2020年4月16日の『主治医が見つかる診療所』では、太らない油の新常識!油のコントロール法が特集されました。
揚げ物を作るときに、まとめて大量に作ったりしていませんか?
揚げ物は時間がたつにつれて油が酸化してしまいます。
実はこれが老化にもつながってしまうのです。
この記事では、太らない油の新常識・油のコントロール法の『油の酸化』についてまとめます!
油の酸化とは?
揚げ物は空気に触れることで、酸化してしまいます。
【酸化とは?】
長い時間空気に触れる⇒油が酸素を取り込み変化
酸化した油をとると、体の中にたまりやすくなります。
酸化した油⇒肥満・肌の老化・血管を傷つけて動脈硬化を進行・心筋梗塞・脳梗塞
揚げ物の作り置きは、老化のもとになってしまうということです。
酸化しにくい油とは?
Q.酸化しにくい油はどれ?2つ選んでください
エゴマ油・アマニ油・コーン油・オリーブオイル・米油・ゴマ油
正解:オリーブオイル・米油
抗酸化物質のオレイン酸が多く、ビタミンEの含有量も多い油です。
米油は衣がサクッと揚がり、サクサク感が長続きするのでおすすめだそうです。
ただ一般的な油に比べ、1.5~3倍も高いのが難点です。
先生のおすすめは、フライパンでの揚げ焼きです。
フライパンに米油やオリーブオイルを約1㎝ひいて、具材をひっくり返しながら揚げるのがおすすめだそうです。
トンカツの衣をはがしても効果は低い⁉

ダイエット中の人はトンカツの衣をはがして食べる場合も多いようですが、管理栄養士の伊達先生によると、衣をはがしてもチャラにはならないそうです。
揚げ物は食材の中にある水分が油に置き換わるため、衣と具材に含まれる油は半々あり、油がゼロになるわけではありません。
油をコントロールする際には、注意しましょう。
米油のおすすめポイント
脳神経外科の上山先生によると、米油は米ぬかから作るため、精米で足りなくなった部分を戻してくれると言います。
酸化を防ぐビタミンEが豊富なので、酸化にも強いのです。
ただし使いまわしをすると、米油やオリーブオイルでも酸化してしまいます。
使いまわしや揚げたものも、その日のうちだったら大丈夫とのこと。
まとめ
酸化しにくい油を使えば、揚げ物も体の負担にならずに食べられそうですね!
ぜひ試してみてはいかがでしょう。
次のページでは、オメガ3の情報をまとめます!