2020年3月10日の『林修の今でしょ講座』では、ハチミツVSバターの驚きのパワーが特集されました。
バターについて教えてくれたのは、日本獣医生命科学大学の佐藤薫先生です。
1日10gのバターで、さまざまな健康効果が⁉
この記事では、バターの免疫力強化パワーについてまとめます!
バターのすごいパワー①感染症対策に!バターを食べて免疫力UP
私たちの体の免疫力が低下すると、新型コロナウィルスなど、様々なウィルスに感染しやすくなります。
バター博士によると、バターには免疫力を上げる栄養素ビタミンAが含まれているそうです。
ビタミンAは腸内で免疫細胞を活性化し、ウィルスの侵入を防ぐと言われています。
バターの原料は牛乳ですが、バターに加工することでビタミンAが約13倍の量に増えるそうです。
バターは牛乳をギュッと凝縮して作られるので、それだけ栄養素も増加します。
牛乳は脂肪分の低い脱脂乳と、脂肪分の多いクリームに分けられます。
このクリームがバターの元になります。
16リットルの生クリームを攪拌(かくはん)して、6~7㎏のバターが出来上がります。
約1/3の重さに凝縮された栄養成分が、感染症予防に効果的なのです。
バターの黄色は、ビタミンAの元になるカロテンという成分の色だそうです。
1日10gのバターをとることで、免疫力をアップできます。
バター×ほうれん草 で免疫力アップ
免疫力をよりアップさせるバターの調理方法とは?
バター生産量日本一の北海道で、健康長寿のバター活用法を調査しました。
酪農家の食事を見てみると、ご飯にもバター、ほうれん草の炒めものにもバターが使われていました。
バターにはビタミンAが含まれていますが、ほうれん草にもビタミンAが含まれています。
ビタミンAは脂溶性のため、バターで炒めることで吸収率がアップします。
バター×じゃがいもで免疫力アップ
82歳の柴田さんは、現役のスピードスケート選手です。
1週間に4、5回練習しており、日々運動を欠かさないそうです。
そんな柴田さんがトレーニング後に食べているのが、じゃがバターです。
バターの中にはビタミンA・ビタミンEが含まれています。
じゃがいもの中にはビタミンCが豊富です。
ビタミンACE(エース)は免疫力アップすると言われています。
またじゃがいものビタミンCは、加熱しても分解されにくいそうです。
底にバターをのせて食べれば、免疫力アップに効果的で理にかなっているそうです。
ハチミツにも免疫力アップ成分が!
ハチミツに含まれるオリゴ糖は腸内環境を整え、免疫力を上げてくれると言います。
バターほど免疫力UP効果は高くありませんが、ハチミツにも免疫力を上げる成分が含まれているとのこと。
どちらも活用したいですね!
まとめ
バターのすごいパワー①は、次の通りです。
●バターのビタミンAが免疫力をアップして、感染症予防に効果的!
次のページでは、バターのすごいパワー②脂肪燃焼効果についてまとめます↓