2024年10月10日にテレビ朝日系列『林修の今知りたいでしょ』で放送された、令和の新常識ベスト20(血圧・風邪・肥満対策・防災など)正しい対策についてまとめます!
今回の今知りたいでしょ!では、令和の新常識を発表しました。
風邪をひいたらお風呂に入らない、地震が起きたら机の下に隠れる、血圧対策には塩分だけを控えれば大丈夫というのは、実はすべて間違いだった⁉️
この記事では、令和の新常識をまとめます。
- 令和の新常識20
- 高血圧対策にマッサージをしてあげても血圧が下がる
- 高血圧対策に減塩&減糖
- 1日3回の歯磨きが血圧を下げる
- 足ゆすりが血圧を下げる
- 30分以内の昼寝が血圧を下げる
- ため息が血圧を下げる!
- 風邪予防にはビタミンCではなく、ビタミンD
- 風邪のひき始めはお風呂に入っても良い
- 風邪のひき始めは軽い運動で免疫力アップ
- 熱が出たら首・脇の下・鼠蹊部を冷やす
- 風邪をひいたら無理に食べなくて良い
- 風邪をひいたら無理に汗をかかず自然に汗をかく
- インフルエンザ対策にうがいは意味がない⁉️
- 脂肪を燃やすための有酸素運動は連続20分以上でなくていい!
- 肥満対策には階段を上るより下りる運動がよい
- タンパク質摂取は運動後30分以内でなくてい!
- 地震が起きた時玄関へ逃げる
- 地震が起きたらむやみにキッチンに行かない!
- 火事の時は目も守る!
- 雷は音が鳴って時間があっても落雷の危険!
- まとめ
令和の新常識20
令和の新常識20を発表!
高血圧対策にマッサージをしてあげても血圧が下がる
高血圧対策にマッサージをする人は多いですが…
新常識!マッサージしてあげても血圧が下がる!
力を入れて力を抜く時に血管が収縮、拡張して、血流が良くなります。
さらにオキシトシンという幸せホルモンも分泌されます。
高血圧対策に減塩&減糖
高血圧対策に減塩する人は多いですが…
新常識!高血圧対策には、減塩&減糖も大事!
糖分をとりすぎるのも、高血圧の原因に。
インシュリンが分泌され、腎臓から排出されるべきナトリウム(塩分)が排出されにくくなります。
1日3回の歯磨きが血圧を下げる
1日3回の歯磨きが血圧を下げる!
1日3回歯磨きをする人としない人では、高血圧のリスクが19%も異なることがわかりました。
歯周病菌が血管に入ると、血管が炎症を起こし、血圧が上昇します。
足ゆすりが血圧を下げる
新常識!足ゆすりが血圧を下げる!
足をゆする人はゆすらない人に比べ、死亡リスクが30%も減りました。
30分以内の昼寝が血圧を下げる
30分以内の昼寝が血圧を下げる!
ただし、30分以上昼寝をすると、深い睡眠に入り、起床時に血圧上昇するため要注意です。
ため息が血圧を下げる!
ため息が血圧を下げる!
深い呼吸で血圧を下げることができます。
風邪予防にはビタミンCではなく、ビタミンD
新常識!風邪予防にはビタミンCではなく、ビタミンD!
ビタミンDは、きのこ、魚などにも含まれますが、1日約20分の日光浴で体内で作れます。
ビタミンDはウィルスなどを捕食するマクロファージを活性化させ、腸内環境を整えることで、風邪予防になります。
ちなみにビタミンCは、抗酸化作用や、白血球の働きを助ける効果があり、風邪をひいている時にとったほうが良いそうです。
風の時は甘酒&トマトジュースがおすすめです。
風邪のひき始めはお風呂に入っても良い
風邪のひき始めはお風呂に入っても良い!
以前はお風呂に入った後の湯冷めが風邪に悪いため、お風呂はNGとなっていましたが、現在は部屋の寒暖差も少ないため、高熱でなければ入ってもOKだそうです。
37〜38度のぬるめのお湯に入るのがおすすめです。
ちなみにお風呂は湿度が高く感染しづらいので、「家族にうつらないか」と心配な方も、体についたウイルスを洗い流したほうが良いため、お風呂に入ることをおすすめします。
風邪のひき始めは軽い運動で免疫力アップ
風邪のひき始めは軽い運動で免疫力アップ!
風邪のひき始めは、休むのではなく、体を動かして体温が上がることで、ウイルスを撃退することができるかもしれません。
入浴や生姜湯を飲むなども、おすすめの方法です。
新しい免疫は大人になるとほとんどつかないそうです。
子供の頃は熱を出しやすいですが、いろいろな抗体を手に入れて、免疫をつけています。
熱が出たら首・脇の下・鼠蹊部を冷やす
熱が出たら首・脇の下・鼠蹊部(太い血管の部分)を冷やす!
熱が出た時におでこを冷やしても、熱は下がりません。
おでこには自律神経が集中しているため、副交感神経を優位にするために冷やしていたのかもしれません。
風邪をひいたら無理に食べなくて良い
風邪をひいたら無理に食べなくて良い!
風邪の時は胃腸に負担をかけず、体力を消耗しないように過ごすことが大切です。
食べられない時は、おかゆと梅干し、ゼリー飲料(マルチビタミン)、ゼリーなどがおすすめです。
ただし、血糖値の急上昇は体力を消耗するため、糖質が少ないものがおすすめです。
風邪をひいたら無理に汗をかかず自然に汗をかく
風邪をひいたら無理に汗をかかず自然に汗をかく!
風邪の熱が下がったとしても、ウイルスは死んでいません。
無理に汗をかくと水分が不足してしまいます。
水分補給をしっかりしながら、自然に汗をかくと良いそうです。
インフルエンザ対策にうがいは意味がない⁉️
インフルエンザ対策にうがいは意味がない!
風邪の予防には、手洗い・うがいが効果的ですが、インフルエンザにはうがいは効果がないそうです。
インフルエンザウイルスは、短時間で体内まで入ってしまうため、うがいでは効果がないためです。
洗面所でうがいをして、乾燥したウイルスが飛散する恐れもあります。
手洗いは効果的です。
脂肪を燃やすための有酸素運動は連続20分以上でなくていい!
ここから肥満対策です。
脂肪を燃やすための有酸素運動は連続20分以上でなくていい!
以前は20分以上運動すると脂肪が燃焼されると言われていましたが…
令和では、細切れで運動しても、脂肪は燃焼されることがわかっています。
30分自転車をこぐ人と、10分こいで休憩を挟んで3回こいだ人で、脂肪燃焼効果は変わりませんでした。
肥満対策には階段を上るより下りる運動がよい
肥満対策には階段を上るより下りる運動がよい!
太もも前の筋肉は最も大きな筋肉です。
階段を上る時はその筋肉が縮みながら負荷がかかりますが、階段を下りる時は筋肉が伸びながら負荷がかかるため、筋力アップにつながります。
タンパク質摂取は運動後30分以内でなくてい!
タンパク質摂取は運動後30分以内でなくてい!
筋肉が回復している間にたんぱく質をとれば、問題ないそうです。
30分以内に食べると消化吸収に良くないので、1時間後くらいにとったほうが良いそうです!
地震が起きた時玄関へ逃げる
ここから防災対策です。
地震が起きた時玄関へ逃げる!
玄関は倒れてくるものなどが少なく、他の場所より安全です。
建物倒壊など危険な場合も、外にすぐ出られます。
地震が起きたらむやみにキッチンに行かない!
地震が起きたらむやみにキッチンに行かない!
昭和の時代は地震が起きたらまず火を消すのが常識でしたが、令和の新常識では、キッチンは包丁などがあって危なく、火傷をしたり、服に火がついたりする可能性もあります。
身の安全を守るのが最優先です。
ガスについているマイコンメーターが常時監視しているので、強い地震の時には自動でガスを止めるようになっているそうです。
出火原因は、地震の後の通電火災が多く、コードが損傷し漏電で出火することもあります。
家を避難する時はブレーカーを落としておくのがおすすめです。
火事の時は目も守る!
火事の時は目も守る!
以前はハンカチなどで口元を覆うのが常識でしたが、令和は目も守るのが新常識です。
火事で逃げる時は、視界を確保することが重要だからです。
透明袋を頭にかぶり、空気を入れて口を閉じて逃げるのがおすすめです。
2、3分は移動できるそうです。
雷は音が鳴って時間があっても落雷の危険!
雷は音が鳴って時間があっても落雷の危険あり!
雷が鳴って音が鳴るまで時間があれば大丈夫というのが以前の常識でしたが…
雷雲の下にいればいつ落ちてもおかしくないので、雷がなったらすぐに建物などに避難するのが新常識です。
ちなみに金属あり・なしで、雷が落ちるリスクは変わりませんでした。
まとめ
『林修の今知りたいでしょ』で放送された、令和の新常識20(血圧・風邪・肥満対策・防災など対策)を紹介しました。
ぜひ参考にしたいと思います!