2020年10月29日の『日本人の3割しか知らないこと くりぃむしちゅーのハナタカ優越館』では、汚れ落としの達人・茂木和哉さんが登場!
自身の名前が洗剤の商品名にもなっている茂木さんが、キッチンまわりの落ちない汚れの落とし方を教えてくれました。
この記事では、茂木和哉さんの汚れ落としの方法(コンロ・電子レンジなど)を紹介します!
茂木和哉(もてぎかずや)さんとは?
茂木和哉さんは洗剤メーカーや清掃業を経験して起業した汚れ落としの専門家で、『茂木和哉』という商品名の洗剤で有名です。
関連商品は年間約50万本も売れているそうです。
黒くなった油汚れも、茂木さんの洗剤を使えばピカピカになります。
今回は特別に身近なもので汚れを落とす方法を教えてくれます。
家庭の汚れは3種類
家庭の汚れは大きく分けて次の3種類があります。
●油
●水垢(水あか)
●カビ(生物の汚れ)
排水溝などのヌメリも生物汚れが原因です。
3つの汚れの性質を知っておけば、頑固な汚れもキレイに落とすことができるそうです。
油⇒酸性
水垢⇒アルカリ性
なので、それぞれ逆の性質の洗剤を使うとキレイに落としやすくなります。
ちなみに食器用洗剤は中性・弱アルカリ性が多いそうです。
コンロの油汚れには重曹!
キッチンのコンロ周りなどにこびりついている油汚れは酸性のため、中性や弱酸性のものが多い食器用洗剤ではなかなか落ちません。
油汚れには食器用洗剤に水、アルカリ性の『重曹』を混ぜると、酸性が中和され汚れが分解されるそうです。
【油汚れ用洗剤の作り方】
1.鍋に湯を沸かして重曹を入れ、泡がなくなるまで弱火で煮る
※温度が高い方がアルカリ濃度が上がる!
2.食器用洗剤をひと回し入れる
重曹入り洗剤でコンロ周りを磨いてみると、食器用洗剤だけで洗うよりもこびりついた汚れがキレイに取れました。
さらに重曹のお湯で煮ると、頑固汚れにも効果的だそうです。
シンクの水垢にはクエン酸!
シンクの水垢はアルカリ性ですが、食器用洗剤は中性・または弱アルカリ性のため中和せず汚れを落とすことができません。
そこで酸性の『クエン酸』を使うと、キレイに汚れを落とすことができます。
【水垢汚れ用洗剤の作り方】
お湯でクエン酸を溶かし、食器用洗剤を入れる
※お湯の方が洗浄力・効果がアップ!
出来上がった洗剤をキッチンペーパーなどに染み込ませ、水垢の部分に貼っておくと頑固な水垢も落とせるそうです。
お風呂汚れにもクエン酸!
お風呂の水垢もアルカリ性のため、お風呂用洗剤だけでは落とせません。
お風呂には皮脂の汚れ(酸性)+水垢(アルカリ性)の2つがあります。
水垢を落とすためにクエン酸がおすすめだそうです。
鏡についた水垢もクエン酸を溶かしたお湯にキッチンペーパーを浸し、しばらく貼っておくとキレイに取れます。
水垢がとれると鏡が曇りづらくなり、曇り止めにもなります。
それでも落ちない汚れには最終的にクレンザーを使用しますが、研磨剤入りなのでダメージに注意しましょう。
重曹はクレンザーの代用になる!
クレンザーは重曹で代用できるそうです。
重曹の粉末は水に溶けにくいため、研磨剤として使用できます。
掃除する時はラップを使うと、より洗浄力がアップします。
ラップを小さくたたんで重曹をつけこすると、布よりも研磨剤が固定されてキレイに掃除できます。
電子レンジの汚れをキレイに落とすには?
電子レンジの汚れは基本油汚れなので、重曹で落とすことができます。
重曹と水を使えば、簡単に汚れを落とすことができるそうです。
【電子レンジの汚れ落としの方法】
1.耐熱容器に水・重曹を入れて混ぜ合わせる(水100mlに対して5㏄の重曹)
2.重曹を溶かした水を電子レンジ500wに入れて2分ほど温める
重曹は水で溶かすとそこまでアルカリ度が高くありません。
電子レンジで温めることでアルカリ度が上がり、蒸気となって油汚れを落としやすくしてくれます。
まとめ
頑固な汚れの落とし方をまとめました。
ちなみに重曹入りの温泉は肌の脂を落とす効果があるため、顔のテカリが気になる人には効果的なんだそうです。
肌の弱い方は、アルカリ性の温泉には入りすぎに注意した方が良いかもしれませんね。
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