2020年1月19日のTBS系『林先生の初耳学』では、元JTB芸人の劇的に安くなる旅行術が特集されました。
教えてくれたのは、大手旅行代理店のJTBで旅行企画から添乗員までこなしていたという芸人・こじま観光さんです。
元JTB芸人のこじま観光さんはJTBで3年ほど勤めていた経歴があり、添乗・企画・営業などを経験してきたそう。
世界各国の旅行に精通していて、どこに何日行きたいか言ってもらえるだけでだいたいの値段などがわかるとのこと。
この記事では、番組で紹介された旅行で失敗しないための裏ワザをまとめます!
失敗しないツアーパンフレットの見極め方
旅行パンフレットには、「これはいい旅行だな」というポイントがあります。
それは『入場観光』という文字。
実際に観光施設に入って、見学することができるという意味です。
『車窓観光』と書かれている場合、外から外観を眺めるだけだったりします。
『下車観光』の場合は、観光地に降りて写真撮影することができるという意味。
この3つのどれかは必ずパンフレットに書かれているので、チェックしておきましょう。
『オーシャンビュー』に定義はない!
宿泊先で気になるのが、お部屋から見える景色です。
『オーシャンビュー』というと目の前に海が広がるイメージですが、実はどれくらい海が見えるか定義はないそうです。
ホテルによっては、ビルとビルの間からほんの少し海が見えるという場合も…。
日本の場合はオーシャンビューの表記があれば、海が前面に見えるのが普通です。
しかしハワイなどホテルが乱立しているエリアでは、ホテルの裁量で次の3つの表記があります。
●ビルの隙間からほんの少しだけ海が見える『パーシャルオーシャンビュー』
●ビルとビルの間からでもある程度海が見れば『オーシャンビュー』
●視界を遮るものがなく海が広がる『オーシャンフロント』
オーシャンビューとオーシャンフロントでは、1泊あたり2~3万円値段が変わってきます。
値段がお得なのはカラーor2色刷りパンフレット?
パンフレットにはカラーで刷られ内容も充実した分厚いものと、2色刷りのペラペラのものがあります。
実は値段的には、ペラペラで2色刷りの方が断然お得だそうです。
実際にパリのツアーで比較してみると…
カラーパンフレット…約24万円
2色刷りパンフレット…約14万円
約10万円もの差がありました。
旅行会社はホテルや飛行機の座席をあらかじめ割り当てられています。
そのため日程が近づいても埋まらない場合、料金を下げてでも売り切ろうとします。
2色刷りパンフレットは売れ残ったツアーを再編集して作っているので、お得に旅行できものが多いのです。
おすすめは国内のバスツアー
こじま観光さんのおすすめのツアーは、国内のバスツアーだそうです。
少し前までバスツアーが乱立していた時期があり、結果淘汰されたことでいいバスツアーをやっている会社しか残っていないとのこと。
バスツアーのメインターゲットはおばちゃん、おばあちゃんなので、あまり食べることができません。
『カニ食べ放題』をうたっていても、実際そこまで食べることができないので置いておけるんだそう。
そのため実際に行ってみると、クオリティーの高い料理を食べ放題できます。
ビジネスクラスはエコノミークラスの人の怒りから誕生した!
飛行機のビジネスクラスは、エコノミークラスに正規料金を払っている客の不満を解消するために誕生したそうです。
団体旅行で安く飛行機を利用している人の差別化として、作られたのがビジネスクラスだったんですね。
林先生はご存じで、初耳認定にはなりませんでした。
裏ワザを活用してお得に旅に出かけよう!
今回の裏ワザでは、旅行パンフレットのどのポイントを見れば失敗しないのかわかりましたね。
ぜひ活用して、お得に旅に出かけましょう!