今回の【林修の今でしょ講座】は、最強フルーツNo.1決定戦「バナナVSリンゴVSパイン」夏の悩み解消5番勝負を開催!(1)口臭&虫歯対策 (2)夏風邪対策 (3)脂肪燃焼 (4)肌のトラブル (5)睡眠の質UP 5つの体の症状を改善するために最適な果物はどれ?症状別の食べ分け術を学んでいく!
最強フルーツNo.1決定戦
「バナナVSリンゴVSパイン」夏の悩み解消5番勝負!
口臭&虫歯対策
口臭&虫歯には
1位リンゴ
2位パイン
3位バナナ
でした。
リンゴポリフェノールは、口臭の主な原因メチルメルカプタンを50%削減してくれます。
メチルメルカプタンは玉ねぎの腐敗臭と同じ成分です。
口の中が乾く⇒唾液が減る⇒メチルメルカプタンが発生
皮には実の2~4倍のリンゴポリフェノールが含まれています。
リンゴ酸は歯磨き粉にも含まれる成分で、口臭の原因菌を抑える働きが期待できます。
歯垢がくちにくっつかないよう予防もしてくれます。
口臭予防には、食後にりんごを皮ごと食べるのがおすすめです。
量は1/4でOKです。
100%リンゴジュースでも効果が期待できます。
パイナップルで舌苔をとる!
パイナップルには、舌についている舌苔を分解する酵素が含まれています。
その点でリンゴほどではありませんが、口臭予防におすすめです。
夏風邪対策
夏風邪対策には
1位 バナナ
2位 リンゴ
3位 パイン
でした。
1日120gのバナナを食べると血中のマグネシウムが増加し、ウィルス対策になります。
骨を作る⇒カルシウムが必要
免疫細胞を作る⇒マグネシウムが必要
マグネシウムの摂取量はほとんどの世代で不足しています。
汗をかきやすい夏には、特にマグネシウムが必要です。
1日1本バナナを食べるとよいそうです。
マグネシウムはひじきなどの海藻類にも含まれますが、バナナは皮を剥くだけで食べれるのでよりお手軽です。
卵のビタミンDがマグネシウムの吸収率をアップさせるので、一緒に食べるのがおすすめです。
はちみつのオリゴ糖も、マグネシウムの吸収率を高めるので、パンケーキなども◎です。
バナナのでんぷんは、免疫細胞が集まる腸内環境を改善する効果も期待できます。
脂肪燃焼
脂肪燃焼(内臓脂肪対策)には
1位 リンゴ
2位 バナナ
3位 パイン
でした。
りんごのプロシアニジン⇒内臓脂肪の蓄積を抑える!
リンゴ1個分のプロシアニジンを毎日摂取⇒12週間後内臓脂肪が減少!
★脂肪の吸収をブロックする作用
★脂肪燃焼に働く酵素を活性化!
という働きが期待できます。
腸内にはデブ菌・痩せ菌がありますが、太ったラットにプロシアニジンを食べさせると痩せ菌が増え太りにくい体になったという研究結果も出ています。
機能性表示食品として販売されているリンゴもあるそうです。
さらに悪玉コレステロールが約4割減少したというデータも!
プロシアニジンは皮に多く含まれます。(実の2~4倍!)
リンゴの皮を煮立てると、プロシアニジンたっぷりのアップルティーが作れます。
水に溶ける食物繊維ペクチンは、腸内で脂肪に吸着して排出する働きもあります。
リンゴに含まれる果糖は、アルコールを分解する手助けもしてくれます。
脂っこい食事をとったときは、より効果を発揮してくれます。
肌のトラブル
肌トラブル対策には
1位 パイン
2位 リンゴ
3位 バナナ
でした。
パインのグルコシルセラミドは、肌の構造を整えて角層の水分を維持する働きがあります。
4週間パイン(1日100g)を食べると、肌のキメ・潤い・シミのすべてが改善したという研究結果が出ています。
ビタミンCは活性酸素を除去⇒肌の状態を健康に保つ!
夕食に食べると、寝ている間に肌の修復が期待できます。
りんごは肌荒れ防止に効果あり
りんごはヒスタミン(肌荒れなどの原因)を25%抑える働きがあることがわかっています。
肌荒れ防止にもおすすめとのこと。
睡眠の質UP
睡眠の質UPには
1位 バナナ
2位 リンゴ
3位 パイン
となりました。
バナナには睡眠の質を上げる3つの成分が含まれます。
★トリプトファン
★ビタミンB6
★炭水化物
メラトニンは眠りをつかさどるホルモンで、熟睡するのに欠かせません。
このメラトニンを作るために、3つの成分が必要です。
バナナには3つの成分がバランスよく含まれています。
トリプトファンはバナナを食べて15~16時間後にメラトニンに変わります。
睡眠の質を高めるには、朝バナナがおすすめです。
まとめ
今回の記事では、林修の今でしょ講座最強フルーツNo.1決定戦を紹介しました。
ちなみにリンゴは体を冷やす働きもありますが、アップルティーにするなど熱を加えて食べれば問題ないそうです。
⇒ 今までに紹介した【林修の今でしょ講座】の記事
⇒ 林修の今でしょ講座HP