【主治医が見つかる診療所】(1月9日)2020年健康の新常識&日常に潜むキケン習慣①平熱UP法

スポンサーリンク
神ストレッチ エンタメ

本ページはプロモーションが含まれています。

スポンサーリンク

2020年1月9日のテレビ東京系『主治医が見つかる診療所』では、健康の新常識&日常に潜むキケン習慣が放送されました。

この記事では、第1部で紹介された気になる情報をまとめます。

スポンサーリンク

平熱を上げれば免疫力UP・代謝UP・血流UP!

「風邪をひきやすい」

「よく眠れない」

「肌荒れがひどい」

こんな症状に困っている人は、平熱が低いことが原因かもしれません。

健康な人の平熱は36度台ですが、日本人の平熱は年々低下しており、35度台が増加しているそうです。

番組で調査したところ、なんと4割の人が平熱が35度台という結果に。

イシハラクリニック副院長の石原新菜先生によると、平熱が低いとがんになる可能性も高くなるそうです。

平熱が低い⇒免疫力が下がる⇒がんになる危険性が高まる

という悪循環が生まれます。

石原先生の平熱は37度2分という高さでした。

平熱を上げれば、次のような効果期待できるそうです。

●免疫力UP⇒病気を予防

●代謝UP⇒やせる・美肌

●血流UP⇒肩こり改善・老化予防

秋津医院院長・秋津壽男先生によると、日本人はインナーマッスル・外の筋肉ともに減ってきているので、基礎代謝が下がり平熱が下がっているんじゃないかと言われているとのこと。

石原先生も以前は平熱が36度ジャストしかなかったそうですが、その頃は今より7㎏も太っていたそうです。

体温が上がって、体重も自然に落ちたとのこと。

体温が1度上がる⇒代謝が13%上がる

と言われており、平熱がアップすればダイエット効果も期待できるのです。

体温UP法を徹底検証!

坂下千里子さん(43歳)も平熱が低いことに悩んでいて、毎年風邪をひいてしまうそう。

坂下さんがやっている平熱UP法は、次の3つでした。

1.朝食にバナナとヨーグルト

2.外出時は大目に重ね着をする

3.食事にショウガを使う

番組ではこの方法で本当に体温がUPするのか、検証しました。

朝食にバナナとヨーグルトを食べると体温は?

坂下さんに実際にバナナとヨーグルトを食べてもらい、体温の変化をはかることに。その結果、次のような数値が出ました。

食べる直前 36度5分 ⇒ 食べた10分後 36度1分

なぜ体温が下がったのでしょう?

石原先生によると、ヨーグルトのように冷たいものを冬に食べると体は冷えてしまうそうです。

加えてバナナは南方の果物で、漢方の考え方では体を冷やす作用があると言われています。

このダブルの組み合わせで、体を冷やしてしまうとのこと。

暖かい地域の食べ物=体を冷やす

寒い地域の食べ物=体を温める

朝食で食べるなら、バナナを電子レンジで温めヨーグルト混ぜて人肌くらいの温度にするのがおすすめです。

ひめのともみクリニック院長・姫野友美先生によると、朝食にはたんぱく質を多く含む肉・魚・タマゴ・大豆製品がよいそうです。

ゆで卵納豆などたんぱく質を1品加えるだけで、その後の体温UPが期待できます。

石原先生のおすすめは、梅醤番茶です。

【梅醤番茶の作り方】

コップに梅干し1個・醤油大さじ1を入れ、しょうがの絞り汁を適量加えて、最後に熱い番茶を注ぐ

外出時に重ね着すると体温は?

坂下千里子さんの外出時の服装は、コート+厚手のニット+肌着2枚の合計4枚でした。

この状態で体温が上がるのか1時間ほど街ブラして検証したところ…

外出前 36度6分 ⇒ 外出後 36度4分

重ね着しすぎてしまうと、汗をかいてしまいます。

汗が乾くときに体の熱も奪ってしまうため、汗をかかない程度に着込むのが正解だそう。

●汗をかかない服装

●簡単に脱ぎ着しやすい服を着る(パーカー、カーディガンなど)

を心がけましょう。

石原先生のおすすめは、腹巻です。

おなかを温めると、内臓の動きがよくなり体温UPにつながります。

札幌禎心会病院の上山博康先生によると、免疫の8割が小腸で作られるので、おなかが冷えると免疫が落ちてしまうそうです。

脳の安定物質であるセロトニンもおなかで作られるので、冷えると精神が安定しなくなるので注意が必要です。

腹巻をするなら、右の上腹部(肝臓の部分)にカイロを貼ると、体が温まります。

そしがや大蔵クリニック院長・中山久德先生によると、体の中で熱を作っているのは筋肉と肝臓なので、肝臓をさらに温めることで全身に温かい血液を送ることができるそうです。

さらに肝臓の代謝がよくなると、悪酔い防止にもなります。

食事にショウガを使う

この検証には、平熱が低い板野友美さんも参加しました。

坂下千里子さんと一緒に豚のショウガ焼きを作ることに。

板野流ショウガ焼きは、大量の擦りおろしタマネギを入れるのがポイント。

甘みを追加して、豚肉も柔らかくなるそうです。

豚のショウガ焼きを食べて、体温チェックです。

<板野友美さん>食べる前 35度8分 ⇒ 食べた後 35度8分

<坂下千里子さん>食べる前 36度5分 ⇒ 食べた後 36度3分

体温を上げるどころか変わらない、または下がるという結果に。

石原先生によると、ショウガは血流をよくして体の中で熱をつくる作用がありますが、豚のショウガ焼きはショウガの効果を十分に引き出せないメニューだそうです。

ショウガに含まれるショウガオールは体を温める作用があり、加熱すると増加します。

ただし100度をはるかに超える高温で加熱すると、効果が弱まってしまいます。

ショウガの効果を引き出すには、高温になりすぎない味噌汁・スープ・鍋などの汁物に入れるのがポイント。

【ショウガでポカポカ味噌汁の作り方】

1.ショウガを皮付きのまますりおろす

<Point>ショウガの温め成分⇒皮の近くに多い

2.水を張った鍋にショウガを入れる

<Point>加熱する前の水に入れると、100度以下の状態で加熱時間が長くなり、ショウガオールが増える

3.沸騰した2に顆粒出汁を加え、インゲン豆・タマネギ・豆腐を入れる

(インゲン豆・豆腐には代謝を上げるビタミンB1・B2が豊富⇒体温UP)

4.最後に味噌を溶かせば、完成

具には体を温める効果のあるニンジン・大根のような根菜類もおすすめです。

この味噌汁を飲んだ後の結果は…

<板野友美さん>食べる前 35度8分 ⇒ 食べた後 36度

<坂下千里子さん>食べる前 36度3分 ⇒ 食べた後 36度5分

2人とも体がポカポカして、体温も上がりました。

秋津先生によると、豚のショウガ焼きも最初の揉みダレにはショウガを少し入れ、調理後に搾りたての追いショウガを追加すれば体温UP効果が期待できるそうです。

超簡単平熱アップ法!たった30秒のお尻シャワー

自治医科大学附属病院の鍼灸師・中野知儀先生のおすすめする超簡単平熱アップ法は、お尻シャワーです。

仙骨(お尻の上の方にある骨)にお湯を当てると、平熱がアップするそうです。

仙骨は骨盤の後ろ側にある逆三角形の骨で、体の中心で上半身と下半身をつないでいます。

仙骨を温めるとその刺激が自律神経に伝わって、血液の流れがよくなることが期待できます。

「では湯船につかれば良いのでは?」と思いますが、体を温めるには39度ぐらいのぬるま湯に20~30分長く入らないと効果は期待できないそうです。

毎日30秒お尻シャワーすることで、それと同じ効果が期待できるそうですよ!

【お尻シャワーのやり方】

1.お湯の温度は40~42℃に設定

2.シャワーをお尻から約10㎝離し、お尻の少し上を狙って仙骨に30秒あてるだけ

浴槽にお湯をためるのが面倒なときも、お尻シャワーなら短時間でポカポカ効果が期待できます。

平熱アップで美も健康もゲット!

平熱を上げることで、色々な健康効果や美容効果が期待できることがわかりました。

先生が教えてくれた平熱UP法で、美も健康も手に入れたいですね!

続いて紹介された『知らないと命を落とす危険な習慣』については、別のページでおさらいします↓

【主治医が見つかる診療所】(1月9日)2020年健康の新常識&日常に潜むキケン習慣②