【主治医が見つかる診療所】(3月12日)ビタミンDでがん予防&免疫力アップ!医師注目の栄養素とは?

スポンサーリンク
きのこ エンタメ

本ページはプロモーションが含まれています。

スポンサーリンク

2020年3月12日の『主治医が見つかる診療所』では、今医師たちが大注目の栄養素『ビタミンD徹底攻略』が特集されました。

ビタミンDで免疫力アップやアレルギー予防(花粉症予防)、骨粗しょう症やがん予防まで期待できる⁉

この記事では、番組で紹介されたビタミンDの情報をまとめます!

スポンサーリンク

日本人に足りない栄養素・ビタミンDとは?

ビタミンDは今の日本人に足りていない栄養素です。

【ビタミンDとは?】

カルシウムの吸収を助けてくれる、丈夫な骨を作るのに欠かせない栄養素

秋津先生によると、数年前からビタミンDが世界的に注目され、新たな栄養効果がわかってきたそうです。

石原先生によると、ビタミンDは免疫力も高めるので、風邪などの様々な病気を予防する効果も期待できるとのこと。

さらには花粉症の改善、骨粗しょう症の予防、がんリスクを減らすなどの効果も期待できるそうです。

骨粗しょう症は、今ではビタミンD不足の若い人でも起こる病気です。

ビタミンDをたっぷりとれる食材とは?

元女子サッカー日本代表の丸山桂里奈さんが、ビタミンDをたっぷりとれる最強食材の産地を訪れました。

富士山のふもとにあるコンテナ内で育てられていたのは、きくらげでした。

きくらげとは?⇒キノコの一種で中華料理によく使われる食材

日本で消費されるきくらげは9割以上は輸入品ですが、こちらでは国産きくらげを大切に育てています。

乾燥きくらげだけでなく、生きくらげも流通させています。

地元の飲食店では、生きくらげを溶岩プレートで焼き、わさび醤油で食べるメニューも!

ビタミンDの効果

管理栄養士の赤石先生が、ビタミンDの役割について教えてくれました。

ビタミンDはカルシウムの吸収を助けて、丈夫な骨を作る栄養素です。

ビタミンD欠乏⇒骨折リスクが3.2倍に!

最近の研究結果では、がん予防、免疫機能の向上も期待できると言います。

国立がん研究センターの研究結果によると、血液中のビタミンD濃度の高い人は、がんにかかるリスクが最大25%低下するそうです。

ビタミンDを十分にとっている人は、インフルエンザ感染リスクが42%減という結果も!

ビタミンD⇒丈夫な骨を作る&がん予防&免疫力UP!

ところが日本人のビタミンD摂取量は、1日の目安寮5.5㎍に足りていません。

ビタミンDは魚介類ときのこに豊富に含まれていますが、中でもきくらげは特に多いのです。

1日少量でもきくらげを摂ることにより、ビタミンDを補うことができます。

きくらげ生産者の骨年齢は?

番組では毎日きくらげを食べている生産者の熊谷さん(63歳)の骨密度を測定しました。

すると次のような結果に!

実年齢 63歳 骨年齢 50歳代

本来の年齢よりも、骨が若いということがわかりました。

きくらげの刺身のお味は?

きくらげ栽培は温度20~24℃、湿度約80%を保ちながら、頻繁に富士山の伏流水で水まきを行い丁寧に育てるそうです。

特別に収穫を体験させてもらった丸山桂里奈さんは、生産者の方に採れたてのきくらげの食べ方を教えてもらいました。

【きくらげの刺身の作り方】

1.生のきくらげを約30秒湯通しする

2.食べやすいサイズにカットする

きくらげをつけるために用意された調味料は、次の6つです。

わさび醤油、ポン酢ショウガ・ソース・塩入りごま油・塩・焼肉のたれ

丸山桂里奈さんは焼肉のたれが一番おいしかったそうです。

ビタミンDが不足すると…

姫野友美先生によると、花粉症・ぜんそく・アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患が急増しており、2005年には3人に1人だったのが2011年には2人に1人がアレルギー性疾患を持っている状態になっているそうです。

この原因の一つが、ビタミンDが不足しているからだと言われています。

南雲先生によると、過去にはがんの死亡率は欧米人に多く日本人には少ないと言われていましたが、この30年で先進国の中で最もがん死亡率が高くなってしまったそうです。

これもビタミンD不足が関係していると言われているそうです。

中山先生は、ビタミンDが脳と筋肉の協調関係を高めてくれると言います。

年齢を重ねるとちょっとしたところでつまづいたり転びやすくなったりしますが、ビタミンDを補うと転びにくく骨折も抑えられることが実証されています。

上山先生によると、ビタミンDは脳が正常に働くためにものすごく重要な栄養素だと言います。

脳の安定物質・セロトニンややる気スイッチのドーパミンも、ビタミンDがないと作ることができません。

ビタミンD不足はうつ病発症のリスクを上げることもわかっています。

生きくらげと乾燥きくらげ、どっちがビタミンDが多い?

管理栄養士の赤石先生から質問です。

Q.『生きくらげ』と『乾燥きくらげ』どっちがビタミンDが多い?

答え⇒乾燥きくらげ

ビタミンDは日光に当たると増える性質なので、天日干しされる乾燥きくらげのビタミンDは格段に増えます。

日を浴びると、およそ10倍増えるとも言われているそうです。

熊谷さんのきくらげ農園でも、栽培した後2~3日天日干ししています。

乾燥きくらげの戻し方

乾燥きくらげは次の2つの方法で戻すことができます。

【乾燥きくらげの戻し方】

40度程度のぬるま湯に15~30分

【より美味しい乾燥きくらげの戻し方】

冷水につけて冷蔵庫に入れ約6時間

後者の方が旨味成分が逃げず、食感も良いそうです。

【戻したきくらげの保存期間】

冷蔵庫で約1週間、冷凍庫で約1か月

まとめ

ビタミンDの健康効果についてまとめました。

ビタミンDを含む食材を使ったアレンジレシピについては、別ページでまとめます↓

【主治医が見つかる診療所】(3月12日)ビタミンDたっぷり!きくらげのアレンジレシピ