバウンドするのは自然な
体重の減少は命に関わる非常事態のため、急激に体重が減ると脳が「もっと食べて!」という緊急のシグナルを出し、食欲が増してしまうそうです。
ダイエット目安は1ヶ月にー2kgが理想です。
筋肉が落ちると基礎代謝が下がるため、さらにリバウンドしやすくなります。
ダイエットするときは筋力もつけながら行うのがおすすめだそうです。
食欲=生きるためのもの
人にとって食欲=生きるためのものでしたが、ここ100年ほどで人類は飢餓を乗り越えています。
ここで新たに出てきた食欲が、「快楽のための食欲」です。
自分へのご褒美に食べる食事などが、この食欲にあたります。
別腹の秘密
お腹いっぱいなのに、好きなスイーツやラーメンなどは”別腹”で、なぜか食べれてしまうのはなぜ?
これは快楽のための食欲の影響で…
⒈ドーパミンが病みつきにする(別腹で好きな食べ物を食べるとドーパミンが放出され、脳に「気持ちいい」という快感が生まれ、次回も同じ行動を取る=病みつきに)
⒉急激な食環境の進化に脳の構造がついていっていない(必要なエネルギー以上を食べ過ぎてしまう。手を伸ばせば食べ物があるという食環境と脳の構造のギャップで肥満になりやすくなる。)
食欲を抑える食べ方・食事法
「食事に気を遣っているのに痩せない」という若者に共通する問題点があります。
それは「スマホ見ながら食い」など、ながら食いをしているということです。
番組に登場した10代、20代の91%が、ながら食いをしていることが判明しました。
食事時間がわずか数分で終了してしまうため、どんなに食べても満足感を感じづらくなっています。
食事と向き合っていないことで、視覚や聴覚などが脳に刺激が行かず、食べ過ぎの原因になってしまうことが、痩せない原因の一つになっているそうです。
食べて食欲が満たされる(満腹中枢が働く)まで、食事をして10分はかかるため、食事と向き合って食べることが大切です。
・食べ物に向き合って味わう
・自分の体重を認識する
睡眠時間が食欲に影響する
睡眠時間も食欲に影響を及ぼします。
睡眠時間が短い人ほど、平均BMIが高いことがわかっています。
まとめ
『マツコの知らない世界』食欲の世界の食欲抑制食事術、食欲をコントロールする方法をまとめました。
食事と向き合うことが大切だそうですね!
ぜひ実践してみたいと思いました。