2020年6月15日の『所JAPAN』(所ジャパン)では、美文字になるコツが紹介されました。
教えてくれたのは、小学校の参考書などで文字の手本も書いている美文字王子・青山浩之先生です。
この記事では、文字をキレイに書くコツをまとめます!
簡単上達法!『めろんぬすむ希』
まずは『めろんぬすむ希』を書いてみましょう。
書いた文字で、正しく文字が書けているかが分かるそうです。
日本語は漢字3割、ひらがな7割と言われているので、美しい文字はひらがなが勝負とのこと。
●『め』と『ぬ』
本来全く違う『め』と『ぬ』を同じように書いてはいけません。
外側を囲ってみると『め』は丸くなっており、『ぬ』は横長になっています。
文字の字源=文字の源がわかると、この意味が分かってくるそうです。
文字の字源を知れば美しい文字が書ける!
ひらがな⇒平安時代に漢字の草書体を崩してできた文字
ひらがなの成り立ちを知れば、美しい文字が書けると言います。
『め』⇒女を字源に持つひらがな
『ぬ』⇒奴を字源に持つひらがな
同じ形に書いてしまいがちですが、めは〇を意識して、ぬは横長を意識して書くと美文字になります。
<美文字ポイント>どちらも左下の部分を丸く書かず、2か所軽く止めるとキレイになるそうです。
『ろ』の美文字ポイント
『ろ』は数字の3のようになりがちですが、次のような字源を持っています。
『ろ』⇒呂を字源に持つひらがな
上が小さめで、下が少し大きめになります。
<美文字ポイント>左下の降りる線を長く書く
『す』の美文字ポイント
『す』は逆三角形に書くとキレイになります。
『す』⇒寸を字源にもつひらがな
<美文字ポイント>2画目は中心より右に、結びは三角に、最後の払いは短く
『ん』『む』の美文字ポイント
『む』⇒武を字源に持つひらがな
<美文字ポイント>結びは真ん中でなく下に!点の位置は右上に!
『ん』⇒无(「む」、または「ぶ」)を字源に持つ
<美文字ポイント>折り返しは中心まで戻る!最後は大きい弧を描く!
『希』の美文字ポイント
佐々木希さんが自身の名前にもある『希』を書いてみましたが、先生から間違いだと指摘されてしまいました。
漢字の『右』を正しい書き順を見てみると、斜め下に下がる線が1画目、横長の線が2画目だそうです。
書き順を理解すれば美文字になると言います。
『希』も同じように斜め下に下がる線から書くのがポイントです。
ちなみに『左』は右とは逆で、横長の線から先に書くのが正しい書き順です。
もともと『左』『右』の1画目、2画目は手と腕を表していたそうです。
『左』は三角形に書き、『右』は逆三角形に書くのがポイントです。
<『希』の美文字ポイント>左払いは短く!全体をひし形に書く!
まとめ
美文字を書くには字源を知って、正しい書き順を守ることが重要のようですね。
ぜひお子さんに教えてみてはいかがでしょう。
次のページでは、世界の掛け算法についてまとめます!
【所JAPAN】フランス・インドの掛け算法とは?数学教師芸人タカタ先生が世界の掛け算の違いを伝授!(6月15日)
美文字を書くコツ第2弾は、こちらでまとめています↓