2020年7月27日の『所JAPAN(ジャパン)』では、旅する料理研究家・口尾麻美さんのお宅へ和牛が潜入。
口尾さんがブームの火付け役となった台湾の便利家電・電鍋とは?
この記事では、口尾さん愛用の電鍋について紹介します!
電鍋(万能電気釜)とは?
台湾で一家に1台以上あるという『電鍋』。
外釜に水を注ぐ⇒お米を入れる⇒スイッチオン
というシンプルな操作だけで、外釜の水が蒸発すると自動的に保温になる便利家電です。
ご飯を炊くだけでなく、煮る・蒸す・炊くの3役をこなす万能調理器具なのです。
台湾の方は台湾風おこわ油飯(ヨウハン)や、牛肉麺(ニューローメン)、小籠包などの蒸し料理を作っているそうです。
台湾名物・ルーローファンも簡単に作ることができます。
家庭では難しい蒸し料理『清蒸魚』も簡単に作れるそうです。
台湾では共働きが多く、手間のかかる家庭料理を簡単にするため、電鍋の使い方がどんどん進化していったそうです。
電鍋は初期の炊飯器が原型だった!
電鍋のルーツは、東芝が作った日本初の自動式炊飯器でした。
当時の価格は3200円で、平均月収の3分の1でした。
画期的な家電だったため、数年で日本中に普及したそうです。
当時1時間程度かまどの番をしていないといけなかったので、かなりの時短になったとのこと。
日本ではハイテク炊飯器が登場し、こちらの電気釜は忘れられていきましたが、台湾では独自の使用方法で万能調理器としてずっと定着してきたそうです。
台湾では東芝と技術提携した大同(TATUNG)という会社が『大同電鍋』として販売しています。
まとめ
電鍋はここ数年でレシピ本も発売され、日本でも再びブームに!
ほったらかし調理ができるようなので、筆者も欲しくなってしまいました。
レトロなカラーや見た目も可愛いですね。
日本ではYahoo!ショッピングなどで購入できるようですよ!
お値段は6合タイプで12,800円~でした。